間違ってる箇所をどう乗り切るかと心配する私をよそに、大声で歌いながら、難なく、弾いた。 |
終了後、ちょっとした興奮状態で、「発表会って、たのしいねー」と言うナノカ。思ったより、強かった、、、 |
がんばってます! |
機嫌を損ねないように、修正するのに、毎日、苦心していた。
間違えると、シューンとなって、そのまま、落ちていくこともあり、
舞台の上で、泣き出すかも、、、とも覚悟もしていた。
そして、発表会が来た。
客席で見守る私の心配をよそに
なんと、首をフリフリ、ノリノリで、歌いながら弾くナノカ。
(家でも、あまりしないぐらいの、ノリノリ)
危険箇所もなんなく弾ききり、ゆっくりとお辞儀して、
舞台から降りてきた。
わたしの前では、甘えたり、機嫌を損ねて、こじれたり、
緊張して(ると言い張り)、人に挨拶もできない事も多いので、
まさかの、舞台上での勇姿に、びっくり。
終わった後、「あー、ドキドキしたけど、
それも、たのしかったー」と発表会のことを話してる姿に、
親の手を離し、ちゃんと、一人で歩き始めていること、実感。
こんなに小さな人に、ピアノの発表会もなあ〜、と思ったけれど、
コツコツ努力して、一発勝負に出るということを、
この歳にして経験できるなんて、貴重だったなあ、と思う。
ちなみに、お姉さんが弾いていたドビュッシーのアラベスクを聴き、
「ナノカも、これが弾きたいな」とビッグマウス。
あえて、目標を、こんなに遠いところの設定するかあ。
でも、努力の先にある姿を見て、「来年は、、、」と思う機会が
あることは、いいことだなあ、と思った。
毎日、やっている練習の意味も感じられ、
自然と努力できるようになる子もいるんだろうな。
舞台から降りると、おともだちが花をくれるし、主演女優のように、大きなバルーンが届くし、ドレスはピンクのヒラヒラ(スカートが3重な所が、お気に入り!)を譲ってもらえるし、周りの人の愛情を感じ、幸せな1日でした。 |
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