2018年1月29日

毎日新聞「カンコロの島紀行」4 Goto Island Ariticle

毎日新聞 1月29日付
4回目の記事が出ました。
今回は、カンコロ切り、という、かんころ餅の重要な場面を書きました。

体験してきた直後は、ちょっとした興奮状態で、
「あれも、これも、絶対に、伝えたい!」と
逆に、何を書いていいのか、見失いそうでしたが、
1ヶ月を置いて、スペースに合わせて、必要な情報に絞りきることができました。

今回は、書けなかったこと。

すべてが、手づくりの、島の道具。
燃料も輸送されてくるので、灯油やガソリンも割高のため、
今でも、島では、薪を拾い集めて、使います。

かまどは、畑の土や、山の赤土を混ぜて、作っています。
これは、使いながら、焼きしめなおしているので、
数年、使わないと、すぐに、壊れてしまいます。

道具も、生きているのだと、感じました。

そして、人は、ひとつのものを、
作り出したり、メンテナンスしたりして、使い続けることで、
自分の生きる力を、実感できるのだろうな、とも感じました。

楽で、時短で、効率的で、合理的であれば、
人は、より多くの自由時間を手にして、生を謳歌できるのかと思って、
現代化してきました。
でも、結果は、そうだったとも言い切れないように思います。

かんころ餅、という食べ物自体が、
そう言ってる気がします。

2018年1月28日

リトルアーティスト「すすむおじさんをかこう:感情とポーズ」Little Artist Figure drawing

最初に、私の学生時代のスケッチブック、ルネサンスのデッサン、ドーミエ、ドガ、ピカソのドローイングを見る
体の全体を、描けるようにするために、いくつかのエクササイズをします
今年、すすむさんは、パントマイムの本まで読んで、モデルスキルをアップさせてきました。
塊で、人間を捉えることで、ポーズをしっかりつかめるようになりました。
30分ポーズで、作品を仕上げます。繊細なドローイングですが、全体を見て、重要な場所を強めに描いています。
2年目。去年は、後ろは白抜きでしたが、背景にトーンを置き、全体を見ています。横向きの構図はおもしろいですね!
最後、みんな、床で製作しています。
非常に、かわいいドローイングで、キュンときました。線に、表情があって、雰囲気のある作品です。
木炭の濃淡で、楽しく、遊べました。色がなくても、こんなに、いろんな表現ができます。
今日は、塊で描くことで、発見があったよう。たくさん、同じポーズを、いろんな場所から、描いてみました。
立体を感じさせ、体のバランスも、しっかり、つかんでいます。彫刻家タイプかもしれませんね。
ポーズをしっかり、つかんで、バランスもよく、見えています。イスを描き入れて、安定感のある作品です。
もう3回目。今まで、小さく、かわいらしく、描いてきましたが、今年は、大きく描いて、構図も体を切って描く、意欲作になりました。年々、成長が見られて、感動します。
毎年、1月は、フィギアドローイングと決めています。
本当は、毎月でもやりたいぐらい、すべての基礎が学べます。
画家だけではなく、彫刻家、デザイナー、アニメーター、建築家に至るまで、
みんな、フィギアドローイングをします。

実際、今日も、
たった2時間の間に、ああでもない、こうでもない、と
いろんなことに四苦八苦して、チャレンジして、
見方、感じ方、描き方に、新しい視点を見つけてくれました。

フィギアドローイングは、目の前に、モデルがいるので、
正しい答えがあるように、思いますが、そうでもないです。
実は、ピカソとドガが、目の前に踊り子を置いた時、
全然、違う、絵を描きます。
それぞれ、同じものを見た時、感じ方、見方が違うので、
ドローイングも、大きく、違ってくるのです。

でも、体の構造を感じながら、ボディを描き、
周りとの関係を見ながら、トーンを決め、
どこに重心があるかを見極めて、一番大切なラインを引く。
そういう、学ぶべき視点、というのは、あります。

ちいさな人には、集中力を持たせるだけでもキツい、
タフな時間だったかもしれないけれど、
チャレンジして、一生懸命引いてくれた線を見て、
とても、うれしく、感じました。
味のある、今しか描けない、美しいラインです。

