2014年12月17日

色を混ぜて、赤を作ろう Making original red by mixing

一口に、赤と言っても、いろんな赤がある。絵の具の同じチューブから、出したままじゃ、違いが出ないよね。We say "red" but there are thousands of different red. It is impossible to make difference from one same "red" paint.
ナノカは、トマトの赤にチャレンジ。Nanoka is trying to make "tomato red"
しゅいろ、あか、を中心に、白、黄色、黄緑なんかを、まぜて、四角を塗っていく。mix red with yellow, white pale green etc and making charts.
私も参戦。こうして、窓で切り取った場所の色を作って、並べる。I also made the sample. Starting with "post red"
分解した色の、レシピ集。and "apple red" "leaf red" and "seed red"
悪天候のため、ナノカは、今日も、登園拒否。しかたなく、週末のリトルアーティストの準備を一緒にする事にした。
「絵を描く」というのは、まず第一に、「見ること」だ。
子供たちを見ていて(大人も大半は、そうなのだが)、思うのは、何かを手にした時に、色の固定観念に、縛られている、ということ。
前回、静物画ということで、くだものを描いたが、「りんご」を見ると、もう、一気に、赤い絵の具のチューブから、ぐにょ〜っと出して、色を塗っていってしまった。白黒の墨で描いていた時には、少し、見え始めていた「トーン」も、その赤一色で塗りつぶしまうと、何も見えなくなってしまう。
そこで、今回は、「色の違い」を「見る」経験をしてもらう事にした。
実際に、チューブから出したあかに、少しずつ、違う色を足して、並べてもらう。どれが、「りんごの赤」にちかくて、どれが「ポストの赤」に近いだろう?
ちなみに、今回も、ナノカにやらせてみた。混色して、並べる事はできたし、少なくても、「色をまぜると、いろんなのが、できるなあ」ぐらいは、感じられたようだ。
もちろん、子供たちは、色を混ぜた事はあると思うが、いつも、その時その時の思いつきで混ぜている事が多いだろう。体系立てて、並べてみると、白を混ぜると薄くなる、反対色を混ぜると濃くなる、など、色の性質がわかって、今後、色をコントロールしていくヒントになると思う。それに、同系色のパレットは、ただ、並べるだけでも、標本のようで、とても、きれい。なんか、感じ取ってもらえたら、うれしい。
今回は、やや勉強っぽいので、前半に、このレシピパレットをやったら、後半は、クリスマスカードを一緒に作ろうかな、と思っている。

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