2020年11月7日

オンライン「バッジ」Online Artist "budge"

 先日、オンラインで制作した、ハロウィンのいきものバッジです。

今回は、とにかく自由に、楽しく、作りました。

6つ目の鬼。表の色ではなく、裏地のベージュにこだわって、作りました。「こわい」ものが作りたかったので、大成功ですね。スケッチが秀作で、熱中して描いていました。これが作りたい、表現したい、との熱意があふれ、それが実践できた今回のプロジェクト。見ていて、うれしかったです。

こちらは、ウサギちゃん。顔の部分を小さく切り抜いて仕上げて、満足。それで、終了かな?と思っていたら、紫のベースに貼り付けて、ウサギの世界を拡げてくれました。体の部分を、こんな風に2枚の横線で表現するなんて、オシャレですね。黄色も活きています。

こちらは、親子で参加。「ツリーキャット」と「とんでる羊」です。一つ一つの手仕事が、ものすごく丁寧で、そのおかげで、仕上がりが商品サンプルのように美しく出来上がりました。デザインも、シンプルで無駄がなく、それがユーモアを引き立たせています。ママさんのは、これまた、個性的で、見たことない作品になりました。大人でこの感性は、素晴らしい!2つは、色使いとモジャモジャ遣いに共通点があって、シリーズみたいですね。

始まる前から、始めていた、顔のバッジ。イタヅラ好きのいいヤツ感があふれる、楽しいものができました。こんな風に、材料に触発されて、勢いよく制作できるのは、ステキですね。こうした直感でできたものって、一番、しっくり来るのかも。そのままつけて、お散歩に行ってくれたそうです。服にもピッタリの色ですね。

鳥さんバッジ。年長の女の子が、ほぼ一人で仕上げました。(ママさんは、赤ちゃんと下の子のお世話で忙しかったので)緑という色を選び、とてもバランスのとれた大きさ、形に切り取り、装飾も、たくさんつけたくなる所を抑えて、作りました。自分の思った世界を、自分の手で作り出せるというのは、すごいことですよね。

こちらは、2歳の女の子の作品。お姉ちゃん、お母さんの手伝いはあったものの、直感で、バンバン貼っていく姿は、圧巻でした。1年前の赤ちゃんの頃を知っている私は、「おおー。こんなものが作れるように!」と感動しました。あっけらかんとした明るさがあって、小さい子の造形物は、なんとも味わいがありますよね。   




 娘と造形をしながら、生活してきましたが、その中で思うのは、体の発達と表現のバランスです。たとえば、1歳前後の頃、ナノカは色のペンを使って、大きな紙に絵を描いていました。筆圧が足りないので、鉛筆類が使えるようになったのは、かなり後になります。ハサミも、最初は切り裂くように使っていたハサミが、段々と、形を切り抜けるようになり、複雑な形を切ったり、硬いものを切ったりできるようになっていきました。 そういう意味で、その時々で、自由に使える道具や画材に出会い、自由に表現ができて、「楽しい!」と出会うことは、とても、大切だな、と思います。 「紙」は、子どもの力で、十分に加工ができて、自由自在に表現ができる画材です。今回は、その紙を中心にバッジを作ったのですが、子ども達が、自分の手で、自由に表現する喜びにあふれた笑顔が見れて、とても、うれしい時間となりました。 
  

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