窓を開けると寒いので、毛布にくるまって、月見。 Tried to see the blood moon from the room. |
だんだん上に上がっていくので、最後は寝転んで見るも、月より、睡眠。月食終了までは、もたなかった。She was too sleepy and asked to give up to the bed. |
ちなみに、赤木さんにお土産でポストカードを渡すと、「これ、これで絵本、描きな」と、独特の口調で、アドバイスいただいたのは、「三川内焼き」のポストカード。たくさん、現場の本と、子供を見ている人の目は確かだと思うので、うれしかった。というのも、取材もして、場面もしっかり描き込んだ、一品だったが、一地方名産品、というトピックのせいか、使い勝手が悪いのだろう、商店街や九十九島に比べ、あまり売れ行きは芳しくなかったからだ。今日より、三川内陶器市が始まる。全国的には知名度もそれほどないのかもしれないが、素晴らしい手描きの藍の磁器。もっと、知って欲しいと思う。ぜひ、この機会に!私も、お世話になった窯元さんにご挨拶に、行くつもりだ。
講演会後、大慌てでナノカを迎えにいったが、6時を回ってしまった。園を後にして、バスに飛び乗る。すると、月が浮かんでいるのが見えた。そういえば、月食だった。見ると、黒いもやがかかっている。「ああ、お月さま、雲かかってるわ」と言うと、ナノカが、「今日は、お月さまがかくれんぼして、赤くなるんだよ」と言った。園で、先生がお話ししてくれていたようだ。
出かけていたので、大慌てのありあわせで、卵焼きとトマトの、かなり寂しい夕食。ナノカは「卵焼きだあ」と喜んでくれた。その後、二人で、部屋の電気を消して、窓を開けて、空を眺めた。雲だと思ったのこそが、月食の影だったよう。知識が浅いナノカにとっては、動きがそれほどある訳でもないので、地味なショーだったのかもしれないが、何か特別な日に、それを一緒に味わった、というだけで、なんか幸せな気持ちに満たされた。
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