金曜日、保育園の帰りに図書館に寄った。自宅に、絵本がたくさんあり、今のところ読みきかせには、ことかかないが、「本を自分で選ぶ」という体験もそろそろいいかな、と思ったのだ。私自身も、毎週土曜日に、母親達が運営していた文庫に通い始めたのは、2歳からだった。
佐世保市図書館の児童書コーナーには、床個室みたいなものがあり、そこで座って絵本が読める。2冊程、絵本を運び込み、読んでやると、調子にのって次々と絵本を運んできて、読まされた。途中からは、運んでくる事が主になって、あまり聞いてなかった。
最後に、私は絵本を4冊選び、ナノカはアンパンマンの英語となぞなぞの児童書2冊を借りた。はっきり言って、ナノカの選んだ児童書は、読めそうもなかったが、とにかく、「自分で選んだものを、借りる」という事が目的だったので(そして、本人が、「借りる、借りる」と言って、先に並んでしまったので)、彼女の選択を尊重した。(この絵本に関しては、ナノカが創作で読んでいて、かなり笑える画像がある)
私が選んだ本のうち2冊は、いずれも「ベッドタイム」や「闇」をテーマにしたものだ。ひとつは、センダックの「かいじゅうたちのいるところ」、もうひとつは、 レモニースニケットという作家の「くらやみ、こわいよ」。たまたま、仕事で「子供のベッドタイム」について扱ったので、読みたくなって、借りてみた。
が、家に帰ってきて「失敗したな」と思った。「かいじゅうたちのいるところ」は、私が料理している間に、カバンの中に入ってるのを見つけて、「これ、こわい。いやだ」と、部屋にあるのも嫌がった。「パパに返してきてもらうから、大丈夫」と玄関に隠すまで、泣いていた。
寝る時に「くらやみ、こわいよ」を手に取ったが、読み始めから、「あ、これは、ヤバいな」と感じ、極力明るい声で読むようにした。「くらやみ」自体が、主人公に語りかけてくるという、観念的なすばらしい作品で、しばらく引き込まれていたが、「子供の恐怖心を、的確に描いている」がゆえだろう、真ん中で耐えきれなくなり、「もういい。いやだ」と終了した。
ナノカは、かなりの怖がりだ。数ヶ月に一度、人形劇を見に行くが、先日は、キツネとウサギの人形ですら、こわがっていた。感情を持って、怒ったり、やりあったりしてる様子が、ダメだったようだ。これだけ怖がりだと、最初の5分で退出、という残念な事も多い。ロビーで、ナノカを抱っこしている様子を見て、「こわいって、いう事は、感受性があるってことだし、理解できてるってことだから、すばらしいのよ」とスタッフさんは慰めてくれたが、このまま、いつまでも見れないのかなあ、とがっかりもする事もしばしばだ。
しかし、「こわい」も感じる心、成長のあかし、はそうだな、と思う。絵本や劇は、人の作った物、表現だ。実際の闇や、状況ではないので、ある程度、ものがたりに入り込み、想像する力がないと、置いてけぼりをくって、コワイという気持ちはわかない。物語を理解するぐらい成長した、という事なのだ。
次の日、「くらやみ、こわい」を、やっぱり読んでくれ、という。そして、今度は最後まで聞く事ができ、さらに続けて、3回も読まされた。「こわかった」分だけ、印象深く、共感できたのだろうか。また、夜になって、相方が帰ってくると、「3人で読む」と言って、「かいじゅうたちがいるところ」を所望した。家族で読めば、こわくないと思ったのだろうか(とすると、相方は家族を守る父として、ちゃんと見られているのだろうか)。集中して、最後まで聞いていた。恐怖も、悲しみも、このぐらいになると、共感することができるようだ。ということは、2歳は2歳なり、恐怖も、悲しみも体験しているのだろう。これから、様々な、もっと複雑な感情や体験をともなう物語が、ナノカの心に寄り添って、一緒に成長していく。物語とのつき合いは、非常に個人的な体験。ナノカにも、その「物語とのつき合い」の旅が始まったのだなあ、と思った。
Last Friday, I brought Nanoka to the city library after the school. We had enough picture book to read to her at home, but I felt it would be good experience for her to start to choose what to read by herself. I started to go to the library at two, too.
I chose 4 picture books including two bed time stories, "Where the wild things are" and "I am scared of the darkness" since I talked about the bedtime story in my essay job. Nanoka chose two Anpanman(famous TV character) chapter books. I doubt it that she would understand them, but anyway the point this visit was to let her choose books, so I respected her choice.
My choice was not good, I soon found. First, she found "Where the wild things are" in my bag, and brought me, "It is scarely." I had to hide it since she was crying she was even scared if the book is in the room. I read "I am scared of the darkness" at the bed, and it was masterpiece about the child's typical fear about darkness, but of course, Nanoka was scared on the way. We had to stop reading.
