活字中毒ナノカ。読書中は、返事なし。Nanoka devoted on books and never answered. |
パパ「今日、落語観てから、海に行こうか」ナノカ「え、何?」Daddy said, "Shall we go to Rakugo talk show and then go to beach?" and Nanoka suddenly joined to the conversation. |
ナノカのおしゃべりが、あまりに、すごくて、
相手をするのが、しんどかった5歳前後の頃、
「そうだ、落語を、教え込んで、ずっと、一人でしゃべり続けさせておけばいいのでは」
と思いついた。
周りに、たずねてみると、佐世保市内には、子供達に落語を教えてくれる
「かっちぇってえ 落語会」なるものが、存在しているらしい。
手はじめてに、ナノカに落語テープを聞かせてみると、「ちりとてちん」など、
うれしそうに聞いている。いける!
ところが、その後、ちょっとこわい落語に出会ってしまい、一気に、こわがるように。
そして、1年ほどが経った。
図書館でカードの贈呈式に参加すると、館長さんが「落語会もよろしく」と
宣伝していた。聞き逃さないナノカ。
「落語、行く」と言う。
私から勧められると、警戒するが、
自分で得た情報への感度はいい。
行ってみると、小学生4年生が一番下で、上は高校生。
全員、すばらしかった。
ということで、「ナノカ、できない。」
まあね。
話すだけで、人を楽しませるという、すばらしい技。
これを、こどものうちに経験できるなんて、どれほど、財産になるだろう。
いつか、ナノカにも、参加してほしいなあ。
そして、ナノちゃんのしゃべりのエネルギーを、どっかに持って行ってほしい。
という、母のたくらみは、まだ、終わってないのだった。
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