2010年4月30日

illustration イラスト

先日、畑で雉を見た。 派手なのに、のへーん、と歩いていて、こっちが心配になるぐらいだった。

その時の、様子を思い出して、後から描いたのが、このスケッチ。が、雉ってこんなんだったっけ?図鑑で調べなおした。

すると、実際には、これが正しい姿。
私が、イラストの仕事で、「ここに、雉を一匹」と言われたら、上の雉はもちろん、アウトである。絵を描く仕事をしていたって、いろんなものの正しい姿が頭に入ってることなんてない。なので、その時その時、仕事のたびに、資料を使うことが多い。ニューヨークのデザイン学校時代でも、「資料の集め方」というのは、カリキュラムにきちんと組み込まれていた。コミュニケーションデザイン、と呼ばれるように、イラストは、ビジュアルを通して、コミュニケーションをすることだ。なので、人に理解されるよう描くことは、必要不可欠な要素なのだ。
が、上の雉も、なんとなく捨てがたい。それは、「派手な鳥だなあ」「なんか、まぬけだなあ」「かわいいなあ」という、私の出会ったときの感動が表現できてるからかもしれない。テーマが、「こんな変な鳥がいたよ!」だったら、上の雉はオッケーになるんだろう。そういう仕事の仕方もしていきたいな、と思う。

2010年4月29日

sense of value 価値観

「性格の不一致」。イマイチ、理解の出来ない言葉だなあ、と思っていた。だいたい、性格なんて、それぞれ千差万別で、一致するはずがないし、性格が同じ男女って、逆にしんどそう。私は、自分の男版がいたら、絶対好きになれない。で、考えたのが、これって、「価値観の不一致」って意味なんじゃないかなあ、ということ。
In the relationship, I did not recognise the importance of the sense of value.

友人Mの知人男性で、「ホントはさー、見かけよりも、知的で話の合う女性がいい、て言った方が、かっこいいってわかってるんだよー。でも、俺は、アホでもいいから、見かけがいい女が好きだな。」と、はっきり言い切ってる人がいたそうだ。確かに、大人のアメリカ人にとって、おおっぴらに言うのがはばかられる意見。でも、何が優先順位なのかわかっている、正直な「価値観」だと思う。この場合、相手の女性も、他の価値観で彼が揺らぐことがないと思えば「私が顔がいいから、惚れてるのね」と、自信満々に思っていればいいのだし、「見かけを磨く」ことがなにより大事な女性なら、二人は合うだろう。なんだか、シンプル。
しかし、実際に、「何が一番優先順位か」という価値観を把握している人は、少ない気がする。
A man said to my friend, "I know that people think it is cool to say,"I like the smarter girl rather than just good-looking" but I prefer good-looking stupid girl." Generally, it is not easy for American mature men to say this opinion in the public. But this was really honest
and he knows what he wants. His girlfriend should be good-looking, but she does not have to worry about other things so much. To care about the appearance is good thing in their relationship. It is so simple!
But there is not so many people know what they want..

アメリカにいた時、「個性の国」と言われる割には、案外、ステレオタイプの喜ばれる女性像、というのが存在する事を知った。例えば、金曜日の夜のデートスタイル-スリップドレス(あるいは、それに近い露出の高い服)に、ハイヒールに、香水。この格好で、パーティーや社交の場に出かけるのだ。
In America, I noticed that there is the custom to wear sexy dress to go out on Friday night. It is almost duty of the girls.


しかし、ニューヨークの冬は寒い。下手をするとマイナス10℃以下になるのだ。そして私は、地下鉄移動。夜中になれば、電車は平気で駅で1時間待ちとかになる。
But NY was super cold in winter. And I went out by subway. In the nighttime, it rarely came, and I had to wait for hours at the freezing station.

