2012年8月18日

Go to the Goto Islands 五島に行ってきました

We forgot to take pictures at many places, but I can say there were so many places where the beach was just beautiful like this. 写真を撮るのを忘れがちだったのだけど、どこの海も、こんなように、びっくりする程、きれい。
We went to the beach for three days-it was everyday except the day when we travel back. Nano loved the beach so much!!!3泊4日の日程で、3日、海水浴しました。ナノ、大興奮。

This was the famous beach for its pure water and white sand. It was raining and the photo did not show its best colour. There were almost nobody in the morning and we enjoyed playing with waves like our private beach.これは、日本渚100選にも選ばれている「高浜海水浴場」ですが、雨が降っていたため、朝イチで出かけたら、ほぼプライベートビーチ状態。お天気が悪いので、海の色は少し鈍く見えますが、透明度はすばらしく、浜辺の潮溜まりでいろんな生き物とも遭遇しました。

We went to the Goto Island for our summer vacation. Japan is made of thousands of islands and The Goto Islands is one of them. We took the ferry to there and it took nearly 3 hours there. It is far and isolated from main islands convenient life and the population there is getting small. Youngers are going to the city to work.
It was three night four days trip but this was the first vacation with Nano. It is beautiful place and I felt it was so precious that we have to protect this nature and culture. It is very peaceful life there.
Recently neighbour countries performed invasion to boarder islands. We have thousands of islands where nobody lives and it is hard to watch all of them. I felt really sad to hear that some countries believe that they can expand the boarder by power. What is the meaning of international law? Can they have any other way to solve the problem more official way? Can they get the land each by each like this from all neighbor countries since they get powerful recently? Since we just came back from islands, I felt this problem more realistic and sad.
五島に行ってきました。長崎県の西の果て、佐世保からフェリーで3時間弱、高速船なら1時間半、が、そのたった数時間の船で行った先は、別世界。海の水は、見た事のないきれいさで、3泊4日の日程で、帰りの日以外の3日間は、毎日海水浴をしました。観光シーズンにも関わらず、食事をする店もなかなかなく、さらに島の人は口を開けば、「初盆だから、、、」「お盆だから、、、」と仕事を切り上げて、いそいそ帰っていくので、下手をすると、食べそびれたり、ガソリンスタンドが全部締まっていたり、困る事もあるけれど、逆に、なんでも便利で、当たり前の本土の生活や生き方から離れて、人間本来、どこまでが必要で、生きるために何が大切なのか、考えさせられる場所でもあると思いました。
以前、友人がスウェーデンで夏のバケーションを過ごしてきたときの様子を教えてくれました。何千もの無人島のあるスウェーデンでは、数週間の休みを家族でその一つの島に上陸して、何もない所で、のんびり過ごすのだそうです。シャワーも浴びれず、不便さはきわまれり、なのですが、一方、自然の中に完全に身を置いて、完全にリラックスできる時間でもあったそうです。そういう時間で、人は、いろんな本来の生きる力のようなものを取り戻し、バランスの取れた考え方ができるのかもしれないな、と思いました。
さすがに、1歳の子を連れて、何もない無人島に渡る勇気はなく、今回は民宿に泊まりましたが、久々に「ドッスン便所」の宿に泊まり、夜中のトイレで蚊と蠅の合奏に、思わずお尻を引っ込めました。と同時に、「そうだよな。水に流してしまうと忘れてしまうけど、その処理がどこかでなされて、自然に返されていく訳で、ただ水に流せば、こんなに美しい海を簡単に汚してしまう。他のものも、なんでもかんでも、便利に買って、簡単に捨てる事によって、 どれだけ環境に負担をかけているんだろう」と、普段の生活を振り返りました。島では、全てが燃料をかけて、よそに運ばない限り、島の中にあり続ける訳で、「そのまま、捨てて、あとは知らない」とは、ならない訳です。
震災があって、その後、子供が生まれて、私なりに、環境に負担にならない生活、を普段から意識するようになりました。以前、玉川を守る会の会長さんが話していたのですが、世界は二酸化炭素で温暖化してるだけではなく、生活排水によって、川も、引いては海も 温暖化しているのだそうです。便利に簡単に蛇口をひねればお湯が出てくるけれど、それを冷やすのに、何千リットルもの水が必要で、汚れた水を浄化するのに電気を使うため、そこでも温暖化を加速させてしまっている。生活自体を自給自足に変えるような劇的な事はできないけれど、シャワーは体を流す時以外は止める、不必要なお湯は使わない、お鍋の汚れは紙で拭き取ってから洗う、等はより意識するようになりました。恥ずかしながら、それ以前は、しばしば忘れて、忙しさなんかを理由におざなりにしてきた事も多いです。節電も、なにも電気代や、今の切迫したエネルギー事情からだけではなく、地球を次の世代に残していくためには、普段から意識すべき事だったのですが、不必要な電気を使い、さらに、その数が少しずつ増えていたように思います。ナノカ達が大きくなっても、この地球が気持ちよく暮らせる地球であるようにするためなら、少し我慢して生活する事も、(大きな動きに比べれば、やはり小さな効果なのだけど)自然に考えられるようになりました。原子力発電反対、を唱えるのなら、普段の自分達の生活も少しはスリムアップしてないと、説得力もないですもんね。
五島も、若い人がどんどん外へ働きに出てしまうため、人口は減る一方。島の多くは無人島で、警察署や病院がない島も多く、さらに人がまた流出していっています。世間をにぎわしてる、近隣国の島への侵入事件を聞くと、こういう無人島だらけの日本では、管理も難しく、外国船が簡単に侵入できるだろうなあ、と身近に感じました。島の海の美しさと、島人ののんびりした生活を考えると、力づくの論理に、心が痛みます。

0 件のコメント: