2018年12月20日

てんらん会案内ポストカード Exhibition card


postcard for Little Artist Exhibiion
美術館に、額装した自分の作品を、飾る。
それを、家族や友達に案内して、見てもらう。
それは、やっぱり、特別な感覚かな、と思う。

なので、予算を最低限にしながらも、できるだけ、
「展覧会」ぽくしたいなあ、と名前入りの案内を印刷してもらった。

案内も、子供の作品で作りたかったけど、
どの子の作品も、それぞれ、すばらしく、結局、
平等を期して、私が描きおろした絵で作った。

細々と続いてきた、リトルアーティスト。

それぞれの個性を、自由に表現する力を身につけてほしいと
海外や美術館などで体験したことを元に、
すこし、難しい、抽象的な課題にも、取り組んできた。

「ここに通うと、ぐっとうまくなる」
ではない、やり方を理解して、
せっせと通わせてくれる親御さんあっての、教室。
感謝も込めて、準備したいな、と思う。

なんでも、結果を求められてしまう、現代の子ども達に、
せめて、アートの世界では、性急な答えを求めないで、
自分を信じさせてあげたいと思う。

以前、ベテラン編集者さんに、リトルアーティストの写真を見せた時、
「いろいろなアート教室を見てきたけど、ここまで、
一つの課題に、いろんな作品が出来上がってくるのを、見たことがない」
と言ってもらったことがある。

それだけ、人というのは、考えも感覚もビジョンも違う。
それを宝物として、生まれてきている。
子ども達は、まだ、その宝物を失っていない。
大切にして、生きていってほしいと思う。

0 件のコメント: