2015年12月18日

物語に飢える Eager for the story

私が歯医者に行ってる間、ぬいぐるみごっこを楽しんでいた、ナノカと相方。Nanoka and husband enjoyed the doll play during my going to the dentist.
味をしめたナノカが、ご飯後にも、ぬいぐるみを持って現れる。さすがの相方も、イヤなようだ。after dinner, she again asked him to do the doll play. He denied.
ちょっとムリ、と思った相方。代替案として、「絵本読んであげる」と言ったが、なんと、断られた!そっか、ぬいぐるみごっこ、てライブだもんね。Instead, he offered to read the book, but she said No. Well doll play is much livelier than reading a story,,,
テレビを制限してるわが家でも、30分程度のビデオは見せているが、ものすごい、惹きつけられてるのが、わかる。
子育てしていて、最近、実感するのは、「子供は、物語に飢えている」ということだ。
「物語」と言っても、「本」だけの話をしているのではない。
ストーリー性のあるものなら、なんでも、だ。
本、アニメ、テレビ、だけではなく、おしゃべり、そして、ゲーム(展開していく、ということで)に至るまで。

そういう意味でいうと、大人にも、ストーリーは必要なんだろう。
リアリティ番組が一時期、流行っていたが、あれも、ライブで展開するストーリーに、人が引き込まれていったのだと思う。

なにで、ストーリー欲を満足させるか、が人によって、違ってくる。
それを、本(その種類も人によって違うだろう)で満たす人もいれば、
映画、テレビ、ネット、ライン、ゲーム、おしゃべり、、
パチンコですら、多分、ストーリーなんだろう。

願わくば、スイッチを切った瞬間に、使った時間以上、何も残らないような
そんなストーリーに、自分を消費して欲しくない。
だれしも、子供に対して、そう願うだろう。


まだ、すらすらと字の読めないナノカ。
だけど、ストーリー欲は、宇宙に広がるほど、貪欲。
相手にしきれないで、少し、ビデオに頼れば、その欲を、ぐーっとビデオに寄せていく。

バスに乗れば、すべての言葉に反応し、すべての現象から話を聞こうとする。
疲れた時は、本当に、辛い。

ガツガツ、と音がしそうな、貪るような、ストーリーへの飢え。
でも、これだけ飢えてるからこそ、どんなものだって、吸収できてしまうのだろう。
あと数年で、本を自分で読むようになりそうなので、それまでのことなのだが、
とにかく、工夫を重ねて、なんとか、このガツガツに応えていかねば、と思う。

ラジオドラマとか、落語のテープとかまで考えてる、母でした、、、

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