図書館で借りてきた本の通り、折って、線を引き、その通りに切って、開きます。We hold origami paper, mark as the book guide, cut and open. |
最初は、線を引くところ、細かい切り込みを手伝う。I helped at the beginning . |
できあがったものを、紙に貼り、タペストリーのようにする。Pasted them on thick paper. |
ヒマワリ、紫陽花など。メキシカンな雰囲気?私とナノカの合作。sunflower, hydrangea etc. |
次の日も休校。ナノカ一人で、折り、線引き、切って、貼ってまで、やりました。Nanoka did everything from beginning to the end. |
和紙で作ったものは、窓に直接貼ってみる。Pasted on the window. |
七夕。裏山には山のような竹が生えていて、ご自由にお取りください状態。
笹の飾りたい放題であるはずだったが、前の川は溢れんばかりに暴れ川となり、土砂災害警戒情報が発令中。
外に出て、斜面を登るなんて、もちろん、ムリである。
自宅にて、おとなしく雨をながむるばかりだ。
仕事をため込んでいる母は、そうそうは相手にしていられない。
しかし、七夕に切り紙をすることを、5年ほどを続けてきている。
夜、折り紙、和紙などを出してきて、1時間ほど、手伝うことにした。
切り紙は、自由にやっても、十分楽しいが、美しい模様を切り出すためには、
切り紙作家さんが考えた通りにやってみると、驚きの多種多様な形が出てくる。
もう少し、自分にそういう脳みそがあったら、 折り方と、切り方から導かれる
法則性みたいなのにピンと来て、自分でも、思った形を切り出せそうだが、
残念ながら、何度切っても、同じようなものになってしまう。
線を引くのが難しいと感じたのか、当初、ナノカは「自由にやりたい」と
言っていたが、2、3個、本の通りに切り出してみると、
美しい形が切り出せる喜びにハマった。
次の日も、また、一人で黙々と、全作業をこなし、作品を作っていた。
切り紙を、最初にやったのは、2014年のようだ。
ナノカが適当に切ったものに、さらに、私が切り込みを入れるなどして、作る。 |
文字の書けないナノカと、切り紙の破片で短冊を作る |
マンションに笹飾り |
以後、色紙に貼り付けたり、コーティングをしたり、窓に貼ったり、立体に作り直したり、さまざまな工夫をしてきた。
今年、私はこれ以上、一緒に作業をする余裕がないが、ナノカは、黙々と、作業を続けている。
正確に線を写し、細かい切り出しをし、紙、ノリ、道具を準備して、色を配置していく。すべて、5年ほどの間に習得したことだ。成長って、すごい。
9歳になれば、ほとんど母は、手伝うことはない。
「へえ〜」「すごいじゃん」「かっこいいー」
と合いの手を入れれば、どんどん、できあがっていく。
最初の数年、ちょいと、手をかけてやっておいたことが、
ここに来て、活きてくる。
子育てで、小さい頃に余分な手をかけておくことは、
あとで、楽をするための投資みたいなもんかもしれない。
余力を、一緒に遊ぶこと、作業を手伝うことに費やしておくと、
あとで、思わぬボーナスとなって、返ってくる。
やれなかったら、それはそれで、落ち込むことはない。
勝手に育つ部分もあるし、よそで恩恵を受けてくることもある。
なにが言いたいかと言うと、
仕事中に、勝手に切り紙してくれて、ありがたかったなあ、というだけなんだけど。
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