この経験が、ちょこっとでも、物を見るときや、絵を描くとき、
生きるといいな、と思います。

そして、また、来年、チャレンジしましょうね。

2018年1月25日

フィギアドローイング Figure Drawing

学生時代のスケッチブックを持ってきた。From old sketchbook
全体の空気感を描く。seeing the shadow and atmosphere
水彩で using water color
同じポーズで何種類か構成する Same pose and compositions
資料とドローイングの基礎の本を再読 reading book before the class
今週末、「すすむおじさんを描こう」がある。
毎年、1月に、年に一度ではあるけれど、子どもたちに、実際のモデルを見ながら、
絵を描いて、多少なりとも、パニックになってもらいながら、
「見る」「描く」「感じる」 を体験してもらっている。

美術学校では、週に2、3度はある、フィギアドローイング。
エンドレスで、数時間、描いたり、休んだりをくりかえし、
短いポーズから、長いポーズまで、それぞれの課題に取り組んで、

体の構造を感じたり、
立体として人間を感じたり、
モデルのドラマを描き出したり、
モデルと背景の関係で、陰影を学んだり、
構図の取り方を考えてみたり、

山のように、できることがある。

人には、いろんな喜びがあるが、
本を読んで、新しいことを知ったり、感動したりする喜びは、
本を読むようにならねば、知らないままだ。

同様に、自然の中で、体を動かす喜びとか、
手を使って、物を作る喜びとか、
どれも、やはり、知る機会が必要である。

絵を描く喜びも、経験しないと、知らないままかと思う。
自分の得意な、いつものロボットや、いつものおひめさまだけではなく、
ちょっと、踏み出して、新しい刺激とともに、
描く喜びを感じてもらえたらな、と思う。

2018年1月24日

記念品試作 Memorial sample

卒業制作用サンプル sample for memorial goods making
sample 2
学童さんの、卒業制作を手伝うことになり、サンプル作り。
I am going to help to make the memorial goods of after-school activity.

記念品は、
「顔がわかるように、写真を使いたい」
「サイズは、額に入れて、飾れる程度」
「人数は、十数人」
「名前、制作年、など、入れたい」
など、希望に沿って、調整していく。
材料代、作業時間なども、考える。
I consider cost, number of people, time,
and try to take their demands such as using all members photos etc.

いい記念になりますように!
I hope it would be good time for them!

2018年1月23日

原稿仕上げ writing and drawing

調べたこと、もっと、書きたいけれど、、、Lots of things I want to tell,,,
今月の原稿も、書き終わりました。
今週日曜日に、記事が出る予定です。

山のように、伝えたいことがある。
でも、このスペースでは、ここまで、です。

今回は、「私でも、できるかも」と感じてもらうため、
イラストの主人公を、ナノカにしました。

五島で、いつも、感心すること。

手を使って、工夫して、島の材料で、道具を作り、
畑で採れたものを、大切に加工して、保存し、
島の中で、すべてが生まれ、すべてが使われ、回っていること。

この花が咲く頃に、去年の種を蒔く、というように、
風と海鳴りの間で、人が四季をていねいに、歩んでいること。

ひとつひとつの木にも、
この文旦は、息子とじいちゃんで、よく食べてたよ、とか、
昔、渡ってきた人が船に乗せた、ゆうこうの実が、根付いたんだよ、とか、
物語があること。

それを、描き出すだけのスペースはなかったけれど、
愛情をこめ、それが、背景に見えるように、記事を書きました。

なにか、伝わっていくよう、願って。

何も起きない物語 Nothing happen

Nanoka was murmuring at the bus.バスで、ブツブツつぶやいている。
Carefully listening, I found the story interesting.思わせぶりな設定に、気になって、尋ねると、オリジナルストーリだという。
I listened to the rest of story. It ended before anything happen. 改まって、聞いてみると、何も起きずに終わってしまった。
ナノカは、本を読んでいない時は、ずーっと、しゃべっている。
 バスで帰り道、ブツブツ言ってたが、下手につつくと、
相手をしなくてはいけないので、放ってあった。
On the bus she kept talking.
I cannot make conversation all the way home, so I let her do.

ふと、耳に、「とてつもなく、お金持ちが、いたのでした」とか
「街じゅう、花であふれかえっているのでした。」など、気になる言葉が入る。
I heard that she said, "There was enormous rich man in the town."
"The town was filled up with flowers."
She seemed to make the story.

そして、「その花屋では、お金はいりません」
「ただし、1日1本だけ、なのです」
と、なにやら、ちょっと、事件が起こりそうな気配がした。
"At that floral shop, you do not have to pay."
"But anybody can get only one brunch per day."
Something will happen!?

