私がチケットを作りました。開くと、顔が変わる。I made ticket. Face change when open. |
2種目。うちは、このタイプじゃなかったので、原稿です。Another one. before the play |
一応、パタパタアニメになってます。After the play. |
「ないた赤鬼」の続編だそうです。たのしみ!We will see on Dec 13. |
全国にあるであろう「親子劇場」「こども劇場」と呼ばれるものの一つだ。
引っ越してきて、すぐに入った。
私自身が、「こども劇場」出身者だったからだ。
私の実家は、山を切り開いて、何千の家を建てた「新興住宅地」で、
自然の多く残った、のどかな場所ではあったが、
町育ちの母曰く「文化果てしところ」。
劇場はないし、図書館はないし、映画館はないし、コンサートホールもなかった。
それらは、全部、必死こいて、名古屋まで行かないといけなかったし、
その道のりは、子連れには、かなり厳しいものだった。
ということで、母は仲間と、図書館の代わりに、「なかよし文庫」を作り、
劇場やコンサートホール、映画館の代わりに、「親子劇場」に入った。
私は、2歳代から、これらの、親たちが運営する、文化の中で、育った。
時に、戦争をテーマにした映画だったり、
宮沢賢治の朗読劇(アングラ芝居系)だったり、
もちろん、ただ楽しい劇もいっぱいあったけれど、
子供が自分から、「観たい」とは言わないものも、含まれていた。
そうした環境の中で、幅広い、音や表現に触れて、
地方の、小さなコミュニティの中にいながら、
想像力を膨らませていったのだと思う。
今、自分が、親として、劇場に関わっていると、
劇団の人と話をすることもあるし、
子供達に楽しんでもらうために、工夫したり、と
ちょっとした舞台裏をのぞき込み、
さまざまな人生観に、触れることができる。
こうした小さな劇団の役者さんというのは、
演出も音響も人形作りも、すべて、自分たちでこなすことが多く、
全国の、小さな小さな町を、渡り歩きながら、
トラックで移動していたりする。
人の「エンターテイメントの原点」という感じがして、より感動する。
お金を払い、都市部まで出れば、
好きなエンターテイメントを見られるかもしれない。
でも、もともと、文化って、ただ消費するものではなく、
自分たちで作るものだったんじゃないか、と思えば、
自分たちで運営して、自分たちで選び、文化を支え、
文化の恩恵を受ける、という形も、失ってはいけないと思う。
ということで、絶賛、お仲間募集中です。
こんな、小難しいことを言ってる人は、いなくって、
なかよく、劇見たり、キャンプ行ったり、しています。
子供が、異年齢のグループの中で、楽しそうにしてるのが、
とても、ほほえましいです。
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