ある少年と、会うためです。
Nanoka went to Firefly Festival at Koubaru village
to meet a boy(and his brother)
うちの家族は、1年半前に「ほたるの川のまもりびと」を観てから、
関心を持って、こうばるに、度々、出かけるようになりました。
映画に出てきた、あのきれいな景色を見てみたい、
どんな場所だろう?どんな人が住んでいるのかな?
My family watched a film" People who protect the river of firefly" a half and year ago, and kept interests in Koubaru village where the dam was supposed to built but villager kept fighting nearly 50 years since the dam plan was not already too old and out of time.
夏には、水遊びをさせてもらい、冬には、薪拾いと焚き火もしました。
そして、先日は、虫博士と、自然観察会です。
I brought some kids to play at the river in summer, made fire in winter
and caught insects in spring.
そんな中、神奈川県の一人の少年が、同じように、映画を観て、関心を持ち、
クラスに訴えて、みんなで石木ダムの事を学んだということを、聞きました。
賛成派の意見、反対派の意見、さまざまな議論をして、
結果、クラスから、住人の方々へ、励ましの寄せ書きが送られてきました。
In Kanagawa, a boy watched the film and he brought the topic
to the class to study together. They studied, argue then they sent
to the villagers letter to cheer them up.
ナノカは、彼らからの寄せ書きを見せてもらう機会があり、
手紙を書きました。
Nanoka saw the letter and wrote to them.
I went to the river several times. In sasebo schools, not many people talked about it. I envied the school at Fujisawa. There are so much fish in Ishiki river, but please release them when you leave. |
でも、本質を1つ言い当てています。
それは、
「佐世保の学校では、その話をする人が、あまりいません」
です。
She was just first grade student and her letter was short.
But she pointed out very interesting fact:
"Not so many people talked about it in Sasebo school."
4年生の社会科の授業では、水のことを、学ぶそうです。
そのことで、ダムの事に興味を持つ子も、もちろん、います。
石木ダムは、佐世保の抱える案件ですから、それを調べて、
夏休みの自由研究として提出する子もいます。
その中には、力作もあります。
I heard that 4th grade studies about water in Social Science.
Some kids got interest in dam. Ishiki dam is Sasebo's important topic
so I knew some kids made research and handed them as a summer projects.
でも、それが、クラスで取り上げられて、みんなで話し合う機会になった
というのは、耳にしたことがありません。
But the topic did not become discussion in the class.
身近な社会問題は、賛成にしろ、反対にしろ、
「考える」「調べる」「議論する」ことが、なにより、大切だと思います。
教育現場は、それを歌っているにもかかわらず、この件に関しては、
まるで、見えていないように、流してしまうことに、
疑問を持ちました。
It was their own city's social problem,
so agree or disagree do not matter, but they should study, think, discuss.
I disappointed about education there.
「政治の問題に関わるから、忖度して、見えないふりをすること」
を学ぶことが、社会(勉強)だ、と言われれば、
さすが、日本だな、とも、言えるかもしれませんが。
Probably they taught how to "ignore the complicated social problem
since it is related to politics."
Very Japanese style.
子どもが、なにか、身近なことで、疑問を持ったら、
誠実に、向き合いたい。
ナノカと、少年の家族(神奈川から来てくれた)は、
いっしょに、ホタルを見ました。
真っ暗な闇に、カエルの合唱がひびく中、
示し合わせたように、同時に点滅するホタルの群生。
とても、感動しました。
子ども達は、「きれい」以上の、なにかを感じてるようでした。
2 件のコメント:
<身近な社会問題は、賛成にしろ、反対にしろ、
「考える」「調べる」「議論する」ことが、なにより、大切だと思います。>
私もその通りだと思います。
あまりにも、身近な問題で議論することが少ないと思います。
そんな事を思う私自身でさえも
家族内でこそ、いろんなことを議論しますが、
外に出て、それを普通に行うことは難しい。
「この人になら、大丈夫だろう」と思える人にしか
そういう問題について話をすることが出来ないのです。
どうしてこんなに臆病になるのか、自分でもよくわからないのだけど。
でも、少しずつでも、多くの人に話をしようと
そんな風に思いました。
ナノカちゃんありがとう!
あなたの思いをテコにして、も
私もう 一歩踏み出そうと思います。
東京都杉並区 在住 田中豊子
田中さん、コメント、ありがとうございます。
私も、普段は、外では、慎重に、話します。
仕事柄、なるべく公正に、なるべく正確に、と思うのも大きいですが、
それにしても、慎重になりすぎて、自分でも息苦しく感じることがあります。
でも、アメリカにいた時は、もっと、気楽に、社会問題の話をしてたんですよね。
そこには、反対意見も出てくることもあり、時には、議論からケンカになった事も
あったけれど、でも、風通しは良かった。
その方が、みんなの本当の気持ちに、より近い結論が、見つかる気がします。
娘は、思ったことが、なんでも、口に出ます。
まだまだ、未熟だから、なせる技なのかもしれないけど、
それは、とっても、素晴らしいことだよ、と
言ってあげられる、社会でありたいな、て思います。
私も、娘を見ていると、「あともう一歩前に」と思います。
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