2017年1月29日

ススムおじさんを描こう 2017 Little Artist "Drawing Susumu

今年も、フィギュアドローイングから始まった、リトルアーティスト。
初めての子も、2回目、3回目の子もいましたが、
みんな、四苦八苦しながらも、真剣に、
「見ること」「そのまま線を引くこと」に、取り組んだ2時間でした。
最初に、エゴンシーレ、ロートレック、ボナール、クリムト、マリノ・マリーニのドローイングを紹介
 3分、1分、30秒のドローイングにチャレンジします。最初は、ただ、描いてみて、バランスをとる難しさ、時間内に全体を見る難しさを感じてもらいます。その後、新聞の塊をつかって、体の全体の動きを捉えるアクティビティをして、
ぐるぐる、だけで描くこと3枚
塊に分けて、描くこと 3枚 
 そして、もう一度、同じように、ポーズを描くと、だんだん、全体のポーズを描けるようになっていきます。
難しいポーズをしっかり、描いています。
体の角度や、方向が、描けています。
小さなドローイングですが、しっかり、体のバランスと、重心が見れています。
 前半だけで24枚描いたので、ヘトヘトだったかと思いますが、その後、30分のロングポーズで、好きなように、一つの絵を仕上げました。
今年で、3回目。
フィギアを描いた後、周りとの関係を描いていきます。絵本のような、やさしい雰囲気に仕上がりました。
小1の女の子。初めてのフィギアドローイングです。角度が難しく、苦戦。
でも、紙の真ん中に、しっかりと描けました。
小一女の子。太い線が、堂々としています。
表情も、思わせぶりで、よく捉えられてます。本の水玉が、オシャレ。
年中の男の子。何度か、集中力が切れてしまうところ、がんばって、紙に向かう。
彫刻家のドローイングのように、塊感があります。楽しい色で描けました。
こちらは、色んな色で、勢いのあるドローイング。
なんて、楽しい色でしょう!今度、抽象画で、いっぱい、色で楽しみましょうね!
さて、2年越しの小五の女の子の作品。角度といい、表情といい、木炭の濃淡といい、成長を感じる作品でした。
年長さん男の子。正面から描くことになり、難しい角度に、全体のバランスをとるのを、苦労していましたが、色使いも、バランスもばっちりで、大きく仕上げられました。
全体のバランスを、どう取ったらいいか、ゆっくり、じっくり、最後まで、仕上げていました。
色の乗せ方が、やわらかで、非常にかっこいいです。エゴンシーレのタッチを意識しながら、自分らしく捉えた、力作です。
 毎年、定点観測にもなるし、年に一度、この訓練をすることで、
普段の絵の描き方のヒントにもなるし、楽しい半日でした。

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