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夏休み。ナノカの今年のクリスマスは、「誕生日にもらったシルバニアを集めるんじゃないかなあ」という予想を立てるハルト。ハルトは、カタログ見ながら、トーマスの機関車、集めてたもんなあ〜。In the summer, Haruto, Nanoka's cousin wondered if Nanoka would want doll house collection for Christmas. |
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そこで、聞いてみると、「うちわ」と答えるナノカ。は?何?うちわ?と何度も聞き返す、ハルト。He asked her. She answered, "fan" |
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オモチャ屋さんに行かないので、オモチャとオモチャじゃないものの、区別がついてないんだなあ。Haruto could not understand why she chose fan rather than toys. |
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秋になった。クリスマスが、だんだん身近になってきた所で、もう一度、聞いてみる。ちなみに、うちわは、もう手に入れたので、多分、満足しているはず。Days passed. Autumn comes. I asked her again. She already got the fan, so it would be different. |
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すると、「ナノカの持ってない本」と言う。模範解答です!親にとって、これほど、ありがたいお答えないわあ〜。She answered, "Book that I do not have" Wow! It was the best answer for the parents. |
ナノカは、別に物欲が少ない訳でもない。一緒に、買い物に行けば、「これが欲しい」とすぐ欲しがる。バザーやお祭りでは、少しだけお小遣いらしきものを渡し、買い物させてやっている。小さな文具や、折り紙、シャボン玉、凧、など、遊び道具も、細々としたものは、ちょこちょこ買っている。なんでも、かんでも、禁止の、禁欲ではないつもり。
しかし、ナノカは、クリスマスに欲しいものを聞くと、かなり考え込み、そして、オモチャを思いつかない。なぜかと言えば、多分、おもちゃ屋に連れて行ってないからであり、テレビを見せてないからだろうな、と思う。「本」という模範解答を聞いた時は、ラッキー、と思うと同時に、少し、気の毒にもなった。世捨て人みたいな子供になっている?
でも、多分、オモチャを買ってやれる事は、誕生日とクリスマスぐらいなので、いつも、その「欲しい」「ダメ」の攻防をするぐらいなら、知らないでいてくれるほど、楽な事はない。
でも、いつか、自分でもっと、情報を集めてくるようになって、もっと欲しがるんだろうなあ〜。とにかく、今年は、本なようなので、ありがたく、良書を選びたいと思う。
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