2019年4月2日

ヨモギあんぱん レンゲ 

ヨモギあんぱんは、大成功でした!
包んで、
丸めて、焼きました。
以前、東京育ちの人に、ヨモギもちを作った話をしたら、
「ヨモギって、普通に生えてる草が、食べられるの?」
と言われたことがある。いや、よもぎ餅って、書いてあるでしょう、
と言いたいところだが、
確かに、東京で、ヨモギ摘みをしてる人はいない。

寅さんのオープニングで、さくらとオバちゃんが、荒川の土手で
ヨモギ摘みをしているシーンがあるので、 つい50年前には、
普通に和菓子屋さんが、摘んで、使っていたのだろう。

今は、田舎の和菓子屋さんだって、ヨモギ粉を買ってる。
生えてる草をとって、処理して、材料にする、というのは、
消えつつある文化なのかもしれない。

ナノカは、気前のいい子で、ヨモギあんぱんが
あんまりきれいに出来上がったので、
大家さんに、あげたいと、包んで持って行った。

大家さん曰く、「以前は、ヨモギを摘む人も居たんだけどね、、、」
と、この習慣が、消えつつあることを、知った。

額田王とか、天智天皇とかの時代、
天皇も、妃などの、やんごとない人さえ、若菜摘みをしている。
だから、あの和歌があるわけだ。

春の野に出でて、若菜を摘むと、
春の芽吹いてきた、喜びを、身体中で感じることができる。
1000年前も、同じ喜びに、人は、身を委ねてたんだ。
ナノちゃん、念願の、レンゲ畑で寝っころがる、の巻
私もしてみました。視線が低くなると、レンゲ畑は、こう見えます。
レンゲ畑を、端から端っこまで、走る、もやってました。

夕方には、河原で、シロツメクサのかんむり作りもしました。
以前は、山や野原に連れて行っても、反応がイマイチだったのに、
引っ越してみると、あれも、これも、やりたいことで、
たいそう、意欲的な日々だ。
土に近いって、すごい。

母は、この五感に訴えてくる刺激に加え、
毎日、万歩を超える、歩きで、夕方ぐらいに、クタクタになる。
全細胞が、活動して、お疲れだ。

体も心も、同じようにバランス良く、疲れて、
夜に眠くなるというのは、いわゆる、健康、ていうやつなんだろう。

明日も、ナノカは、意欲的なのかな。

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