2014年11月25日

Persimmon 柿、描き描き

毎年、干し柿を吊るす。秋の実りのオレンジ色が並んでいるのを見ると、幸せな気持ちになる。
渋柿。Persimmon for the dried fruits.
今年は、柿が豊作だとのこと。先週、第一弾を干したが、昨日、19個入り200円の袋を見つけて、さらに、追加することに。
夜、テーブルに並べて、皮を剥き始めると、ナノカが、「柿の絵を描く」と、言い出した。クレパスを出してやると、熱中して、4枚も仕上げた。
Nanoka's 4 drawings of persimmons.
一枚目は、いつもの通り、顔をつけた後、熱心に背景を黒に塗りつぶしていく(左上)。2枚目(左下)は、へた、だけがついたシンプルな柿を、また、背景を塗りつぶす。どうやら、影を描いているらしい。
先週のリトルアーティスト当日、ナノカは、まったく制作に参加せず、自由に、遊んでいた。なので、私が、生徒さんに影の話をしていても、全く、聞いている様子もなかった。が、これだけ、影ばっかり描いているってことは、多分、聞いていたんだな、と思った。まったく、興味なさそうだったのに、こどもって、わからない。
「影は、光の側にあると、黒に見えるけど、黒って決まってる訳じゃないんだよ」と声をかけると、今度は、茶色になり(柿は緑になってしまった)、さらに、青で最後の一枚を仕上げた。こんなに、しっかり塗りつぶしてるのを、今まで見た事がない。お姉さん達の絵を見て、なにか感じる所があったのだろう(その日にするのではなく、あたためておいて、1週間後に、実行する所が、彼女らしい)
柿自体は、だんだん、シンプルになり、最後は長方形になってしまったが、たしかに、丸い柿に比べて、この筆柿は、四角っぽいかな。言われないと、だれも、柿の絵だとはわからないけど、厚みのある塗り込みが、新鮮。また、一歩、絵も成長。
Nanoka draw the background so hard. I did not say anything but watching them and noticed that she was drawing the shadow. 
In the last art class, we draw the fruit and I explained the shadow to the kids. Nanoka seemed not to listened to it at all. But probably she did.
She was devoted so hard to finish them. I felt her drawings developed a little bit again with another aspect of viewing.

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