2018年5月22日
かんころ文化を味わう催し Tasting the culture of Kankoro
本日、無事、「知られざるかんころ餅の世界」展が、閉幕しました。
土日は、高橋さんの講座と、実演と試食のイベントをやりました。
ナノカも、朗読のお手伝いをしっかりとこなし、
これも、無事、終了。
展示の雛形を作ることができたので、
これから、巡回することもできるようになりました。
展示が成功しても、すぐには、かんころの衰退を、どう、食い止めていけるのか、
答えは、見通せません。
ただ、会場に、思いもよらないお客様が来て、
「なつかしい」「おいしかもんね」と
思い出話を語られる姿は、
「やってよかったな」と、それだけで、思えました。
解決策は、まずは、多くの人が、自分の原点やルーツを振り返ったり、
大切な時間を思ったり、 立ち止まって考えることから、
始まるのでは、とも思うのです。
ただ、走り続けてきた、現代ニッポン。
迷走を始めて、なんとなく、それぞれが感じる不安や危機感。
でも、それを認めるのは、ひとりでは、難しい。
一番、おもしろかったのは、主義や、思想や、信条が違っていても、
かんころ餅では、人が繋がれたことでした。
長崎県人にとっての、かんころ餅の深さに、ただ、ビックリするばかりです。
これから、1週間、たまった仕事をするために、
缶詰沈黙状態になるかと思いますが、その後、また、
ゆっくり、今回の振り返り、そして、次の展望を考えたいと思います。
ご協力いただいた、みなさん、
来ていただいた方、応援メッセージを送ってくれた人、
すべての人に、感謝いたします。
それでは、みなさん、おやすみなさい。
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