耳をすませば、を借りてきた。We watched Whisper of the Heart. |
あまずっぱいシーンに、ナノカの反応が気になる。It was such a sweet first love story. I felt it was too early for Nanoka. |
思春期のあれやこれやを、ただ、凝視するナノカ。She kept quiet watching. |
内容は理解できたけど、甘酸っぱさは、よく、わかってませんでした。She seemed to understand the story, but did not get the feeling of bitter-sweetness of young lovers. OK, she is still kid! |
シンデレラの絵本を、くり返し、読み続けるナノカ。
バレンタインは、自分で、あげる相手を決めて、
だれそれが好きだとか、かっこいいとか、
女子女子した話が多いので、ませてると言われること多し。
パパが、耳をすませば、を見るというので、
「早すぎないですか」と思った。
告白とか、「ずっと、気になってたんだ」とか、
「つきあってるヤツとか、いるの?」とか、
年長児に、どうなのさ。
さわがしい母を横目に、
淡々と見る娘。
そして、気づきました。
まだまだ、子どもなんだって(当たり前か)
私にしてみれば、中学生が、
朝日を、「お前に見せたかった」
「いつか、結婚してくれるか?」とかは、
キャーっという感じだが、
ナノカは、「けっこんしてくれ、だって」と、普通に報告。
「ゾロリ、宝くじ、あたったんだって」ぐらいの反応。
なんか、ホッとした。
なんで、この映画が、こうも甘ずっぱいのかといえば、
「ちょうど、これぐらい」が、リアルだからかと思う。
主人公の家庭環境(共働き、団地住まい、2段ベットを大学生姉と共有)
状況(本が好きなだけの、普通の女の子)
特別ではないけど、その一人一人にとっては、特別な時間。
その、日常の中で、「特別になれた」瞬間を切り抜かれると、
ドキドキしてしまうのだ。
丘の街の風景も、佐世保人には、なじみ深い。
本がひたすら好きな少女、になるであろうナノカは、
きっと、こんな感じに、なるのかな。
大学院に戻って論文を書いている母親と
協力する家族ってのも、庶民だけど、かがやいていて、
きっと、日本中で、こんな風に、がんばってる家族がいるんだろうな、
と、勇気を感じる。
本当は、どの家庭も、どの子も、主人公になれる。
そのことを、忘れないで、生きていきたい。
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