お土産屋で、ナノカが、自分でお買い物することになった。
When Nanoka was 4 and half years old, she got the chance
to shop at the souvenir shop with her purse.
お財布には、600円弱。自由に選ばせる。in her purse, 580 yen. |
選んだものは、和布で作られた、猫のぬいぐるみ。She chose a cat doll. |
しかし、20円、足りない。足してあげるか、迷ったが、「20円足りないよ」と伝えると、2番目に欲しかった、猫の入れ物に変えた。But it is 20 yen over than what she had. We told her and she bought what she had wanted to buy as second choice. |
ナノカが、お金を初めて、自主的に使ったのは、ちょうど1年ほど前のことだ。
自分の財布(私のお古に、もらった小銭を貯めたもの)を持ち、
おみやげ屋さんで、自由に、買い物をすることになった。
親は、一切、口出しをせず、見守ることにしていた。
最初に「猫の人形」を買おうとしたところ、
20円ほど足りなかった。
私と相方は、20円を、足してあげるべきか、迷ったが、
(この話を姉にしたら、20円ぐらい、出してあげたらいいのに!
と言っていたので、よくある親の心理なのだと思う)
「20円足りない」と伝えて、見守っていると、
あきらめて、 2番目に欲しかった、猫の財布を買った。
その後、佐世保に戻ってきて、私が、カステラを買った後に、夕食の買い物をしようとすると、
「ママ、お金、そんなに使って、大丈夫?」
と本気で心配してきた。
お金が、足りない、買えないものがある、という体験が、
お金のシビアさを、一瞬にして、彼女に教えたんだな、と思った。
言葉で、「お金は大切にしないとダメだよ」「無駄遣いはダメ」
と言ったって、なかなか、実感できないもの。
体験が、一番、響くのだなと、親たちも、思い知った。
ナノカが、「お金って、魔法みたい」と言っていた。
子供には、それで、なんでも、好きなものが手に入るのだから、
魔法みたいなんだろう。
その強烈な「お金」というものの、扱いを、子供に委ねることに、迷いがあった。
いつ、どんな風に、触れさせていったら、いいのだろう?
迷っているうちに、触らせないまま、大きくなっていってしまう、
なんて事も、よく、ありそうだ。
大人になった今、見渡してみると、
同じ20万円の生活費があったとして、
それで、保険もかけ、習い事もさせ、遊んで、さらに貯金する家もあれば、
その、どれも、できずに、足りなくなってしまう家もある。
価値観は、それぞれだが、「十分」にするか、「不足」にするかは、
案外、「お金を、うまく、使う能力」が必要なのだと、感じる。
子供の貧困が問題になっている。
6人に1人が貧困だともいう。
「子供の貧困なんてものはない。親の貧困だ」と言っていた人がいたが、
日本全体(世界も)の収入が減って、格差も広がっている。
子供や、女性は、そういった社会の中で、弱者になりやすい。
お金を正しく使い、正しく生み出し、雄々しく生きていく力が、
最終的には、身を守るのではないだろうか。
そんな風に、ぼんやり考えていた、ある日、
ナノカが「お金を、増やしたい」と相談してきた。
ちょうど、作ったものを、売ってみたら?と助言してくれた友人もいて、
子供でも、「正当に増やす方法がある」ことを体験しても、いいのでは?
と考えたのだった。
ナノカファーストは、こんな風に、始まりました。
That was her first shopping experience.
At first, we were not sure if we added only 20 yen, but
we ended up just watching her.She gave up what she had wanted the best.
She learned she could not buy what she wanted
if she did not have enough money.
It taught her the lesson of the severeness of the money.
She asked me so much value of money after this.
Are you OK? Do we have enough money for that?
One day, Nanoka said, "money is like magic!"
She can get whatever she wanted with money, so
it looked like magic for kids.
However, it was not actually magic.
The power of money give so much impact for kids
then some parents are so afraid that they keep kids from money.
In Japan, the hidden poverty of kids are getting big problems.
1/6 of kids population are said to be suffering from poverty.
One writer said, "There are no kid poverty. It is Parent's poverty."
The economy was not like the before, and the disparity got bigger.
In that kind of society, kids and women tends to be the weak.
I got some chances to learn the kids poverty recently
and realized that they cannot solve the problems by themselves.
That was the responsibilities of the society
and also we give them the chances not to be "the weak in the future"
They need to know how to make money, and how to use in proper way.
When Nanoka asked me "How can I make money more?"
I thought that maybe kids can learn "money" in early stage.
That's how our business:Nanoka 1st, startes.
It is like game, education and experiment of me and daughter.
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