学生時代のスケッチブックを持ってきた。From old sketchbook |
全体の空気感を描く。seeing the shadow and atmosphere |
水彩で using water color |
同じポーズで何種類か構成する Same pose and compositions |
資料とドローイングの基礎の本を再読 reading book before the class |
毎年、1月に、年に一度ではあるけれど、子どもたちに、実際のモデルを見ながら、
絵を描いて、多少なりとも、パニックになってもらいながら、
「見る」「描く」「感じる」 を体験してもらっている。
美術学校では、週に2、3度はある、フィギアドローイング。
エンドレスで、数時間、描いたり、休んだりをくりかえし、
短いポーズから、長いポーズまで、それぞれの課題に取り組んで、
体の構造を感じたり、
立体として人間を感じたり、
モデルのドラマを描き出したり、
モデルと背景の関係で、陰影を学んだり、
構図の取り方を考えてみたり、
山のように、できることがある。
人には、いろんな喜びがあるが、
本を読んで、新しいことを知ったり、感動したりする喜びは、
本を読むようにならねば、知らないままだ。
同様に、自然の中で、体を動かす喜びとか、
手を使って、物を作る喜びとか、
どれも、やはり、知る機会が必要である。
絵を描く喜びも、経験しないと、知らないままかと思う。
自分の得意な、いつものロボットや、いつものおひめさまだけではなく、
ちょっと、踏み出して、新しい刺激とともに、
描く喜びを感じてもらえたらな、と思う。
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