「こうばる探検隊 春の巻 野原の虫とも、河原の虫とも、なかよくなっちゃおう」
を開催しました。
前回の、こうばる探検隊は、冬で、虫が少なかったため、
「薪拾って、焚き火、焼き芋」という、イベントを加えましたが、
今回は、虫の活動の季節まっさかり。
昆虫博士の、西澤先生と、たっぷり、陸の虫と、水中の虫を
観察しまくる1日となりました。
地図を見て、今日、まわる場所を確認。 |
野原で、みんなで輪になって、真ん中に虫を集めるよ。 |
特別ゲスト 巻さんと、歌う。 |
河原に向かう |
西澤先生が、川の虫集めを見せてくれる。 |
さあ、みんなで、川の生き物を集めてこよう |
ヤゴ、トビゲラの幼虫、ドロ虫、ドンコ、カワムツ、ミズトンボ、カニ、カエル。 |
「虫は、小さくて、弱い。
つかんだり、乱暴にあつかう奴は、弱虫だ。
強い奴は、やさしくできるはずだ。」
と、虫に対する、接し方を、子どもにわかりやすく、話してくれました。
最後には、
「こんな風に、たくさんの生き物が住める、自然が、
ぼくは、大好きだ。みんなも、いっぱい、遊んで欲しい。
こういう自然は、とっても、少なくなっている。
たいせつにしなくちゃいけない。
今日から、君たちにできることもある。
水を大切にすること。
だから、これ以上、水はいらないよ、て言うこと。」
と、子どもたちに、メッセージをいただきました。
今回、自然観察会をした「こうばる」地区は、
50年以上前に計画された「石木ダム」の予定地で、
今も、13世帯の方が、暮らしています。
ダムの主な目的は、佐世保市の水の確保と、川棚川の治水です。
ただし、近年の人口減、節水の発達などで、水がこれ以上必要なのか、
また、水の貯めてあるダムでは、治水をまかなうことができないのではないか、
多額の建設・管理費用が、水道料金あるいは税金として、次世代に残されていくのでは、等
今でも、その計画が必要であるのか、議論の必要があると思います。
賛成とか、反対とか、ではなく、
一人一人が、自分の関わる問題だと、感じて欲しい。
この里山の豊かな自然の中で、楽しく遊ぶ。
自然を好きになってもらう。
どう感じるか、これからどうするかは、
訪れた人、それぞれに判断をゆだねたい。
それほど、自然派だった訳でもない娘も、
通う度に、生き物や自然が、好きになってると感じます。
(デコボコのカエルを、かわいいと言って、つかまえてました)
そして、すこしずつ、まわりや、自然や、社会のことに、
気がつくようになってると感じます。
こうばる探検隊は、これからも、まだ、続いていきそう。
子ども達の目を通して、私も、いっしょに、考えていけたらな、と思います。
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