どこかで、読んだ話なのかと思ったが、今、即興で話してるという。
座り直して、続きを聞かせてもらうことにした。すると、、、

「その青年は、一本、花をもらうと、お友達に、あげました。おしまい。」
 と、たいした事件も起こらず、サッパリと終わってしまった。
I expected that something would happen, so I listened carefully,
but she ended up, "A young man came and got one flower, then
gave to his friend. FIN!"

設定からすると、とてつもないお金持ちが、財力を持って、
花を買い占めようとするけど、どうにもならない、みたいな展開かと思ったのに。
Nothing happen in the kid's story, even the setting hinted the happenings.

2018年1月22日

堪え性のない親子 Mom and daughter cannot wait

パパが読んでくれている「2分間の冒険」もあと1章。続きが読みたくて泣くが、遅いので寝かせる。Husband read thick fantasy book and only one chapter left. She cried to read but too late to read the rest. So we said we will wait for tomorrow night.
私も、日中、続きが気になる。I also wanted to know what was going to happen during day time.
帰宅後、待ちきれないナノカは、読んでしまった。After she came home, she read the last chapter.
夜、パパが驚きの展開部分を何度も読むが、反応薄の母子。ゴメン、読んじゃったよ。At night husband read the last chapter and he surprisingly told the last part. But non of others reacted. Yes. We already knew the last chapter,,,
That was very fun book.
ナノカは、寝食を忘れて、本に没頭している。

子どもたちが飛び回っている場所でも、一人で本を読んでいる。
先日は、教会で、子供用の聖書を、黙々と読み続けていた。

その様子を、「賢そう」と、「本好きで、うらやましい」と
他のママさんに言われたが、私は、ただの本好きで終わることも
多々あることを知っているので、「ハハハ」と、苦笑いするだけだ。

私自身、子どもが生まれてから、雑用に加えて、雑念が多すぎて、
本に没頭することができなくなった。
切れ切れの時間があっても、次の用事を考えると、
ただ楽しむだけのために、本に手を伸ばすのに、抵抗を感じる。
娘の、本に対する執着は、かつての自分のものだったはずなのに。
貪るような姿が、まぶしくもある。

最近、相方が、読み物を、ガツガツ読みきってしまう娘のため、
ちょっと、骨太なファンタジーを、読み聞かせし始めた。
それを、私も、一緒になって、聞いている。
それは、私にとっても、久々の物語との時間になっている。

2018年1月19日

ナノカくじ Nanoka Lottery

One day she hit idea making lottery for dad and mom.ある日、パパとママが、1日一回引けるくじを、作った。
I got 10 minutes Help ticket and asked her carrying trashes and washing dishes.さっそく、おてつだいけん10ぷんで、ゴミ捨てと皿洗いをしてもらった。
Next day, she was making something again.また、なんか、作ってるなあ〜、と思ってたら、、、
She came to me and happily told me "I got 2 minutes Huggy!" She made lottery for herself by herself! うれしそうに「だっこ2ふんだった!」と言いに来た。自分用のくじを、自分で作ってた!
Lots of brushing teeth tickets. She started to brush her teeth recently but she was tired of that.はみがきけんも、多い。最近、自分で始めた、はみがき。相当、イヤみたいだ。
まだまだ、だっこ、してもらいたいんだなあ〜、としみじみ。

「だっこして〜」て言ってくれば、だっこしてあげるのに、
くじにしたところが、にくい。

スリッパ Slippers

オーダーで作ってもらいました I ordered Nanoka to make ladybird budges.
デザイン画 Design first.
Sunday, when I walked out from supermarket, Nanoka said she wanted to buy slippers. 週末、スーパーで買い物を終えて出ると、ナノカが、スリッパを買いたいという。
While my paying, husband and she went to the discount clothes shop next door. It was Dad's fault.会計してる間に、隣の「しまむら」に入って、見つけたと言う。パパが余分なことをするからだ。
I thought she shopped too much recently so I suggested her to think about a day.最近の散財ぶりが気になったので(他に欲しがってたものもあったし)1日、冷却期間を置くように勧めた。
Next day on bus home, she said she still want slippers. She insisted that her hands and legs were cold because of luck of slippers. 次の日、バスで「やっぱり、欲しい」と言い、「ナノカが手足が冷たいのは、スリッパがないからだ」と主張し始めた。
小金を稼いで、使いまくるナノカ。

まったく、何も欲しがらず、商品も作りたがらない時期もあるが、
年末年始は、「物欲」強化月間のようだ。
セールだの、特割だの、売り尽くしだの、福袋だの、
まわりも、ソワソワしてる影響だろうか。

