私の農家の嫁帽が気に入って、これで登校した。Nanoka wore the farmer hat. |
雑草の生え始めた土地を、耕運機で掘り起こしHusband dig the soil |
種まく人、ならぬ、石灰を撒く人 put lime on the farm |
縁側でひと休み。春の山は、にぎにぎしい色をしている。had a rest at the porch. |
落花生の苗を守るために、ナノカが編み出した「ワナっぽい」鳥よけNanoka made up the device to avoid the birds picking the seeds. |
ハクビシン、カラス、ハト、どれが犯人かわからない。私が考えた、鳥よけ |
この状態でも、掘り起こしてあった。誰なんだ。But still somebody removed the young peanuts seedling. |
仕方なく、第二弾。鳥よけを徹底して、夜は、家に入れる。Second challenge. I put the seeds in the planter with strings to avoid birds and bring it home every night avoiding animals. |
畑を始めた。
トマト、ナス、カラフルピーマン、きゅうり、そして、落花生だ。
苗を植えて、一安心。
夕方、家族でバーベキューをしていると、
ネコより、ひと回り大きい動物が、目の前を疾走していった。
ハクビシンだ。
ハクビシンが、家の横に堂々と出入りしている事実は、
ショックだった。
今まで、秋のイノシシ対策のことだけ考えていたが、
ハクビシンとなってくると、塀は登るし、大まかな柵はくぐり抜ける。
軽々と出入りして、色々と物色されるのは、避けたい。
畑の横に、「ワナっぽい」木の枝を並べ、紐をめぐらせた。
最初、効果があったように見えたが、
雨が降り、枝が倒れ、紐がしっとりと垂れ下がった日に、
事件は起こった。
時間をかけ、発芽させてから、
畑に植えた落花生の苗が、
根っこから、掘り起こされたのだ。
苗を食べている様子はない。
掘り起こし、苗部分だけ引きちぎられている、、、
嘲笑われている?
気持ちが萎えかかったが、やり直すしかない。
第2弾の落花生は、夜は、家に入れ、ある程度の苗にしてから
植えることにすると、畑にハトがいるのを、見つけた。
犯人は、もしかして、ハト?
農家的な経験と知識が全くない私が、
一喜一憂して、畑に仕掛けをして、失敗するたびに、
「言わんこっちゃない」という顔をする、農家の息子である、相方。
現在進行形の「プランター、紐ぐるぐる作戦」を覗き込み、
「ハトも、入らんで!てことね」と、笑った。
なにか、対策知ってるなら、やってくれよ。
周りのプロの畑に比べ、
完全に遅れをとり、見栄えの悪い、うちの畑。
周りの畑は美しい。
あきらかに育ちがいいし、秩序があるし、
年間計画に基づいて、藁が敷いてあったり、竹棒がさしてあったり。
「あの、端っこに植えてある花にも、なんか、意味があるのでは」
「そこに、蝶々を集めることで、畑を守ってるのでは」
と、観察と憶測を重ねる、相方。
いやいや、頭だけ使ってても、どうも、なりませんし。
うちの「試行錯誤」「カオス」畑から、本当に、収穫があるのか、
かなり、怪しいとは思うけれど、
生態系や、季節の中に、身をおいて、
いろいろ、考えるという、大切な機会をもらい、
家族ともども、忙しい日々です。
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