Nanoka is quite sissy. We were the member of puppet club and we went to the puppet show once in a few months, but recently, she was scared and started to cry 5 minutes after the show started. It was very pity and I tried to encourage her to watch, but we only could see the show(it is animals friendship story. Not scarely at all) from far in the next room. The elder member said to me, "To fear the show means she understood and feel. It is very good thing." but I just felt sad when she denied the show...
But they might be right. It is evidence that she now understand the stories. Book and the show are all "what people made" and it is not real. If she can feel the fear from them, it meant she can understand the story. It is development of her.
On Saturday, Nanoka asked me to read "I am scared of the darkness" again. I read through and she asked me three more times. It is impressionable since it shows her fear very well? Also at that night, she asked us to read "Where the wild things are" together(she thought daddy is reliable in a fear?). This time, she could enjoy through.
She now can understand the fear in the story. She can sympathy the story. Two years old already experienced fear and sorrow. I was amazed what is going on in her brain. She would grow with more complicated fear and sorrow stories. Her travel of the life with story has just started.
2013年7月30日
2013年7月24日
Growing 成長してます
ゴールデンウィーク。むっちむち。2 and half month ago. |
先週の日曜日。すっかり、女児っていうのになっている、、、Last Sunday. |
2013年7月23日
Fashion! おしゃれについて
家計に余裕がないわが家。食費を削れないので、服飾費を削っている。ナノカの洋服は、必要な下着類と、持っていない物を必要最低限、買い足す程度で、あとは、お下がり、もらいもの、セカンドハンド、である(それらがオシャレなものが多いので、助かっている)。
私の幼少期、住宅ローンのせいで、母も同じような経済状況だったのだろう。既製品の新品を買う事はほとんどなく、「子供は、オシャレしなくていいの」が口癖で、洒落っ気に対して、いつも否定的だった。結果、私と姉は「おしゃれは、いけないものだ」と思わされていて、さらに、思春期になると反発してみたり、ファッションに対して、前向きになれなくなったり、、、あまり、よい影響だったとは思えない。
実際は、母の実家は洋服の仕立て屋だったので、母は器用に、手作りの洋服を仕立て、私達に着せていた。昔の写真を見ると、結構かわいい(今から見ると)服を着せてもらっている。つまり、みすぼらしい格好をさせられた事はないのに、「オシャレしなくていい」という言葉だけが、私と姉の心にひっかかってしまったのだ。
ナノカには、堂々と、オシャレな女の子になって欲しい。と言っても、お金をファッションにガンガンかけるとか、そういう事ではなく、自分の表現の一部として、自然体で堂々としていて欲しい。生まれる前から思ってたのは、「パリジェンヌ(笑)」だ。
自分の経験から思う事は、女の子を育てる上で、気をつけなくていけないのは、服にお金をかけてあげられない事ではなく、女の子独特の「おしゃま」な「おしゃれ心」を否定しちゃいけないんだ、という事。ナノカは、すでに、服に対しても好みがあるし、私が髪を結べば、自分も結んで欲しがるし、装飾品をつけたがる。そうした気持ちは大切にしてあげたい。アクセサリーを手作りしてあげたり、ハンカチを引っぱり出して、体に巻き付けるのとかも、好きにさせている。お金をかけてあげられない部分は、手間と工夫で補ってあげられるものは、してあげたい、と思う。もしかしたら、この「おしゃまな心」が、世界的デザイナーを生み出すかもしれないじゃない?
We cannot spend much money on fashion because of our economic condition. I did not buy much staff for Nanoka except underwear and something necessary. She wore somebody's worn clothing, somebody's presents, and second hand clothing.
Probably my parents had similar economics since they bought a house when I was a little. My mom bought almost no new ready-made clothing and kept saying, "kids don't need to care fashion." That made my sister and me to think it sin to wish to be fashionable. Then we felt complex about fashion in teenager.
In fact, my mom was raised at the tailor family and she was very good at making any kinds of dress-then she handmade dress for us. We were even fashionable than other kids in old photos. So my mom words just put girls' motivation down for no reasons. It was very pity, I felt.
I am now thinking it more important to respect the girl's nature that they want to be fashionable. Nanoka cannot wear expensive dress(it is maybe not necessary), but still she can feel comfortable about what to wear and have confident and opinion about fashion in the future. If I can help her with my effort and idea, I am happy to do that. It can possibly make her to be international big designer?!
