2017年12月18日

カンコロ後、原稿書く Writing after the trip

お芋、ゴロゴロ、洗います
はい、お嬢さんも、皮むき、ガンバレ!
ひとりでも、できた、カンコロ切り
大きな釜で茹でます。絶妙な、固さを見つけるのが、難しい
茹でたていも、おいしい!
そして、干し棚に並べます。
冬の五島は、北西の風が吹きすさぶ、厳しい気候です。

その厳しい気候が、カンコロ切りに向いているわけですが、
私としても、ナノカを連れて、朝からするその作業が、
どれほど、厳しいものなのか、想像して、かなり、ビビっていました。

、、、が、
もちろん、寒いのですが、大人数で一気にやる作業であり、
火を囲んでいることもあり、
また、食べ物を作る、という喜びもあり、で
決して、辛いものではありませんでした。

ナノカに至っては、相当、自信になったようで、
「また、やりたい!」と、意気込んでいます。

わたしは、今、締め切りに向かって、原稿を書いていますが、
(今回は、カンコロ切りではなく、教会のお話)
毎回、気持ちがいっぱいになり、 筆が進みません。
なにか、とても、重要なことを目にしているのだけど、
それが、何なのか、言葉にするのが、とても、難しくて、
もどかしく、感じます。

わたしは、これが仕事なので、言葉にして、文章にして、
伝えるのですが、もしかしたら、本当に、大切なことは、
言葉にならないのかもしれない、と、最近、(今さらですが)感じます。

それでも、
あの気持ちを、今起きている現状を、あの人の笑顔の訳を、
どうしたら、正確に伝わるのか、
ああでもない、こうでもない、と考えるわけです。

昨今、目にする書籍の中には、疑問を感じるものが、あります。
人を、感動させることを、テクニックとして、
やってしまってるのかな、と感じます。

でも、生きている人間をモデルにし、
生きている人に向けて送るものとして、
それは、したくない。

だから、たとえ、下手でも、不器用でも、
誠実に、一個ずつ、向き合って、言葉を紡ぎたい。
物語を作りたい。

小さな記事を書きながら、気づいた、自分の気持ちです。
地道な1年でしたが、そう思うと、
すばらしい1年だったのかな、と思いました。

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