牛車に乗る We rode the curt pulled by a cow |
有田の街並みは、確かに、着物と合う Main street of Arita |
ようやく、笑顔 Smile at the end |
有田の雛祭りで、着物で散歩するイベント。
funny photo two years ago2年前の「旅館の立て直しを決意する大女将」風の写真 |
今年こそはと、申し込んでみた。
当然、喜ぶと思って、
「ナノちゃん、着物で散歩に申し込んだよ。
今年は、牛車に乗って、写真も撮るんだって」
と伝えると、
「イヤだ。写真撮ろうとしたら、顔、隠しちゃうから。」
と言う。
しばらく、説明してたけど、イヤだイヤだと言うので、
「じゃあ、断ろう。しかたない。」
と言うと、
「え、イヤだ。やる。」
と言う。訳がわからない。
しばらくして、
「ナノちゃん、もしかして、最初、イヤだ、て言ったのは、
うれし過ぎて、言っちゃったの?」
と聞いてみた。
こくん、とうなづく。
ややこしい、、、
こんな風に、心が、あっちこっちに複雑に、
回り道をしてから、外側に出てくるから、
時に、二人でいると、ぶつかるようになった。
素直に、うれしいと言えた方が、損しないのに、と思ってしまう。
でも、私も、すごくうれしい時に、うれしい!と言えるようになったのは、
大人になって、しばらく経ってからだったかもしれない。
自我が、絡み合って、自分でも、どこで、どうなったのか、扱いづらい。
そんな、長い長い、少女時代に入ってしまったのか。
着物を着ても、しばらくは、不機嫌そうな顔が続き、
うんざりもしたが、これが、少女らしさでもあるかと思えば、
成長なんだな、と思った。
娘と母。一筋縄では、いかなそうだ。
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