私の幼少期、住宅ローンのせいで、母も同じような経済状況だったのだろう。既製品の新品を買う事はほとんどなく、「子供は、オシャレしなくていいの」が口癖で、洒落っ気に対して、いつも否定的だった。結果、私と姉は「おしゃれは、いけないものだ」と思わされていて、さらに、思春期になると反発してみたり、ファッションに対して、前向きになれなくなったり、、、あまり、よい影響だったとは思えない。
実際は、母の実家は洋服の仕立て屋だったので、母は器用に、手作りの洋服を仕立て、私達に着せていた。昔の写真を見ると、結構かわいい(今から見ると)服を着せてもらっている。つまり、みすぼらしい格好をさせられた事はないのに、「オシャレしなくていい」という言葉だけが、私と姉の心にひっかかってしまったのだ。
ナノカには、堂々と、オシャレな女の子になって欲しい。と言っても、お金をファッションにガンガンかけるとか、そういう事ではなく、自分の表現の一部として、自然体で堂々としていて欲しい。生まれる前から思ってたのは、「パリジェンヌ(笑)」だ。
自分の経験から思う事は、女の子を育てる上で、気をつけなくていけないのは、服にお金をかけてあげられない事ではなく、女の子独特の「おしゃま」な「おしゃれ心」を否定しちゃいけないんだ、という事。ナノカは、すでに、服に対しても好みがあるし、私が髪を結べば、自分も結んで欲しがるし、装飾品をつけたがる。そうした気持ちは大切にしてあげたい。アクセサリーを手作りしてあげたり、ハンカチを引っぱり出して、体に巻き付けるのとかも、好きにさせている。お金をかけてあげられない部分は、手間と工夫で補ってあげられるものは、してあげたい、と思う。もしかしたら、この「おしゃまな心」が、世界的デザイナーを生み出すかもしれないじゃない?
We cannot spend much money on fashion because of our economic condition. I did not buy much staff for Nanoka except underwear and something necessary. She wore somebody's worn clothing, somebody's presents, and second hand clothing.
Probably my parents had similar economics since they bought a house when I was a little. My mom bought almost no new ready-made clothing and kept saying, "kids don't need to care fashion." That made my sister and me to think it sin to wish to be fashionable. Then we felt complex about fashion in teenager.
In fact, my mom was raised at the tailor family and she was very good at making any kinds of dress-then she handmade dress for us. We were even fashionable than other kids in old photos. So my mom words just put girls' motivation down for no reasons. It was very pity, I felt.
I am now thinking it more important to respect the girl's nature that they want to be fashionable. Nanoka cannot wear expensive dress(it is maybe not necessary), but still she can feel comfortable about what to wear and have confident and opinion about fashion in the future. If I can help her with my effort and idea, I am happy to do that. It can possibly make her to be international big designer?!
Her first fashion show? She pulled handkerchief from the chest and wore them.引き出しから引っ張り出した、一枚のハンカチを、お洋服、ぼうし、スカート、にする。初のファッションショー? |
My handmade Nanoka's accessories.何個かアクセサリーを手作り。 |
Comb for birthday.誕生日用のコーム。 |
Her first bracelet. Happy to wear.マイブレスレット。とうとう手に入れたわ! |
2013年7月22日
Economics 2 お金教育 2
先日、せっかく作った紙幣を使い、軽い気持ちでやってみた「お買い物ごっこ」。ナノカは、私に言われるがままに、お金をやり取りして、キツネをつままれたような顔をしていた。「買い物らしき」ことができて、最後にきれいな「ビーズ」を手に入れ、なんとなく楽しかったけど、理解してるようには見えなかったし、それほど執着してるようでもなかった。
ところが、土曜日に二人でいると、「あっち(私の仕事部屋)で、お買い物がしたい」とはっきり言う。
We did shopping game together last week. I did it without no deep considerations, but actually it might be big issue that to teach about money to the kids.
ふと、気になって調べてみると、お金の教育って、なかなか大きなテーマらしい。お小遣いをいつから、いくら渡して、どう管理させるか、、、等もその1つ。確かに、浪費癖や、借金癖、などは、人生を狂わせてしまう訳で、、、きちんとした金銭感覚を身につけさせる事は、子供を育てていく上で、重たいテーマだなあ、とちょっと、考えてしまった。いずれにしても、まだ早いことなのだけど、ちょこっとずつ、親も勉強しておかないといけないのかも。
ところが、土曜日に二人でいると、「あっち(私の仕事部屋)で、お買い物がしたい」とはっきり言う。
We did shopping game together last week. I did it without no deep considerations, but actually it might be big issue that to teach about money to the kids.
