生まれて初めて、五右衛門風呂に入りました。First time to take direct boiling bathing. |
そもそも、借り物のマンション暮らしでは、創作活動にどうしても制限があるし、
自分のアトリエが欲しい、というのが一点。
子供が小さいうちに、もっと、体感のある生活がしたい、というのが
もう一点。
古い日本家屋の美しさを生かして、四季や色のある生活を、してみたい。
でも、快適さとは、お別れしないといけなくなるだろう。
資金も、それほどない。
自分たちで、かなり、手を使うことになるだろう。
でも、その試行錯誤の部分も、また、さらに創作に活かせばいいんじゃないか。
そうして、漠然と、考えていたところに、突然、
「もしかして、買うことになるかも」という話が、降ってわいた。
結局、立ち消えになってしまったが、にわかに、家族は、
そのことで、騒然とした。
最近、思うのは、いろいろな物が発達して、便利になったけど、
その便利さが、生きる力を、ダメにしてるのではないか、ということだ。
カーナビがあるから、道が覚えられない。
ふとした空き時間は、スマホでつぶしてしまえるので、本を読まなくなった。
子供の頃から、その習慣どっぷりだと、本を読むこと自体、難しくなる。
毎日、快適な温度設定で暮らしていて、移動も車なので、
上着を着て、気温に合わせることもない。すると、少しでも
暑い、寒い、場所に出かけるのが、億劫になる。
なんでも、100均で手に入るので、手作りしたり、
物を大切にするのも、そう言って、しつける事も、しなくてよくなった。
などなど。
発達したものが、もたらしてくれた、恩恵は多く、
もう、無視できない。
でも、そのことで、「これがないと、ムリ」みたいな事が増えて、
かえって、不自由にも感じることも。
あまり、健康にも、環境によろしくない、習慣も多かったりするのだ。
もちろん、朝一番に、井戸から、水を汲んで、運んで、
炊事仕事をするなんて、とても、できないけれど、
すこしなら、快適さを捨てることも、逆に、バランスが取れるのでは、
と感じる。
家探しは、振り出しに戻ってしまったけれど、
一家は、乗り気になってしまい、
相方は、住まいの本を山積みにし、大工道具を購入。
大きな変化は、こわくもあるけれど、人生は一度限り。
なるべく、思ったことを、実践できるよう、生きていきたいと思う。
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