2020年11月17日

ビクトリ Winning bird

 

誕生日にもらった、引換券と、今朝、引き換えられた、名刺入れ

デザイン案
金曜日、学校から直接、アルカス演劇サークルのリハへ。20時終了。

土日は、朝10時集合の、17時解散。3公演(10分ぐらい)のために、3リハ、1日待機。

クッタクタの週末だったけど、「好きなことをする!」という大人に混ざり、好きなことをするって、貴重な体験。どんどん、自信が出てきたナノカの表情や動きを、客席から、見せてもらった。

真剣に遊ぶ大人の世界だから、緊張感はある。子どもとはいえ、与えられた役割に応えないと、舞台は成り立たない。でも、一緒にやっていく仲間として、受け入れてももらえる。

ナノカは、演劇が大好きだけど、ミュージカル女優になりたい、と言ったことはない。「やってみたい!」の延長線上に、ドキドキする世界があって、そこに身を置きたい、という、シンプルな気持ちだけだ。

最近、「まなぶ」て何だろう、とも考える。(考えてばっかり)

私自身は、ナノカに対して、不安を感じたことはない。本を読み、調べ物が好き。想像力旺盛。会話の機転もきく。このまま、のびやかに育っていったら、じゅうぶん、幸せに生きていくだけの要素を持っていると思う。彼女の人間としての力を、信じられる。

でも、試験を受けたら、学業的には、一般的な平均値を達成できないかもしれない。それで、社会は回っているから、結局すべては、そこに行き着かなきゃいけない?

「まなぶ」が、自分の世界を拡げていくことなら、人がまなべる場は、それぞれ違っているだろう。大きなクラスを相手に、「さあ、みんなで学芸会に向けて、劇をやります!」と言っても、半分ぐらいの子は、「たるーい」「はずかしーい」となるかもしれない。大人数で、いっせいにまなぶことには限界があるだろうな、と思った。

多くをまなんだ週末。クッタクタだったが、朝起きると、約束していた名刺入れを作ってくれた。もう回復している。よく遊び、よくまなべ。

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