ふと、気になって調べてみると、お金の教育って、なかなか大きなテーマらしい。お小遣いをいつから、いくら渡して、どう管理させるか、、、等もその1つ。確かに、浪費癖や、借金癖、などは、人生を狂わせてしまう訳で、、、きちんとした金銭感覚を身につけさせる事は、子供を育てていく上で、重たいテーマだなあ、とちょっと、考えてしまった。いずれにしても、まだ早いことなのだけど、ちょこっとずつ、親も勉強しておかないといけないのかも。
なんの気なしに、お金使った遊びをさせたけど、2歳1ヶ月には、ちょっと早かったかな、、、と不安になってしまった。She was happy to get the new clothing for her staffed animals. Is "shopping game with bills" too early for two year one month old? |
2013年7月18日
Economics? お金教育?
最近、「これ買う?」「買ったの?」「また、買う?」と、やたら、買い物に口出しをしてくるナノカ。世の中に、「お金」というものがあり、それで何やら、取引されていて、それが「おかいもの」であるという事が、わかりつつあるようだ。Nanoka talked about "buying" a lot recently. She understand there is money in the world and people did something with it.
このお店ごっこは、かなり、本人的にも「なんか、リアルだわ」と思ったのか、「こんどは?」「こんどは?」と、すごく楽しそうだった。9月に、島瀬公園でまた、アートマーケットがあるそうなので、今度は、お店番も一緒にして、本物の「お店ごっこ」を一緒にしてみようと思う。I noticed that Nanoka had not understand the system of the money at all when we did this realistic shopping game. She seemed to enjoy it, so I would bring her to the art market in September at my booth, and showed real "sell and buy" system.
このお店ごっこは、かなり、本人的にも「なんか、リアルだわ」と思ったのか、「こんどは?」「こんどは?」と、すごく楽しそうだった。9月に、島瀬公園でまた、アートマーケットがあるそうなので、今度は、お店番も一緒にして、本物の「お店ごっこ」を一緒にしてみようと思う。I noticed that Nanoka had not understand the system of the money at all when we did this realistic shopping game. She seemed to enjoy it, so I would bring her to the art market in September at my booth, and showed real "sell and buy" system.
2013年7月17日
Toilet training トイレトレーニング近況
ナノカは、保育園に入る時に、10枚のパンツを用意するように言われた。生活に慣れるのを待って、4月から、パンツ開始。しかし、ただはいて、もらして、持って帰ってくるだけの日々で、何ヶ月もの間、全くの進展なし。
Nanoka prepared 10 panties for the school and started to wear in April. She pee in the panties and brought wet panties every day for months.
Parents feel anxiety if there is no result, but actually kids are always developing and they can do when the time comes. Until then, it is important for them to feel "what is the feeling of peeing". I thank to teachers who let Nanoka kept wetting the panties.
Nanoka prepared 10 panties for the school and started to wear in April. She pee in the panties and brought wet panties every day for months.
Parents feel anxiety if there is no result, but actually kids are always developing and they can do when the time comes. Until then, it is important for them to feel "what is the feeling of peeing". I thank to teachers who let Nanoka kept wetting the panties.
2013年7月16日
Pick me Up! monster 抱っこオバケ
しかし、この女性の話しを聞いてから、「もうちょっと、がんばるか」と思えるようにもなった。小学生の子が、抱っこでへばりついてるのも見ないので、今がピークかな、と思う。それにしても、忍者の麻を飛び越える修行と同じで、子供の体重も、徐々に増えるので、私の腕はいつしかたくましくなり、12キロ近くある子供を抱っこして、荷物も持ち、歩けてしまっている。たまに、独身男性に子供を抱っこしてもらうと、数分で「つらい」と言って、「どうやって、こんなの抱っこしてるの?」と言われるが、「抱っこしない」という選択肢がないので、仕方がなくしてるうちに、体がついてくるのだ。母は強し。
Nanoka is a monster of "pick me up!" She got clever and she gave me so many reasons why she needs to be in my arms. She said scared to so many things-wind, sound, bike, somenody's voice, dog barking(she used to love dogs, though!) I carried a big heavy bag from her school and shopping bag/ And it was hot now! When I asked her "it is beyond of my ability. Please walk" then she walked for 10m and asked me to pick her up again...hell...
But after I heard the story of this lady, I felt a little positive about holding her. It is just a short term to carry the baby. Soon she became a big girl and left me. So I should appreciate. Anyway, it is like ninja's practice(there is famous practice to jump every day over the hemp and they end up to gaining high jump ability as the plant grow), I got to carry nearly 12kg Nanoka with large shopping bags. Some men would soon give up holding her after a few minutes and asked me how I could make it. Well, no mommies have excuse to refuse holding their baby even they had grown and ended up being muscular strong mommies. Mommies are tough!
