着るのに、かなり、勇気のいるTシャツだ。
Nanoka completed T-shirts for my birthday present.
It said, "She is No.1 in Japan" at the top of Mt. Fuji.
いいデザインのTシャツだ。
ユーモアの具合が、ちょうど、いい。
キッチュな、富士山も、気に入った。
トレーシングペーパーに写して、布を切り取るのも、
貼るのも、ボタンを縫い付けるのも、全部、一人でやっていた。
すっかり、自立した。
周りに対して、気配りのある、
それでいて、とても、元気で、クリエイティブな、
やさしい子だ。
「君が来てくれたことが、ママへの一番のプレゼントだよ」
と言うと、「それ、ずっとじゃん」と言ってた。
ずっと、うれしくて、幸せだよ。
引っ越し、転校、と
忙しかった半年間。
ナノカのために、移動してみて、
ふと、人生史上、一番の田舎に暮らしてる事に気づく。
毎朝、外を見て、農村なので、びっくりする。
学校を選んでの、副産物の暮らしだけど、
この年齢で、この選択ができて、よかった。
川遊びをしたり、栗拾いをしたり、
時に大きな蜘蛛と出会ったり、
イノシシの声を聞いたり、カラスを畑から追いやったり、
それは、それは、毎日がカラフルで、
それを、まだ幼いこの人と、キャアキャアと楽しめることが
本当に、うれしい。
この生活を、成り立たせていくことが、
親の仕事なわけで、
これがまた、自分の仕事と、子の成長や、自分たちの経済状況やら、
さまざまな葛藤の中にあるのだけど、
それでも、「なんか、ヨカッタ」と言える。
節目なので、これからの事を、考えた。
① かんころ餅の絵本の執筆、足りない取材の継続
野崎島出身の方に改めて取材して、故郷を離れることになった
当時のお話を、絵本に書き加えたい。
赤波江教会のミサをもう一度、取材して、記録に残したい。
そのミサを続けられる、神父様にもお話を伺いたい。
お花当番の様子を取材して、記録。
家庭で作られている、かんころ餅の作業の様子を取材。
② ナノカと、この生活をクリエイティブに楽しむ
草木染め (栗、玉ねぎ、やしゃぶし)
藍と紅花も植えてみる
イチゴを植える
籠編み
服を作る
額縁を作る
看板を作る
③ ナノカと、経験できそうなことを勉強して、拡げる
登山(岩登り、沢登りも、やってみたい)
釣り(自力で、できるようになりたい)
自然観察(パパは、ワナの資格を取るので、私は自然観察系の資格を取ろうかな)
歴史(ナノカが、漫画日本の歴史を読破して、興味を持ってるので、各地を訪れたり、体験してみたりしたい)
時事問題(ナノカと新聞読んだり、切り抜いたり、調べ物したり、したいな)
④ ナノカに、軽く、英語を教える
毎晩、英語の絵本を一冊読む。
週一で、英語をちょこっと、教える
アルファベットの飾りを作る
⑤ 教えることで、学び続ける
リトルアーティストのプログラムを通して、子どもが自分の表現や発想に
自信を持ってくれたらなあ、と思う。
絵を描くって、それぐらい、自分の分身を作ることだと思う。
⑥ ビジネス的な仕事もする
看板や、壁画、チラシに、ビジネスカード
商品作りや、ノベルティ商品など、
なんでも、商売を、積極的にする。
⑦ アーティストとして、しっかり発信する
アーティストとは、「絵や作品が、上手な人」ではない。
アートとは、コアな部分を見つめて、あらゆる形で
発信していくことだと、海外の美大で教わった。
(少なくても、私の恩師の何人かは、そう言っていた)
日本では、そうした、アーティスト=行動する人というイメージが
あまり浸透してない。
(だから、俳優や、スターや、作家や、アーティストに
一般常識や、自分たちの感覚を、要求する。
でも、同じ生活の中から、突出したものが生み出せるだろうか?)
無茶であろうが、現実的ではなかろうが、
目をつぶりたかろうが、みんなが嫌な真実であろうが、
向き合わないといけない時は向き合って、
世の中につきつけるのが、アーティストだ。
マイケルだって、「地球温暖化を、みんなで止めよう」と言ってた。
大スターの影響力には、全く、およびもしないけれど、
心意気は、同じように、まっすぐ、ありたいな、と思う。
以上
(まだまだ、あるだろうけど、今日の時点で)
娘が、好奇心を持ち、
前向きに、チャレンジしていき、
世界に飛び立っていくことを願うなら、
自分も、そうあってほしいな、を背中で見せなければ。
だから、ちょっと、面倒でも、
難しいな、浮いちゃってるな、と思っても、
えいやと、がんばり続けたい。
「日本一、すごい」のTシャツに、ふさわしくありたい。
ナノカのTシャツを、お返しに仕上げた I designed for Nanoka |
ママにしては、地味だね、と言われた。そうかなあ。She said it was not vivid as your design. Really? |
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