2019年4月6日

裏リトルアーティスト Special Outside Workshop

外で絵を描く練習を、リトルアーティストの子達としました。
中学生のお姉さんは、デザインに使えるような、情報を集めるためのスケッチにチャレンジ。
川を描くために、水を茶色に、そして、石の色をおもしろく描きました。
手前にしっかりと菜の花を描き、後ろに川を描きました。川が水色ではない、ということに、気づきました。花の背景を描くことは、非常に難しい。その経験も、大切です。
こちらも、春の小川を、実際に見える、茶色で描くことにチャレンジ。あたたかい茶系で、やさしい小川になりました。
親子で製作中
ポピーには毛が生え、石は、いろいろな色がある。描くことで、発見があったみたい。そして、素朴で、かわいい。
いつもカラフルな、新年長さん。今回は、目の前に実物がいたので、やさしい中間色で描かれてます。菜の花の背景に小川があって、魚もいて、とても、素敵な構図ですね。
自然に触発されて、とても、熱中して描いてました。まだまだ、描きたそうでした。自然への愛が感じられます。好きなものを描く、大切さを教えられました。
全員で13人がひしめく、小さな小川と、あたらしい、わが家。

学校で、図工・美術の時間に、写生をすることも、ほとんどなくなったそうで、
外で絵を描くのが、初めての子も、多かったです。

佐世保にいた時には、外で絵を描くプロジェクトをやりたくても、
なかなか、最適な場所と、休憩場所、雨の時の代替案などが組めず、
やらず仕舞いでしたが、引っ越し先が、あまりにいい環境だったので、
「遠いかな?」と思いつつ、やってみました。

外で絵を描く、ということの歴史、意味、などを説明して、
あとは、個別で、まわりながら、それぞれのチャレンジをしてもらいました。
それぞれに発見や、喜びがあったのが見れました。
 (一人で対応してたので、写真が全員分、撮れてなくて、残念!)

魅力的な小川があるのに、だれも、魚とりや、虫とりに脱線して行かず、
写生に熱中してました。

イギリスでは、インテリな趣味として、
バードウォッチングや、ガーデニングなどと共に、写生があります。
私も、アイルランド時代、防寒して、小雨に濡れながら、
温かいミルクティで体を温めながら、自然の中に身を置いて、
絵を描いた思い出があります。

自然の中で、人の小ささを感じながら、どっぷりと絵を描くことは、
現代的で、実務的な、日々の生活を、是正して、あまりある気がします。
これは、大人にも(大人にこそ)必要な、時間かもしれません。

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