2019年7月5日

大量のフトン Thousands of Futon

ここ数日、ナノカが、縫い物にはまっている。
She was sewing Futons
Her doll and Futons
more Futons,,,
家に帰ってくると、机に向かって、ずっと縫い続け、
私が、折々に、買い与えていた、布を、
全部、布団にしている。

私は、布フェチで、布を見るのが好き。
そして、見ると、買いたくなる。
横にいる、ナノカがずるいと言う。
1枚だけ、ナノカも買う。

という具合に、少しずつコレクションされてきた
「ナノカの布」が、すべて、布団になるのは、いささか、悲しい。
しかし、これは、ナノカのものである以上、彼女の自由だ。

それにしても、
「裁縫箱を出し、針に糸を通し、
布を選び、切り、縫って、自分の思ったものを作る」
が、一人でできる(見ないで、来ないで、口出さんで、と言われた)
ようになったんだなあと、しみじみ思った。

思えば、最初に、針と糸を、触らせた時は、
5刺しで、30分ぐらいかかって、
指は刺すし、すぐ、疲れちゃうしで、
手がかかり、二人でげんなり。

それからも、折にふれ、親しませてきたけど
ようやく、私の手を離れて、
自由に、製作できるようになったんだなあ、と感慨深い。

私は、洋服屋の孫だったので、ハギレの落ちている家に預けられ、
それを、小さな頃から、おもちゃにして、針と糸も、相当早くから
扱っていた。
ハギレは、布団になり、人形の服になり、髪飾りになり、
包み、中身を入れ膨らませ、切り刻み、折りたたみ、、、
そうやって、いろんなものの構造も、知っていったと思う。

大量の、「訳のわからない」産物を作りながら、
子どもは、自分のイメージを、具現化する方法を模索する。
だから、自由に道具を扱えるように、してやりたかった。

読み聞かせ→自分で読書
もそうだが、小さい時に、手ほどきしてやると、
道具も、習慣も、自分のものとなり、
それから、後は、ひとりで、やっていく。

あと、どれぐらい、フトンを作るつもりだろう、、、
ちなみに、気前のいい子なので、欲しがる人には、
ばんばん、フトンをプレゼントしてるみたいだ。
フトン、みんな、欲しいもんでしょうかね?

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