2013年2月21日
About Children's Books -Nanoka 1 and 8months 絵本考察 1歳8ヶ月にて
I read books like "actor or professional reader" in my mind-emotionally or like a play. Husband read with some comments. I think any way to read is good-kids will accept many ways of expression and they spread the world. Nanoka asked me to read same books again and again. I heard that kids had not so much interests in reading new books always. They wanted to read same books to make sure what they liked. So we just read as our patience allow us. Also they wanted us to read only some specific pages and we wondered if it was OK to read as they asked. I do not know, but adults want to read only their favorite pages sometimes and kids could not read by themselves, yet, so probably we should read for them instead.
Recently she got some books being read in the school. She said some words from that and I found she learned something from there. I actually did not think about the educational aspects of children's book really, but I see Nanoka learned many of her words and concept from the books. Small/Big is what she learned(I never taught her actually but she could say now)
Someday, we could read same books and correspond the opinion about them. I am already looking forward it! Books are one of the best things that make anybody's life rich culturally without much money. To think about it, I feel very peaceful and hopeful.
今日でナノカは1歳8ヶ月。随分、大きくなったものです。いろんな事で、「大きくなったなあ」と感じさせられますが、読んでいる絵本や、反応を見ていると、内なる成長がよくわかって、とても興味深いです。
ナノカは、何を読んでいるか、という話になると、私が昔からそろえてきたコレクションを、片っ端から、読んでいます。私が保育園時代に読んでいたペーパーバックから、編集さんに頂いたミドルグレード用のチャプターブックに至るまで、どれでも引っ張りだしてきます。対象年齢、と書いてありますが、こうやって雑多に与えていると、「あまり関係ないかな」という印象です。ともすると、大きめの洋服を買ったら長く着れるから、対象年齢が高い絵本を買えば、長く読んでくれるのでは?となるかもしれませんが、赤ちゃん絵本には、またその魅力があり、本当にお世話になったし、今でも、読みたがるので、短いものも、何個か手元において、オモチャと本の境界線のような感じで付き合うのも、やっぱり大事かなあ、とも思います。なんだかんだ言って、ナノカは絵本をほとんど破らなかったので、結局オモチャ以上に長く遊べたなあ、と思います(オモチャは全然、買ってあげてない、、、)
これぐらいの年齢になると、かなり長いものも、最初から最後まで聞いていられるようになります。先日「100万回生きた猫」も、通しで読み切る事ができました。読んでいた私の方が感極まって、涙声になったら、「えーん」と神妙にしていました。わかっているんでしょうか、、、とにかく、 意外にも、本の長さはあまり関係ないようです(短いと、結局5、6回読まされます)。その時の気分が本人にもあるようで、ばっと走って行って、その本を持ってくる事もありますが、どっちかと言うと、棚をいじっていて、手に引っかかったヤツを「これこれ」と(さも、ねらっていたかのように)持ってくる事の方が多いです。それを見てると、やっぱり、棚にずらーっと絵本が並んでるのは、いろんな絵本に出会えていいなあ、と思います。いっぱい持ってて、よかった。
先日は「トリゴラス」を、寝る前にずーっと読まされました。少し、怖いかな、とも思うけど、関西弁の音がおもしろいんでしょうか?他に最近、よく読んでいるのは、「ぼくのおふろ」「こぐまちゃん、おはよう」「ぐるんぱのようちえん」「おりこうバー二」「かさ」「おこちゃん」あたりでしょうか。大概、「もう一回」とアンコールされるので、2,3回は続けて同じ本を読む事になります。子供は大人と違って、新しい、読んでない本を読みたい、という欲求はないので、知ってる本を何度も確認しながら読むのが、心地がいいのだとか。だから、大人の根気が続く限り、くり返し、同じ本を読んであげればいいんだそうです。通しで聞ける事もあれば、好きなページだけ、何度も読んでもらいたがる時もあります。読まされる方は、「ワガママだな。これ、許していいんだろうか?」と思ったりしますが、よく考えれば、大人だって、読みたいページだけをくり返し読んだりしますもんね。そう思うと、自分で読めないんだから、読んであげればいいのかな、と思います。どう読んであげるか、に関しては、いろんな意見があるみたいですが、私は「ノリノリでよんであげ」ています。それはもう、劇団員かNHKの朗読の人になったぐらいの気分で。相方は「これは、何かな?」みたいなチャチャを入れながら、読んでますが、読む人、読む人に、個性があっていいかな、と思います。ヘタクソだったら、ヘタクソなりに、味があります。たくさんの人に、いろんな風に読んでもらうと、その分、世界が広がります。
最近は、保育園でも読んでもらっているので、家に帰ってきてから、電車を指さして、「がたんごとん」と言っていました。我が家には、「がたんごとん、がたんごとん」の絵本はないので、ああ、保育園で、読んでもらったんだな、と気づきました。絵本は、言葉や概念を子供が学ぶ、という意味でも、ちゃんと機能してるんだなあ、とはじめて思いました(もしかしたら、そもそも、それが目的なのかもしれませんが、意識した事がありませんでした、、、)考えてみたら、いつのまにか、「おおきい」「ちいさい」と言えるようになってたのですが、そういう概念も、多分、絵本からくり返し、学んでいた事なのかな、と思います(私が、特に、「これは大きい、これは小さい」と教えた事がある訳ではないですし)。ナノカが絵本から得ている情報は、すでに莫大なもので、人間にとって、「本」から学ぶってことは、こんなにも大きいんだなあ、と実感します。実感できるようになったのは、ナノカが成長して、コミュニケーションが取れるようになってきたからなのですが。
ここ数日は、「自分で絵本を読む」というのを、やろうとしているようです。知人の編集者さんに頂いた「ぱんぱんぱん」を開いて、「ぱんぱん」と言いながら、ページをめくって見せてくれました。どのページも、「ぱんぱん」なので、まあ、ご愛嬌ですが、「自分で読みたい」という気持ちの芽生えですもんね。
絵本を読み、反応している姿を見ていると、いつか、親子で同じ本を読んで、感想を語り合う、なんて事もできるようになるんだな、と今から、楽しみに思います。 世の中には、それほどお金をかけなくても、すべての人が平等に、文化の恩恵を受けて、豊かに生きられる面がいくつかあって、その一つが「本を読む事」だと思います(って業界の人間が言っても、宣伝じみて聞こえちゃいますかね?)。
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