サンプルでナノカの作品を、まずマッティングしてみる。Started to mat the works. |
やわらかな色といい、全体のほのぼの感といい、いい感じに。Soft color and warm and tender way of using the spaces |
こういう絵は、額に入れると、有名な抽象画みたいに、引き締まる Almost like abstract painting. Much better in the mat and frame. |
目が、登場人物に、より惹きつけられる。Eyes go to the snowmen. Very cute. |
清廉とした世界がしっかり、とじこめられた。Clean icy world was blocked in the frame. |
親御さんが理解してくれたので、この「うたの絵」だけは、しっかり額装してみた。
ものすごく、いい。
わたしも、ナノカに山のように絵を描かせて、
その都度、部屋に飾ってきたけれど、
改めて考えると、きちっとマットを入れて、いい額に額装してあげたことはなかった。
絵の見方が、ぐっと、変わる。
あ、こんな風に、散らして描いてもいいんだ、のように、
すこし、リラックスして、絵が描ける部分もあるかもしれない。
(学校の張り出し方だと、どうしても、元気に、押し出し強く、
描かないと、成り立たないところがある)
このプロジェクトは、あと2人、女の子が仕上げてくれるのに加えて、
私とナノカも制作中なのだけど、
ひとつのうたが、描いている場面も、ほぼ同じで、
画材や大きさの条件なども、ほぼ、変わらないにもかかわらず、
これだけ、それぞれの個性で、描かれてる所が、本当に、美しいと思う。
私が、アイルランドやアメリカの美大で、一番、大切だと学んだのは、
絵の上手さではなく、「何を描いても、〜って感じだね」という
その人から、にじみ出る、コアな何か、だったと思う。
子ども達は、それを、持って、部屋にやってきてくれるので、
いつも、感動させられる。
それが、展覧会でも、伝わるといいな、と思う。
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