しかし、ナノカの残金は、900円。
スリッパを買ったら、100円しか、残らない。
そして、バレンタインには、去年もそうしたように、
自分の稼ぎで、チョコレートを買うつもりのはずだ。

「100円しかないと、チョコレートの選べる幅も
ぐっと小さくなるし、 二人の男の子にあげたくなるかもよ」と言うと、
「100円のチョコ、あるもん。一人しか、あげたい子いないもん」と言う。

そして、自分の冷え性の話までしてきた。
ふかふかスリッパの必要な時期は、あと1ヶ月ぐらいかと思うが、、、

スリッパを手に入れて、なおかつ、金欠にならないようにしようと思ったのか、
「バレンタインカードを、制作する」
と言いだした。

「バレリーナがハート持ってるのに、しようかなあ」
「男の子と女の子がいて、真ん中にハートがあるのにしよう!」
とアイデアも練っている。

そして、いつもは、オーダーしても、面倒くさがることが多いのに、
友人の息子君に贈るバッジを依頼すると、引き受けてくれた。
あまり得意ではない、「昆虫」というテーマだったけど、
図鑑を見てから、デザインしていた。

スリッパの買い物が正解かどうかは、大人から見ると、疑問だが、
そこまで、いろいろ、考えるなら、失敗でもないのかな、とも思う。

まだ、スリッパ、あるといいねー。
(本当は、なかったら、いいのに、と思ってたけど、ここまで来たら、
買っても、しかたないと、思える)

2018年1月17日

ひばりさんLOVE She loves old songs

実家に帰省すると、新しいカラオケセットがあった。At parent's home, they got new Karaoke machine.
甥のハルトは、歌が激ウマだ。Haruto, my nephew was a great singer.
ナノカも、ハルト兄ちゃんの歌っていた「上を向いて歩こう」が歌いたいが、覚えが悪い。Nanoka tried to sing Sukiyaki song that Haruto sang there, but she rarely remember the song.
Youtubeで探すと、同時に見つけた、美空ひばりを「ウマイね」と気に入ったようだ。I showed it on Youtube and she found another favorite old songs.
わが家は、わたしが、邦楽を好まないし、テレビもついてないので、
洋楽か、楽器のみの曲がかかってることが多い。
I prefer instrumental or foreign musics.

しかし、前々から、車に乗ると、ラジオで演歌が流れるたびに、
「ウマイね」「いい歌だね」と言うナノカ。
結構、渋好みなんだなあ、とは思っていた。
But she liked the old Japanese songs whenever the radio broadcasted.

先日、美空ひばりの曲を聴いたその瞬間から、
気に入ってしまった、ナノカ。
「お祭マンボ」と「りんご追分」を口ずさむ状態になった。
Now she loved the songs by Hibari Misora, the Queen of Japanese songs.

園でも、「りんご〜の、はな〜びらが〜」と、鼻唄を歌ってたのだが、
若い先生に、「あら、ナノちゃん、渋いの、知ってるね!」と言われたとか。
20歳そこそこのN子先生、りんご追分、聴き分けたんだ!、とビックリした。
She tried to sing, then young teacher of the school found
"Wow, you know very old songs!"

好みはあるけれど、歌としては、演歌歌手の方が、おしなべて、上手なのは確か。
声にも、抑揚から、表情があるし、きちんと、世界観を研究して、歌い込んでいる。
古い歌の歌詞は、ちゃんとした詩人が作ってたりして、いいなあ、と思うことも。
全面拒否するんじゃなくて、たまには、聴いてみようかな、と
娘に教えられるのであった。
(でも、新しい歌ではなく、古い歌を、娘の影響で聴くって、、、)

2018年1月15日

冬の鳥 Winter Birds

鳥の羽とお花をゲット feather and flower
ふるさと自然の会「冬の鳥観察会」に行ってきました。
We participated to the nature walk of winter birds by Sasebo nature organization.

相浦川下流域を、ポテポテと散歩して、観察するのですが、
ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、オオサギ、
アオサギ、カワウ、イソシギ、カイツブリなど川辺の鳥を見て、
トビと他のタカ類との見分け方を教わりました。
最後には、ミサゴが至近距離で、じっくり観察させてくれました。
普段から、見かける、ハクセキレイなどの鳥も、
自分では、なかなか、覚えることができないので、目を養うには、
やはり、観察会が一番!です。
To join the nature walk was the best way to learn how to find the birds.