2013年7月13日
Bills おさつ
Nanoka wanted to participate「ナノカちゃんも、する!」と参加。ほっぺに発疹、、、 |
The first sample were drawn with pencil. Nanoka was satisfied but not me.鉛筆で、適当に作ってみた。この時点では、ナノカは大喜びだったのだが、私はできばえに不満が残り、、、 |
最近は、お買い物の時にも、レジに並んで、商品を渡して、お金を渡しておつりをもらう、というプロセスに参加したがり、家でも、いすに自分のオモチャを並べて、「どれがいいですか?」と聞いてきたので、多分、お店ごっこをしようとしたのだろう。 「おかいもの」に興味があるのだ。
さて、土曜日、相方は山登りで福岡に。家で、片づけをしていると、ナノカが自分の財布を持ってくると、「なーい」と言って、お札の入る所をさぐっている。どうやら、「私の財布には、お金が入っていない」という話しらしい。まさか、本物を入れる訳にもいかないし、「じゃあ、ママが作ってあげよう」と紙を出してきて、絵を描き始めると、大喜びで、横で見ていたが、だんだん、おもしろそうに見えてきたようで、自分も作り始めた。うーむ、小切手のサインみたいねえ。
当初、ただ、紙に鉛筆でさらさらっと描いただけだったが、「これじゃ、リアリティが足りないわ」と思い、スキャンして、色をそれっぽく入れて、印刷して、紙で補強して、切り抜いて、、、と熱中し始めてしまった。しかし、出来上がった頃には、ナノカは飽きて、ぬいぐるみのオムツを替えたり、お世話をしたりしていたらしい。「ワンワンが、お洋服着たいって」と言われ、そのまま、洋服を作る羽目に、、、このお札は使われずじまい。まあ、そのうち、使うよね。
Nanoka had 4 wallets. 1 toy, and 3 our old ones. Still she cannot stop her interest in real wallet and she opened my two wallet(mine and house) at the same time a few days ago. I got angry and she cried so hard. Well, she knew she should not do it...
She recently wanted to pay at the resister. Very interested in shopping. Well it is a part of learning and I let her to do as long as time and place allow it.
This morning, she brought one her wallet and said to me "there is nothing" showing inside. She meant she did not have money. I could not give her real money, but I understood she wanted to have one for play, so I started to make bills from a piece of paper. Nanoka joined next to me. It was like the check with sign,,,
First I just draw with pencil, but I felt they were not good enough. Then I started to devote myself to make better ones,,,then ended up that Nanoka played another play(taking care of staffed animals) and when I handed the bills to her, she lost her interest and just asked me, "Doggie needs clothings" Then I just started to sew the jacket...
2013年7月11日
My workshop 仕事場
ナノカを保育園に行かせるようになってから、半年が経った。出産、引っ越し(2回)子育て、とバタバタの2年あまり。言い訳にしてはいけないのかもしれないが、その間、体も頭も自由にならず、イラストのお仕事はしていたけれど、「絵本作家」とは名乗れないような、創作から遠ざかった生活になっていた。
今年に入り、保育園へナノカを通わせるようになっても、まずは、資料の整理、仕事場の設置、準備や片づけのような作業だけで、何ヶ月も過ぎてしまった。
仕事場がすっきりして、スケッチブックに向かって、いろいろ考える事ができるようになったのは、ここ数日の事。出産しても、ほとんどお休みしないで、バリバリ仕事している人もいるのに、なんとも、ブランクとは、大きいものか。
彼女と分離してみて、初めて、自分の思考が創作に向かっていくのを感じる。すると、ナノカの言った一言、ナノカの好きなもの、二人で見たもの、が次々と浮かんでくる。しみじみと、この2年が、幸せな時間だったのだと思う。彼女に振り回されて、どっぷりお付き合いできて、本当によかったと思う。
「母で、妻で、女です」というフレーズがあったが、そのように、3等分に役割をする余裕なんてなかったし、気も起こらなかった。あれは、ある程度子供が育った後で思う事で、子育て中、ほぼ100%、母でしかない時期があるんだと思う。ましてや、独り身だった時のように、仕事に集中できるか、といえば、足下に赤ちゃんが転がってる状態で、全く無の状態になれる人なんて、いないと思う。それが、母親が、辛くなってしまう原因でもあるのだろうけど。
「子育て中のお父さん作家さんは、どんどん絵本を出すが、案外、お母さん作家さんは出さない」、と出版業界の人が語っていたが、さもありなん、と思う。渦中にある時、お母さん作家さんは、お母さんであって、作家さんになる余裕がないのだ。冷静にものを見れるまでに、幾分の時間を要する。父親は、いくらイクメンでも、やっぱり、母親とは違い、どっか第3者的なんだと思う(だから、家庭も育児もバランスが取れるのだろうけど)。
でも、お母さん作家さんには、お母さん作家さんにしか描けない世界がある。子供と絵本を読むようになり、今まではわからなかった良さが、見えるようにもなった。時間の経過や、生活感、リズム、語りかけるような言葉。そんなもの1つ1つにも、子供にとっては、刺激であるものもあれば、安らぎであるものもある。お母さんが、毎日、読んでくれる「あたたかい」時間を想像しながら、描いていけたら、と思う。
A half year has passed after Nanoka started the school. After her birth, I had experienced moving, and it was busiest time of my life. Then I almost did nothing about books during the time though I kept doing illustration jobs.
