先日、ナノカの保育園の父母会で、勉強会があって、佐世保で子供たちの遊び場作りをしている岩下さんのお話を伺った。
最初のゲームで、「子供の頃、大好きだった、外遊びは何ですか?」と質問し合ったが、育った場所はバラバラでも、答えは、ほぼ、みんな「秘密基地作り」だった。しかし、今の子供たちが、親に内緒で、勝手に秘密基地が作れる場所が、いったいどこにあるだろう?どこの場所も、「危険だから」「何かあったら、こまるから」と、立ち入りを禁止されてしまっている。この自然に囲まれた、地方都市でも、そうなのだから、多分、全国的な事情になりつつある事は、想像に難くない。作られた遊び場で、与えられた遊びをしていて、子供の成長が自然に広がっていくとも、思えない。確かに、考えてしまう、、、Last Saturday, I joined the PTA lecture in the nursery school. It was about "free play time" of kids. For our generations, making the secret base was the major play of almost all best memories of play in childhood. The speaker asked us if the kids nowadays had same space and time. Actually no. All the space are prohibited to enter without adults and kids was stuck in the built up space such as safe playground. Is it really fun?
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運動神経ゼロの私でも、木登りをしたものだ。運動神経のいい子は、てっぺん近くまで登っていた。子供ながらに、自分の能力と向き合って、どこまで登れるかを知っていたのだろう。3段目の太い幹より上には、上がれなかった。金網の穴から、私有地に入り、粘土質の丘で、いろんな粘土を使って、創作。すべて、親の介入しない世界で、遊べていたのだ。Even I(terrible at sports) had climbed up the tree in our time. Good ones climbed up to the top of the tree. Kids knew their own ability by using their body. I played with natural clay in the prohibited space entering through the hall of the gate. Many kids did the same. |
私自身が、母親の放任主義の結果なのか、はたまた、意識して自由を与えられていたのか、かなり放ったらかしで遊ばせてもらった。そのため、ナノカにも、早くから、なるべく自由にさせてあげたいな、と意識してきた。家事は、やりたがったら、なんでもやらせてやり、服も本も、自分で選ばせた。自立して、道具の使い方を覚えれば、早くから、自由にいろんなものにアクセスできるし、それが一番楽しい、遊びにつながると思うからだ。My mom gave me much freedom. I do not know if it was her will or just she was busy, but anyway, I got access to most of the tools. I felt it was good and let Nanoka do same.
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しかし、先日、私が縫い物をしているのを見て、「ナノカもやりたい!」と言われた。2歳5ヶ月で、針と糸か、、、めんどうだなあ。思わず、「もうちょっと、したらね」と断ってしまった。Recently Nanoka saw my sewing and said that she would like to do. I hesitated,,, |
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果たして、自分がいつから、針と糸を使っていたか。記憶が定かじゃないのだが、就学前だったのは確かだ。私は、幼少期、仕立て屋の祖父母の家に預けられる事が多く、ハギレがオモチャだった。When did I started to use the needle and thread? I played at my grandparent's workshop with pieces of clothing. |
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洋裁ができて当たり前の家で育った母は、服を、縫ったり、編んだり、とほぼ全て、手作りしていた。私も、お菓子の缶に、針山と糸を入れてもらい、自分の裁縫セットとして持っていた。針がいかに危ないものか、と脅されていたが、一方で、勝手に出して、使っていいようにしてもらっていたのだ。For mom, the sewing was as daily as breathing. She made all our dress by her hands. Then she gave me pin cushion, needle and thread putting in a can as my first sewing set before going to the school. I made doll dress etc. |
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自分が、よく知っていて、使い慣れた道具は、子供に、どう教えて、使わせたらいいのか、わかっているので、早い時期から与える事に抵抗がない。私も、ナノカに、水彩道具を与えたが、ここまでなら、しても大丈夫だと、危険や、可能性の範囲が見えてるからだと思う。I think that it is easy to teach and allow kids to use the tools that parents know well. I know how far I can go with watercolor for Nanoka since I knew the possibilities and danger well. |
子供は、いつかは、自立して、大人になる人だ。自由に、羽ばたいて行かなくてはいけない人たちだ。危険も、安全も自分で判断して、加減を知り、時に人と協力して、いつかは、人に教え、子供を育てていく人たちだ。その中で、さまざまな喜びを知り、悲しみに耐えて行かなくてはいけない。
私が、彼女に与えてあげられる自由は、どうしても、私ができる事によって、範囲が限られてしまう。それこそ、工作や絵の道具、料理の道具、裁縫道具あたりまでだろうか。それでも、私にしてあげられる道具は、手に握らせてあげ、送り出してあげよう。 相方が、できる事は、また、私とは別だろうから、それは、相方に任せよう。その事で、彼女は、二人分の知恵と自由を得られる。そして、さらに、社会が彼女に教えてくれる事に対し、オープンになり、大きな懐で、子供たちをみんなで、遊ばせてあげられたら、と思う。
Children will grow and someday they will be adults. They have to fly freely. They have to judge safety, danger and chose which way they go by themselves. They have to corporate with others, teach others what they know and finally they have to bring up their kids. They will know various joys at the same time they go through the sorrow.
The freedom that I can give her is limited by what I can do. Probably art, crafts and cooking are almost all. Husband can teach her something else. Then she got from two. Then we open our mind to let her play in the society that teach her more than we can. We are pleased to support on making good society which provide kids good free play space.
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