2013年4月11日

Rika-chan doll リカちゃん人形


I only had secondhand of secondhand Rika-chan doll. I envied other girl's new dolls. 私は子供時代、お古のお古のリカちゃん人形しか持っていなかった。
I wanted new set of dress for the doll. My mom made suit dress from pieces of clothings instead of buying.新しいお洋服が欲しいなあ、と思ったが、人形の服は案外高く、下手をすると人間の服に近い値段ぐらいしてしまい、買ってもらえる望みもない。あきらめていると、ある日、母が、端切れから、ツーピースを作ってくれた。
Then I started to saw dress for the doll by myself before going to the elementary school. そこから、私自身も、端切れで、服を作ったり、空き箱でドールハウスを作ったりするようになった。物がないと、工夫もするし、そこから創造も生まれる、という面もあるんだろう。
Nanoka started to show her interest in dolls, already,,,ナノカも、そろそろ、お人形デビューみたいです、、、
日曜日、甥っ子の入学祝いを探していると、ナノカと相方を見失った。電話をかけると、「今、リカちゃんの所」と言う。行くと、ナノカが、リカちゃん人形の棚の前で、じっと見ている。遊んだ事もないのに、釘付けである。「とうとう、人形の時期が来たか、、、」と思った。
私もリカちゃん人形を一体持っていたが、それは、お下がりのお下がり、どこからやってきたかもわからない程古いもので、洋服も1式しかなかった。そもそも、私はオモチャを買ってもらった事がほとんどなかった。母曰く、「家のローンでお金がなかった」と言うが、それ以上に「オモチャなんて買ってあげる必要がない」と言う方針だったのだと思う。あまりに徹底していたので、私は「欲しい」と言う事すらできなかった。他の女の子達が新しいリカちゃんやら、バービーやら、ジェニーやら持っているのを、うらやましく思いながら、我慢していた記憶がある。今思い出しても、ちょっと切ないので、「あんまりに、買わない、てのも、どうよ」という思いがある。そんな思い出とも重なって、ナノカがリカちゃんの前で立っている姿を見ると、「買ってあげたいなあ」という気持ちになった。
でも、こんな思い出もある。それは、「人形の新しいお洋服を作ってあげようか」と母が、端切れで、ツーピースを作ってくれたのだ。母の実家はテーラーなので、母も当たり前のように洋裁が身についていて、そのツーピースは、人間が着るものと同じ、きちんとした襟に袖、ボタンはスナップ、スカートはゴムでギャザーがしっかり、、、と立派過ぎたため、リカちゃんがモコモコになってしまっていた。ピラピラした、飾りのいっぱいついた、アイドルみたいなうすっぺらいドレスが欲しかったのだけど、、、でも、サッと母が作った洋服を見て、「そっか、欲しいものは、自分で作ればいいんだ」とも発見した。祖父母の家に預けられる事も多かった私は、端切れを拾うと、早い時期から針と糸とハサミの使い方を教わり、一人で何かを作る事に没頭した。もちろん、知識も技術もない子供だから、布を人形に巻き付けるだけとか、ぴっちりしたそでのないワンピースとか、思ったものとはほど遠い物しか、できなかったが、でも、それは「買ってもらった服を着せる」とはまた違った楽しみに、つながっていった。空き箱を家にして、積み木や木の板でベッドや机を組み立てたりもした。それも、今思い出すと、私のだけみすぼらしかったなあ、と切ないけれど、でも、工夫したり、想像したり、という楽しさはあったのかな、とも思う。買ってもらっていたら、うれしくて、それで楽しく遊んで満足して、それだけで終わっていたかも、と思う。
ものがあふれる時代だからこそ、なにを買うのか、どこまで買い与えるのかは、多分、誰もが迷う所だと思う。たかが、オモチャ。いずれ、使わなくなってしまうもの。でも、子供にとっては、宝物であって、全てでもある。大人の「もの」とのつき合いとも、同じなのかもしれない。「買って」既製品を使う事もできるけど、手作りしたり、こだわって、あえて昔ながらのやり方を楽しむ人もいる。これからの、ナノカの「もの」との付き合い方にも、かかわってくる問題なのかな、と思う。何を買って、何を買わないでおくべきなのだろうか。
ナノカは、オシャレが好きで、 かわいいものが好きで、お人形も好きだ。だから、リカちゃんは欲しがったら、1体、買ってあげようと思う。そこから先は、一緒に服を手作りできたらな、と思う。それが、今の時点での、方針。でも、ご本人さまの性格や、気持ちもあるので、どうなるかな?
On Sunday, at the shopping center, Nanoka stopped at the Rika-chan doll shelf. (Rika-chan is Japanese girl's play doll like Barbie.)She never played with it, but she was so interested. The time has come,,,
Almost all the girls went through the doll play. I wanted one, but I only had secondhand of second hand Rika-chan doll in one dress.My mom believed that she did not need to buy toys(Also we were run out of money by house loan) and I felt sad, but never told them that I want one. It was bitter memories of mine. So I saw Nanoka's holding doll and felt I should buy one.
At the same time I had memory of good time. My mom made the dress for this old Rika-chan doll from the remain of clothing-her father(my grandpa) was good Tailor and families knew how to make the dress. It was suit dress exact shape of human one in a doll size-with collar and very tight. I actually wanted frilled dress, but still happy about it. Then I noticed that I could make it if I wanted one. Soon I learn how to use needle and thread and started to make the dress. This experience lead me to the joy of making something.
Now the world is more materialistic and the things are full in the every day life. It is so easy to buy anything(many times it is cheaper than making). It is rather difficult to limit the number of the thing around us. Then kids lost opportunities to feel "desire to get one" and "need to think out how to get one". Then parents need to decide "which one they will buy and which one they won't". Right now, I am thinking buying one doll in a dress and we make the dress together. I do not know if it works out since it depends on Nanoka's emotion.

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