ナノカの新しい上靴に、ハクビシンと I decorated Nanoka's shoes |
アカハライモリをデコってみた |
ナノカは、子ども劇場のプレゼントの刺繍を担当 Nanoka embroidery |
がんばりました as a present for the actors of puppets play next week. |
ビンゴの景品について、話し合っていて、
ナノカが、
「(予算がかからない)手づくりのものにしたら、どうだろう?」
と提案したら、
「手づくりする時間がもったいない」
と却下されたと言っていた。
実際、手づくりが、非効率で、不合理な時代になったなあ、と
思う。
100均で、雑巾だって、なんだって、手軽に買えるし、
使い捨てできる、さまざまな商品があるし、
それらは、どれも、それなりの見栄えがする。
一方、手づくりって、1時間から、下手すると、半日ぐらい時間を取り(もっと?)
それでいて、必ずしも、見場のいいものができるとも限らない。
普通に労働したら、1時間1000円近く稼げたりするし、
よっぽど、買ってしまった方が、効率的だ。
大人が、そう思いながら、生活してるので、
社会慣れしてきたら、子どもだって、
それぐらいの計算は、するだろう。
私は、
「手づくり」が、生業で、喜びで、
そして、愛情表現で、誇りなので、
随分、非効率な時空間で、子育てしてきた気がする。
そこで犠牲になった時間が、
今、いろんなところで、シワシワに、しわ寄せて、
問題を起こしてるのかもしれない。
でも、そのおかげで、娘は、前近代的な、この作業を、
「めんどうだ」とは、感じないようだ。
劇団の人のため、チクチクと、縫っていく。
時短、時短、と効率化が求められる、世の中で、
こうして、差し出せる時間を持つことは、
逆に、とても、贅沢なのかな、と思った。
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