Even after her going to the school, I need to back up myself-prepare the references, set up my workshop, etc. It is recent a few days when I really started to think the stories facing the sketchbook.
Separated from Nanoka, I got to know that I was 100% mother before that. I might have had time, but it was not completely free in mind. I never concentrated on the my thoughts next to baby Nanoka. It is just different from fathers even if fathers were super cooperatives dad.
I had no regret about the blank because I gained so much wider view now. Mother's view of books is just different and there is something only mother author can express. It can be slow, soft and very daily, but gives kids relaxed time, warmth of mommy's knees and arms. There are many types of "good books" for the kids. I want to create next book imagining the time when mothers read to the kids.
今年に入り、保育園へナノカを通わせるようになっても、まずは、資料の整理、仕事場の設置、準備や片づけのような作業だけで、何ヶ月も過ぎてしまった。
仕事場がすっきりして、スケッチブックに向かって、いろいろ考える事ができるようになったのは、ここ数日の事。出産しても、ほとんどお休みしないで、バリバリ仕事している人もいるのに、なんとも、ブランクとは、大きいものか。
彼女と分離してみて、初めて、自分の思考が創作に向かっていくのを感じる。すると、ナノカの言った一言、ナノカの好きなもの、二人で見たもの、が次々と浮かんでくる。しみじみと、この2年が、幸せな時間だったのだと思う。彼女に振り回されて、どっぷりお付き合いできて、本当によかったと思う。
「母で、妻で、女です」というフレーズがあったが、そのように、3等分に役割をする余裕なんてなかったし、気も起こらなかった。あれは、ある程度子供が育った後で思う事で、子育て中、ほぼ100%、母でしかない時期があるんだと思う。ましてや、独り身だった時のように、仕事に集中できるか、といえば、足下に赤ちゃんが転がってる状態で、全く無の状態になれる人なんて、いないと思う。それが、母親が、辛くなってしまう原因でもあるのだろうけど。
「子育て中のお父さん作家さんは、どんどん絵本を出すが、案外、お母さん作家さんは出さない」、と出版業界の人が語っていたが、さもありなん、と思う。渦中にある時、お母さん作家さんは、お母さんであって、作家さんになる余裕がないのだ。冷静にものを見れるまでに、幾分の時間を要する。父親は、いくらイクメンでも、やっぱり、母親とは違い、どっか第3者的なんだと思う(だから、家庭も育児もバランスが取れるのだろうけど)。
でも、お母さん作家さんには、お母さん作家さんにしか描けない世界がある。子供と絵本を読むようになり、今まではわからなかった良さが、見えるようにもなった。時間の経過や、生活感、リズム、語りかけるような言葉。そんなもの1つ1つにも、子供にとっては、刺激であるものもあれば、安らぎであるものもある。お母さんが、毎日、読んでくれる「あたたかい」時間を想像しながら、描いていけたら、と思う。
A half year has passed after Nanoka started the school. After her birth, I had experienced moving, and it was busiest time of my life. Then I almost did nothing about books during the time though I kept doing illustration jobs.
Even after her going to the school, I need to back up myself-prepare the references, set up my workshop, etc. It is recent a few days when I really started to think the stories facing the sketchbook.
Separated from Nanoka, I got to know that I was 100% mother before that. I might have had time, but it was not completely free in mind. I never concentrated on the my thoughts next to baby Nanoka. It is just different from fathers even if fathers were super cooperatives dad.
I had no regret about the blank because I gained so much wider view now. Mother's view of books is just different and there is something only mother author can express. It can be slow, soft and very daily, but gives kids relaxed time, warmth of mommy's knees and arms. There are many types of "good books" for the kids. I want to create next book imagining the time when mothers read to the kids.
