2009年7月6日

Con Te Partiro きみととびたとう

アンドレア ボッチェリ という盲目のオペラ歌手が歌ったアルバムを持っている。
I have CD of Andrea Bocelli, who is a blind opera singer.
こんな感じの人だ。さすが、ミュージシャン。さすが、ヨーロッパ人。赤いバラを抱える無精髭のおじさん、てすごいなあ。でも、かっこいい。
He is like this. European! Musician! An middle age man can hold red rose! But anyway he is cute.

この中に、Con Te Partiro 君と飛び立とう、という曲がある。私はこの曲を聴くと、触感を感じる。手を握った感じ、風にあたる感じ。そして、うすい光。明け方の雲から差す光。あと眼下の荒れた草原。(これは視覚だけど、なんとなく存在を感じる)かすかな風のにおいもあるかな。
目が見えない、という事は、視覚以外のものをより強く感じて生きていることになる。彼の表現は自然、目の見える人とは違ってくる。そして、それは歌に強く薫る。ハンディキャップと呼ばれる部分というのは、決してただ欠けてる部分ではなく、あたたかにその人を作ってる部分なのだ。
同じように、だれしも、それぞれの個性をもっとあたたかく受け入れてもいいんだよなあ、と思う。
There is the song, Con Te Partiro. I can feel sense of touch. Warmth of hands holding, the wind, and soft light from the sky through clouds, existence of the rough earth below. He lives in the world of luck of vision. His sense feels more other sense. Then it smells in his songs. More richness exist there. Handicap, "something different from ordinal people" are not just luck but warm uniqueness of the person and made them up in warmth. We, ordinal person, all should feel that warmth of what we are in everyday life.

ちなみに、本当の歌詞はこうらしい

ひとりでいる時
地平線に想いを馳せる
でも、言葉は届かない
そう、光なんてない
日の差さない部屋には、
きみがぼくのもとにいない時には。
窓に
人々に僕の心を見せておくれ
君が灯した心を、
僕の中に閉じ込めて
君が道で出会った
光を。

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