日本の幼児美術教育では、「小ぎれいに完成させて、飾る」ことを目的にしてしまいがち。でも、この時期のアート体験は、「ものの見方や感じ方への刺激」が大切。それは、アーティストに必要な体験というよりは、頭の柔軟さを育てるものだ。
例えば、「点がつながって、線になり、線がつながって、面になる。面が重なると、立体になる」という数学的な概念があるが、アートなら、それを肌で感じとれる。レオナルドダヴィンチのような、アーティストが、優れた科学者や発明家だったように、アート体験は、いろんな分野につながる、大きな大きな可能性を育てているのだと思う。
リトルアーティストでは、いろんな視点を、一個ずつ、体験して行くように、プログラムを組みたいと思っている。
In Japan, art education is tend to be "letting them make nice piece and decorate at the wall of the school room." But it is the most important for the kids to experience new way of thinking, seeing and feeling. It is not only for being artist in the future, but also being any kind of study-it is more about understanding the abstract thought by visual.
In my class, I want to introduce new vision in each projects.
11月 「収穫祭!おいしそうな、秋の実りを描こう」
テーマ:Tone 影と光、トーンを学ぶ
12月 「クリスマス対抗 みどり組VSあか組」
テーマ:color 微妙な色味の違いを感じる
1月 「すすむおじさんを描こう!」
テーマ:figure 人の動きを大きく、つかむ
今日は、来週末の「収穫祭」の試作をした。
November "Harvest. Draw the fruitful fruit and nuts" to study Tone
December "Green vs Red" to study color
January "Draw Susumu-san" to study figure
Today we tried to make sample for next week project.
まずは、枝を集めて来た。Pick the brunches. |
筆記用具ではない道具で、「カボチャ」を描く。トーンのない線だけの世界。しかし、カボチャのはずが、顔が、、、Draw the pumpkin,,,but she draw the face on it |
お、こっちは、カボチャっぽいか?Next, pumpkin? |
結局、全部、顔がついちゃいました。Then put the face on it, too. |
本当は、こういう風になる予定だったんですが、、、It was supposed to be like this. |
次は、スポンジと、うすめたインク=線の描けない道具で、描いてみる。Next we use sponge to draw. |
カボチャ、、、ではなく、スポンジの丸に夢中になってしまう。draw the pumpkin, but she devoted to use round shape of the sponge. |
「お月さま♡」だそうです、、、She said, moons. |
こんなの描いてもらおうと思ったんだけど、、、 It was supposed to be like this. |
こういうものを描いて欲しかったけど、This project's purpose is this, but |
3歳児は、こうなっちゃう事がわかりました。3 years old did these. |
りんごは、光の当たり方によって、上と下と真ん中で、まったく違ったトーンになる。そのトーンの違いは、線では描けない。線でものを捉えがちなこども達に、線を使えない道具で描いてもらって、りんごの表面を、徹底的に見る時間を過ごして欲しい。この道具では、うまく描く事はできないと思うが、必死で試行錯誤するうちに、トーンの存在は、理解できるだろう。
小学生には、静物をじーっと見る体験をして欲しいが、3歳児は、どうやら、静物を描く事自体に問題が。未就学児には、線しか描けない道具、線が描けない道具、の二つを楽しんで、トーンに触れてもらえれば、十分かな、と思う。
その後、世界中の静物画を紹介して、自由に、描いてもらう予定。
Through this project, kids would see much of the surface of the object. Using two different drawing tool-one which only draw the line and one which cannot draw any line, they would experience the tones.
I want to introduce still life all over the world, new and old.
0 件のコメント:
コメントを投稿