2016年8月14日

どうして登る?そこにチョコがあるから!She is climbing the mountain for chocolate.

そもそもの始まりは、
私が「法華院温泉山荘」というのを見つけて、
入ってみたいなあ〜と軽い気持ちを語ったこと。
元、山男パパが、地図とか、調べ始めてしまい、
「ここで、テント泊。ここから、このルートで、、、」
もう、止められない。

しかし、問題は、根性なし、プリンセス気質のナノカ。
「ここから、ここが1時間、そして、ここが1時間半。
子供の足で、2倍として、4時間あれば、着くんじゃないかなあ」とか言ってる。
ナノカが、4時間も、山道を歩き続けられるはずがないじゃないか。

そこで、思いついたのが、チョコレートとマシュマロ作戦。
行動食と呼ばれるオヤツを自分で選ばせ、ナノカのリュックに入れた。
すると、「早く、山に行きたいな〜。テント、楽しみ〜❤️」と
簡単に、だまされた。

現実の山は、厳しく、何度も転び、足はよれよれ。
夏登山は暑く、何度も、グズグズ泣くことに。
実際、すれ違うグループにも、ナノカサイズの子供はほとんどおらず、
「ああ、しまった」と思った。

されど、彼女は登り切った。
というか、他に選択肢がなかったのだ。
テントや食料など、大荷物を抱えて、余裕のなさそうな親に、
泣き言を言っても、いつものように抱っこしてもらったり、
なんにもならないことを感じたのか、
グズグズもしばらくすると、また、歩き出した。

帰り道は、さらに岩肌険しいルートで降りたのだが、
だんだんと、体の使い方も上手になり、
著しく、成長した1日となった。
わーい、と張り切って、走り出した長者原 starting to climb in the morning.
まずは、登山届けを出します。write "climbing document" before starting.
1時間もすると、バテはじめる。なだめて、すかして、進んでいく。about an hour later, she was down. but she had to go on.
5時間以上かけて、ようやく坊ガツル。お昼ご飯。暑い、、、after 5 hours walk we reached the place to stay. finally lunch time.
山に温泉があるという幸福。there was the secretary hot spring there.
夜ご飯、レトルトカレー、朝ごはん、パンとスープ。We stayed over night at the tent.
さて、下山。出発!then we walked back next morning.
相方の選んだ道は、険しい岩登りが続く。This root was hard rock way.
絶景も見られるけど、5歳児には、かなり厳しい、、、beautiful but difficult for the kids.
あ、へばった。I cannot walk any more.
石を積んだり、とか、やまびこ試したり、とか、ちょっとしたお楽しみを励みに
休憩場所、避難小屋に到着。さらに、ここから2時間、、、もうダメを10万回ぐらい繰り返してたのに、
ゴールが見えたら、走り出しました。後ろは、ヨレヨレの私。near the goal she started to run.
 山登りって、しなくてもいい苦労を、わざわざして、疲れて、
ヘトヘトになる、という遊び。
なぜ、そんなことを、、、とは説明し難い。
自分の体の大きさや重さを感じて、
力の限界(限界まで頑張ってしまっては、危ないので、ダメだけど)を
感じることで、普段、鈍くなってる「生きる力」みたいなものを
すこしだけ、働かせること、みたいな感じだろうか。

現代っ子ナノカ。
なんか、感じられたかな?

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