postcard for Little Artist Exhibiion |
それを、家族や友達に案内して、見てもらう。
それは、やっぱり、特別な感覚かな、と思う。
なので、予算を最低限にしながらも、できるだけ、
「展覧会」ぽくしたいなあ、と名前入りの案内を印刷してもらった。
案内も、子供の作品で作りたかったけど、
どの子の作品も、それぞれ、すばらしく、結局、
平等を期して、私が描きおろした絵で作った。
細々と続いてきた、リトルアーティスト。
それぞれの個性を、自由に表現する力を身につけてほしいと
海外や美術館などで体験したことを元に、
すこし、難しい、抽象的な課題にも、取り組んできた。
「ここに通うと、ぐっとうまくなる」
ではない、やり方を理解して、
せっせと通わせてくれる親御さんあっての、教室。
感謝も込めて、準備したいな、と思う。
なんでも、結果を求められてしまう、現代の子ども達に、
せめて、アートの世界では、性急な答えを求めないで、
自分を信じさせてあげたいと思う。
以前、ベテラン編集者さんに、リトルアーティストの写真を見せた時、
「いろいろなアート教室を見てきたけど、ここまで、
一つの課題に、いろんな作品が出来上がってくるのを、見たことがない」
と言ってもらったことがある。
それだけ、人というのは、考えも感覚もビジョンも違う。
それを宝物として、生まれてきている。
子ども達は、まだ、その宝物を失っていない。
大切にして、生きていってほしいと思う。
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