寒かったので、相方は乗り気ではなかったし(一番、野鳥に興味があるはずなのに)
そもそも、ナノカは、生き物LOVEではないのですが
(もう一人だけ参加していた少年は、生き物LOVEでした)
熱心に、双眼鏡を覗き、羽の動かし方の違いを、見つけたりして、
来てよかったなあ、としみじみ、思いました。
Nanoka was not so interested in nature walk kinds,
but she looked into the scopes and delighted to see birds.

しかし、冬の風に当たるというのは、体力を消耗するようで、
後半、ぐずって、おんぶで眠ってしまいました。
狸寝入りかと思えば、そのまま、1時間ほど、眠ってました。
To walk in the winter wind was tiring so she fell asleep
at the end on daddy's back.

起き上がると「プラネタリウムが見たい」と言い始め、
着ぶくれた私が、このままはイヤだというと、
「ママ、太ってないよ。大丈夫だよ」と3回も言い、
なんとなく、落ち込まされることに。
She woke up and said she wanted to watch stars
so we went to Planetarium after that.

しかたなく、着ぶくれたまま、科学館も行きました。

体験会も、科学館のショーも、専門家が子供達のために、
丁寧に続けている活動です。
参加するたびに、関係者の方の「愛」を感じます。
Every time we went to the nature walk or science show
I was moved by the passion and love of stuff.
They always planned the programs for kids.

最近、「公共の利益」ということを、とても、考えるようになりました。
I recently thought about "For the public benefit"

高度成長時代は、「一生懸命、はたらくこと」が、
公共の利益に直結してた(と信じられてた)のでしょう。
国が豊かになれば、みんながその恩恵を受けられたのですから。
だから、「お父さんは、土日もなく、朝から晩まで、会社で働い」たんでしょう。
When Japan was under developing their economy
we believed that "working hard" brought "the society better"

でも、今、「一生懸命、はたらく」だけでは、
ちょっと、違うのかな、と思います。
But the time has changed now.

「一生懸命、働くこと」は、企業のためにはなるし、
自分と自分の家族のためではあるけれど、
それだけでは、「よりよい、社会」には、つながっていかないのでは、と。
To work hard is only for employer and employee.
It was not always leading to "better society"

みんなが、ほんの少しずつでも、汗をかいたり、知恵を絞ったり、と
余力を持ち寄り、社会を動かしていったら、
より、自分達らしい、希望のある社会になるんじゃないだろうか、と。
We need to bring extra power to the public.
For the region, for the nature, for the grove.
Then it brings us the hope to the future.

この「社会をよくしていくために、一人一人が、できること」を、
大人がしている姿を見て、子どもたちも、「公共の利益」を学んでいく。
そんな風に思うと、活動が、ありがたく、そして、頭が下がる思いで
いっぱいになります。
The statue of grown-ups'"working for better society"
give the chance kids to learn "public benefit"
Whenever I met people who act for society with passion,
I just deeply respect them and simply thank to them.

2018年1月11日

おっぱいとだっこ Breast and Hug


We only can borrow 10 books for a family. 図書館カードを忘れた。あるのは、パパのカードのみ。10冊を、家族で分け合うことになった。
ナノカが選んだ本の中に、「おっぱいとだっこ」という本があった。Nanoka chose "Breast and Hug"
育児本だ。漢字だらけで、挿絵もごくわずか。間違いかと思ったが、「これがいい」と主張する。That was Parenting book and difficult for kids, but she insisted on getting this.
聞いてみると、「ミルクをたすと、おっぱいが出なくなる」ような内容を教えてくれた。She tried to read and told me that about milk feeding bother the breast feeding.
ナノカが、最初「おっぱいとだっこ」を持ってきた時、
なんかの間違いかと思ったけど、
確かめると、わざわざ選んでいた。

思い当たるのは、育児雑誌の「子育てQ&A」を
ここしばらく、熱心に読んでいたなあ、ということ。
こどもの行動や、親の困った、に専門家が答える、問答形式のものだ。

冊子の一部ではあきたらなくて、もっと、まとめて、読みたくなったのか。
虫とか、植物とか、いろんなQ&Aがあるのに、子育てが
一番、興味深かった、ということか。

親の立場からすると、こどもにノウハウのやり取りを見られるのは、
いささか、居心地が悪いが、
18禁、じゃないし、止める理由もない。


10冊の読み物を、3日でペロリ、の大読書漢ナノカが、
4冊しかない持ち分の1冊を割いてまで、借りた本。
しかし、漢字が多く、ルビもなく、ちょっと、ムリがあったかな。
Nanoka enjoyed reading Q and A of parenting magazine that I did
some illustration job and she thought it was interesting.
So she wanted to read more then found the parenting book.
It was difficult, though.