寒さに勝てないし、そもそもその「スリップドレスを着ておけば、ファッショナブル」とも思えなかった、私は、タイツをはいて、文学少女系ファッションに逃げた。私なりに、おしゃれだったつもり。何より、自分らしい格好だと思った。しかしながら、これは相手の男性に大不評で、おばさん、呼ばわりまでされた。そう言えば、「プラダを着た悪魔」で、アンハサウェイが、メリルストリープに、「I do not care about fashion」スタイルね、とか、おばあちゃんのタンスにあったセーターをちょっと着てるだけなの、て感じ、とけちょんけちょんに言われてた、青色セーターのファッションに似てたかもしれない、、、
I did not agree "slip dress and heal is fashionable" and I could not bear cold weather. I wore tights and checked skirt and sweater-intelligent girl's fashion I thought. But it was not appreciated by the man. It could look similar to the fashion that Ann Hathaway wore at the beginning of "Devil in Prada" and Merill Streap called "I do not care about fashion"style.

私の母は、小さな頃から、とにかく、「体を冷やす」事にとても、うるさかった。「女の子は、体を冷やしちゃいけない」が口癖で、ニューヨークに行く時も、一そろいの防寒下着を持たされた。「うるさいなあ、、、」と言いながらも、それは私の身になっていたようで、冬場に生足を出すなんて、「バカらしい」考えでもあった。しかし、一方で、アメリカのドラマを見ていてもわかるが、「冬でもパーティーはスリップドレス」は、もはや女の義務なのでは、と言わんばかりに浸透していて、「期待されても、仕方のない」格好でもあったのだ。
My mom has told me "the women should keep themselves warm." Naturally I became to think highly of it. So I thought, "to wear like summer in winter is so silly." But "Do as Roman in Rome." Looking at American drama, it is so poplar to wear "slip dress in winter" almost like duty of the women and the fashion is expected.


郷に入っては郷に従え、か、、、喜んでもらえるのなら、とがんばって、極寒のニューヨークで編みタイツにピラピラのワンピースも着てもみた。が、寒い、、、体調も悪いし、結局、がんばり切れず。ピンヒールで、生地200グラム、みたいな服装の女性を、「えらいなあ、、、」と眺め、自分は根性なしの、ダメな女だとすら思った。
I tried. But I caught a cold. I felt bad. I respected the girls with 200g clothing. I ashamed my self since I had no patience about that.

しかし、なにも、ニューヨーカー全部が、ピラピラの薄着で根性入れて暮らしてるわけじゃない。自分達らしい格好で、楽しそうにしてるカップルもいた。私は笑い話と思って、「自分のピラピラ服失敗談」をした所、アーティスト仲間に「その格好の君が好きだ」て言ってくれる相手を見つける方が大事、と言われてしまった。そんな深刻な話じゃないんだけど、、、とその時は思ったが、そういえば、「プラダを着た悪魔」のラストも、「やっぱり、もともとの、私らしい私を好きでいてくれる彼の元へ」ていう結論だったっけ。
今思うと、たかがファッション、されどファッション、なのだ。表面を覆う一枚の布の問題ではなく、「個性についての価値観」「金銭感覚」「見かけと他の価値観とのバランス感覚」など、重要な問題が見え隠れしている。
In the reality, not all New Yorkers wore like that. My friends wore what they want, and they are happy couple. They said, "what you have to do is to find the man who loved what you wear." I did not take it seriously at that time. But the conclusion of "the Devil in Prada." is "the girl returned to the man who liked what she originally wore and who she originally was." It is not "just fashion" but "sense of value."
決して、「見かけがいいのが好き」が悪い価値観な訳でも、「贅沢が好き」が間違ってるわけでもない。どの「価値観」もそれぞれの人間にへばりついたものだし、それぞれにとって、自然な考え方の一つだ。価値観全部が一致してなければ一緒にいられない訳でもない。ただ、優先順位の高い価値観がすれ違っている、ということは、相手を常に「間違っている」と感じてしまうことでもある。頭でわかっていても、心で許せないのだ。
Any sense of value is not bad thing-even "I love only good-looking girl" or "I only believe money." It is natural for each person. It does not have to be all same in the partnership. But if they do not share the most important sense of value, they would become to think "the other is wrong."
「見かけのいい女が一番」の彼が、その価値観を把握しないで、世の中にしたがって「知的な話の合う女」とつき合っていても、次第に「なんで、格好に構わないんだ」とか、あげくは、「君の寝顔を見てるとムカムカする」ぐらいのひどい苦情を唱えて、相手を傷つけるし、自分も混乱をする。そうなると、雰囲気も険悪になり、「性格が合わないんだな」という結論に至る。それが、世に言う「性格の不一致」と言われるもんじゃないのかな、なんて思う。
I know what I want は、大事なんだな、と思う。
If the man, "Good-looking girl is the most valuable," got together with "smarter, sense of humor girl," he would gradually complain, "why don't you care more about your appearance" and at the end,"I feel irritated when see your face in the bed." then both would be so hurt. To know what they want, is very important.