2013年7月10日
まんまるねこダイナの絶版のお知らせ
Dinah! A cat adventure の日本語版、「まんまるねこダイナ」(小学館)の絶版のお知らせがありました。最初に出版した絵本で、思い入れもあったので、とても残念です。
版元に在庫を調べてもらった所、「ゼロ」という状況らしく(刷った分は売れてしまったのですね。迷惑はかけてないようです)、今、店頭にある分で、おしまい、ということになります。1回だけでも、重版をかけてもらえたら、うれしかったのですが、昨今の出版業界の状況では、仕方ないのかもしれませんね。
ということで、もし、「欲しい」と言う方は、在庫のあるうちに、お近くの書店さん、アマゾン等で買って頂ければ、と思います。どこにもない、という時は、私の手元に、何冊かありますので、お声をかけて下されば、と思います。
なお、英語版は、まだ販売しています。
版元に在庫を調べてもらった所、「ゼロ」という状況らしく(刷った分は売れてしまったのですね。迷惑はかけてないようです)、今、店頭にある分で、おしまい、ということになります。1回だけでも、重版をかけてもらえたら、うれしかったのですが、昨今の出版業界の状況では、仕方ないのかもしれませんね。
ということで、もし、「欲しい」と言う方は、在庫のあるうちに、お近くの書店さん、アマゾン等で買って頂ければ、と思います。どこにもない、という時は、私の手元に、何冊かありますので、お声をかけて下されば、と思います。
なお、英語版は、まだ販売しています。
Lots of,,,いっぱいいっぱいの、、、
She said, "Clouds" I did not watch the clouds at all. 「くも!」全然、見てなかった。同じもの見ても、感じる事、違うんだねえ。 |
This is the view from there.こんな風景です。 |
自分の気持ちを、口に出せるようになると、何考えているのか、わかるので、びっくりすることも、しばしば。こんな、おもしろい生き物がいたんだ!て感じだ。自分の娘なので、感性も同じかと言うと、同じものを見ても、感じる事は違うようで、「ああ、違う人格なんだなあ〜」と、しみじみ思う。 日常の細々とした事象について、いろいろ、教えてもらうと、自分の心が固まりかけていたのを感じる。
Nanoka is very good speaker at her age. It might be because husband and I am talkative. Recently she spoke longer sentences. She can quote, she can use metaphor, and she can use conjugation of verbs. She does not make much mistakes the use of language once she started to use. The kids ability of leaning language is just so amazing.
Once she start to express what she thinks, we can see what is inside of her. I felt to discover a new funny creature. She is my daughter, but she is different individual I noticed by seeing her different point of view to see same things. She teaches me a lot.
2013年7月9日
The day of Three kids3人兄弟の日
3人兄弟推進の街、佐世保市。1年も住むと、すっかり、子供3人連れ(立て続けに産むので、小学生以下3人を連れている人が多い)も見慣れた。たまに、あ、二人だな、と思ってみると、お母さんのお腹が大きかったりする。
さて、子供も3人になると、手が二つしかないので、物理的な問題が生じてくる。一番上が一人で歩くか、一番下が背中に担がれるか。バギーに乗ってるのは、2人目と荷物?とにかく、ちょっとした混沌と、その中で生まれる秩序の中で、3人兄弟は移動をしていく。1人目のお兄ちゃんが我慢を強いられているかと言えば、案外、そうでもなく、全く手をかけられないで、3人目の赤ちゃんが放置されていたりする。だが、3人目は、1時間放っておかれても、泣かないで、一人で遊んでいたりする!3人兄弟、強し。
The city of three kids, Sasebo. We have lived here for a year and I got used to see 3 kids family. When the kids number became 3, there was physical problem-there are two hands and mothers need to give up something.Sounds like that oldest boy or girl bear many, but it is not always. Third babies are left alone for more than hour but they can play by themselves in a good mood. They adjust to the environment. It is survival ability. Then kids of three brothers and sisters are just tough. I admire.
さて、子供も3人になると、手が二つしかないので、物理的な問題が生じてくる。一番上が一人で歩くか、一番下が背中に担がれるか。バギーに乗ってるのは、2人目と荷物?とにかく、ちょっとした混沌と、その中で生まれる秩序の中で、3人兄弟は移動をしていく。1人目のお兄ちゃんが我慢を強いられているかと言えば、案外、そうでもなく、全く手をかけられないで、3人目の赤ちゃんが放置されていたりする。だが、3人目は、1時間放っておかれても、泣かないで、一人で遊んでいたりする!3人兄弟、強し。
The city of three kids, Sasebo. We have lived here for a year and I got used to see 3 kids family. When the kids number became 3, there was physical problem-there are two hands and mothers need to give up something.Sounds like that oldest boy or girl bear many, but it is not always. Third babies are left alone for more than hour but they can play by themselves in a good mood. They adjust to the environment. It is survival ability. Then kids of three brothers and sisters are just tough. I admire.
2013年7月8日
A little mommy 世話やきさん
Two weeks has past since Nanoka got 2 years old. She developed so much about her speaking abilities recently.
I heard about terrible two. Right now, she did not keep being terrible even when she was not in the mood. So I felt that she just gained more communication ability and just feel like, "incredible two, so cute, so much fun!" Well, the battle has just started, though.
