2015年1月6日

1月のリトルアーティストは、、、Little Artist January project

1月のリトルアーティストは、私の帰省の都合で、第4週にさせて頂きます。

1月25日(日)9:30〜11:30 西地区公民館 第3講座室
「すすむおじさんを描こう」です。
持ち物:木炭、チョーク、などの、大きく描ける筆記用具。持っていたら、画板。

これが、「すすむおじさん」です。
今度のテーマは「Figure 人の体」です。

前に、子供に「人の描き方を、教えて」と言われました。
きっと、いろいろな姿を描いてみて、「難しいなあ」と感じてたのでしょう。

人を描くのは、非常に難しいです。
手も足も、顔も、体も、いろいろな方向に、
いろいろな動きがあるのをつかまないといけないのに、
少しでも狂っていると、目が慣れているので、「おかしい」と感じてしまう。

上達のためには、たくさん、見ながら、描く経験が必要なのですが、
なかなか、実際の人間を見ながら、絵を描く機会は、ないですよね。
だから、子供たちは、直立不動の正面をむいた人間を描き、そのまま、
お話を展開させるしかなく、「思ったように、描けない、、、」と感じてしまうのです。

一度、子供たちに、実際のモデルを使っての、「デッサン」を経験してもらって、
「動き」をつかんで欲しいな、と思いました。

デッサンの世界では、「プロの裸のモデルさん」がポーズをとってくれますが、
予算の都合と、子供には刺激が強すぎるので、
「素人の中年男性が、着衣で、なんとなくとる、ポーズ」を描く事になります。
顔だけ一生懸命描いていると、あっという間にポーズが変わってしまいます。
急いで、いろんな動きをおいかけて、描き続ける、という経験を通して
「大きく、動きを見る」経験をしてもらいたいな、と思います。

一度、コツをつかんだら、あとは、普段の生活で、家族や、通りがかりの人を、
あるいは、動物やペットも、描いて、練習できます。
私も、見たものを描いて、観察し続けています。

私は、動物を擬人化する事が多いですが、そのキャラクターを自然に動かして、
お話を展開させるためには、やはり、人間のような、自然な動きをさせる必要があります。アニメーションや、マンガも同じです。
ファッションデザイナーは、体の構造を理解した上で描くので、
ファッションイラストは、リアルな体型ではないものの、とても、
理にかなったものになります。

ということで、ちょっと「画学生気分」になって、
「チェンジ!」の号令で、ポーズを変えていく「おじさん」を、みんなで、
ワイワイ、描きましょう。

材料の関係上、予約をお願いします。
090−1294−8937
1800円(材料費・会場費こみ)

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