栽培した落花生を、煎る。roasted the peanuts from our farm |
できた!Done! |
栽培したサツマイモを干し芋に。Dried sweet potate and apple under the sun |
干し芋+干しリンゴ+カマンベールチーズ Dried potato and apple and cheese. |
徒歩20分強。
自転車を買ったので、引いて送っていき、帰りは、
ビューと乗って帰るようになった。
送迎の帰り道、住宅の間を、蛍がいるような水路が流れている。
そこを、飛んでいく鳥の、青い羽を時々見ることがあって、
「カワセミ?」とは思っていたが、
先日、へりに留まっている所を見つけた。
ちゃんと、カワセミのシルエットだった。
最近、地方なのか、都会なのか、みたいな議論を、
ラジオでも、巷でも、よく聞く。
地方は、住宅費は安いが、交通コストなどが意外にかかる。
計算すると、 それほど、生活費に、差は出ないらしい。
美術展やコンサート、ワークショップなどの選択肢は狭いし、
映画館もない、大学もない、たまに来るのは、回覧板。
(そして、その回覧板は、数時間内に、次に回さないといけない)
私自身の仕事の範囲も制限される。
ゆえに、子どもに必要な費用(教育費など)を用意しようとすると、
地方は、非常に頭がいたい。
でも、カワセミの青い羽を見ると、無条件に、
「子ども時代は、ここで、よかったなあ」と思ってしまう。
日々の生活で、自然が放つ、さまざまな現象が、
深く、大きいものを、意識させてくれるからだ。
遠くで、薪を燃やしていると、においで気づく。
野花の蜜を吸う子ども達。
かすかな甘みを、味わう。
昨日は、満月で大潮。
河口付近の川の水位が、ぐっと下がっていた。
音、におい、色、手ざわり、味。
それは、身体中、心中に、染みついて、
深い深い、色合いとなって、人を、作っていく。
「感じる心」や、「ひろがった視野」を、
評価する術は、ない。
学歴、IQ、偏差値、年収、社会的地位、のように
わかりやすくないので、結局、
振り返られることがないのかもしれない。
でも、しゃべると、わかる。
立派な肩書きでも、ちっとも、楽しくない、相手がいる。
逆に、無名のおばちゃんでも、深くて、おもしろい人がいる。
測りにくい価値をも、大切にできたら、
人生に余裕を取り戻し、
人に寛容になれ、
しあわせな人も増えるんじゃないか。
子ども時代を満喫する娘を見ると、
これを、わざわざ、奪ってしまうのは、もったいないと思う。
しあわせは、本当に、小さくて、身近なものに、宿る。
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