ナノカが、2歳になって、2週間程が経った。
ここ数週間の成長は著しい。話す言葉が複雑になって、記憶力も確かになってきた(つまり、ごまかしが効かなくなってきた)。
2歳と言えば、魔の2歳とも言って、自我が出てきたため、反抗するようになるらしい。今のところ、イヤイヤ言い出しても、案外、引き下がる時は引き下がるので、「話がわかるようになって、楽しい!かわいい! 」の方が上な感じだ。バトルはこれから、なのだろうけど。
さて、ままごとと言えば、子供の定番の遊び。その遊び方も成長にしたがって、だんだん、変わっていく。かつて、エアままごと(空中でなにかを容器につめて、それを食べろと持ってくる)だったナノカだが、今は、道具をそれっぽく使う。様々な容器に移し替えて、それを袋に入れて、「お弁当」を作って、隣の部屋に行って広げるのが、最近の流行りだ。あいかわらず、「ままごと道具」を一切買っていないので、状況に応じて、家にある道具類を使わせている。本人も、いろいろ工夫しているみたいで、勝手に戸棚を開けて、コースターやお盆を使ってることもある。具は、ボタンと、貝と、紐だ。道具より、付き合ってあげる事の方が、大切かな、と思うが、時間と根気がなかなか続かない。
ぬいぐるみに、「オムツ、かえようか?」とも聞いていた。自分も、まだ、オムツはずれてないのにねえ〜。
I heard about terrible two. Right now, she did not keep being terrible even when she was not in the mood. So I felt that she just gained more communication ability and just feel like, "incredible two, so cute, so much fun!" Well, the battle has just started, though.
ナノカが、2歳になって、2週間程が経った。
ここ数週間の成長は著しい。話す言葉が複雑になって、記憶力も確かになってきた(つまり、ごまかしが効かなくなってきた)。
2歳と言えば、魔の2歳とも言って、自我が出てきたため、反抗するようになるらしい。今のところ、イヤイヤ言い出しても、案外、引き下がる時は引き下がるので、「話がわかるようになって、楽しい!かわいい! 」の方が上な感じだ。バトルはこれから、なのだろうけど。
Yesterday, she came to kitchen to look for something nice in the shelf. She found her old mug with nipple and so glad to say, "Baby's!"昨日、料理していると、勝手にキッチンの引き出しを物色して、赤ちゃん時代の吸い口のついたマグを見つけた。「赤ちゃんの!」と大喜び。 |
さて、ままごとと言えば、子供の定番の遊び。その遊び方も成長にしたがって、だんだん、変わっていく。かつて、エアままごと(空中でなにかを容器につめて、それを食べろと持ってくる)だったナノカだが、今は、道具をそれっぽく使う。様々な容器に移し替えて、それを袋に入れて、「お弁当」を作って、隣の部屋に行って広げるのが、最近の流行りだ。あいかわらず、「ままごと道具」を一切買っていないので、状況に応じて、家にある道具類を使わせている。本人も、いろいろ工夫しているみたいで、勝手に戸棚を開けて、コースターやお盆を使ってることもある。具は、ボタンと、貝と、紐だ。道具より、付き合ってあげる事の方が、大切かな、と思うが、時間と根気がなかなか続かない。
ぬいぐるみに、「オムツ、かえようか?」とも聞いていた。自分も、まだ、オムツはずれてないのにねえ〜。
2013年7月5日
2 year old performer? プロのおうた?
Nanoka handed me tapper(as it were microphone?) and asked me to dance all of suddenナノカが、突然タッパーを手渡し(マイクのつもり?)、「ママ、おうた、おどって!」とムチャぶりして来た。 |
2013年7月4日
Nanoka Art Work 3 ナノカ創作3
Even 2 year old can make cards by using artist set.カードもそれっぽいのが作れる(お手伝いが必要だけど)ので、作って、送る、という遊びができて、楽しいみたいだ。 |
Nanoka Art 2 ナノカ創作2
Last week, she was making several smaller circles in colors.It was more abstract drawing.こんな感じで、ぐるぐる塗りつぶしていたが |
Then she drew Long Tail. Not sure what tail it is, though.ここ1週間は、「ながい、しっぽ」に夢中。 |
Tail and eye. Master piece. しっぽ、めめ(目)、おかお、だそうだ。いいバランス。 |
Latest Work. Beautiful Color.Various marks.最新作。色使いがおもしろい。ラインも複雑で、表情がある。 |
でも、この時期に感じた、絵を描く喜び、そして、作品に対するプライドは、ずーっと残していくことができる。べつに、アーティストにならなくても、アートを理解し、愛する人にはなって欲しいな、と思いながら、見守っている。
I looked like a silly mom since I showed all her works. I understood that all the kids can make this kinds of beautiful art in this age-they do not have any intention, but just draw freely. It will disappear by growing.
But I just want her to keep the joy and pride of creating own art. It is her life and she does not have to be artist, of course, but I want her to have artist spirit since it makes the life and world thousands times richer.
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