2010年4月28日

Auntie Kae's Diary-cellphone オババカ日記 電話

子供は、親が大事にしてるものが、好きだ。それは、携帯と財布である。ハルトももれずに、携帯が大好きだったが、実際に受話器を渡して、話しかけられると、、、
Kids love adult's treasure. That is wallet and cellphone. So did Haruto. But when we let him hold the cellphone,,,

黙って固まってしまっていた。相手が誰かはわかってるし、話してる内容もわかっているのだが、答えられないようだ。
he froze. He knew who was talking on the phone and he understand what they said, but he just did not know what to say.

ところが先日、父の所に電話がかかってきて、ハルトがベラベラ、用件を話したのだそうだ。それも、「ハルトは、じいちゃんと遊びたい」とか「じいちゃんのうちにいって、おいしいご飯が食べたいよう」とか、かなり、かわいさ満載のおねだりだったようで、父はかなり感心していた。
But on the other day, Haruto called up his grandpa(my dad) and talked like a friend. "I want to visit your place and play with you. grandpa." "I want to eat delicious dish you made." My dad was so amazed.

言われてみれば、最近、じーっと周りを観察して、なにやら、考えている様子。自分の頭で、いろいろ思索を重ねているようだ。
Recently he observed surroundings and looked very thoughtful.

父と電話をした時、母が外出して、一人だった事を覚えていて、、、
He remembered my dad was by himself when he called,,,

実家に来た時、母は、「ばあちゃん、お外にばっかり行ってちゃダメでしょ~。じいじが、ひとりで、さびしいよ。」と、叱られたそうである。じいじ一人=「ハルトは一人だと、さびしいなあ」、から判断したようで、誰かが、意見を言ってたわけでもない。いっちょまえに、人間になってきたなあ、と子供の成長のはやさに、驚くばかりだ。
ちなみに、私は、その3年間の間に、なにか、成長できたであろうか?大人も、がんばらないとね。
and he told my mom, "Grandma, you should stay at home with grandpa. He is lonely by himself!" Nobody told him this opinion. It was his own idea judging from "I am lonely when I am alone. Grandpa must be lonely!" A baby is now human being after three years. How much did I grow for this three years? Kids are amazing!

2010年4月27日

memorial day 法事

先日、父方の祖父の25周期、祖母の7周期があったので、父の実家の舞鶴に行ってきた。

7年前、私はちょうど日本にいて、祖母の最期の週を一緒に過ごす事になった。祖母が息を引き取り、引き続き、お葬式の準備や、親しい人の出入りに立ち会った。その時、祖母が最期の着替えを託していた、祖母の年下の友人が、私を呼んで、「忙しくて、洗濯も出来ないだろうから、おばあちゃんの汚れ物を、袋にしまって奥に隠しておいてあげて。いつも、きちんとしてる人だったし、これから人がたくさん出入りする時に、人目についたら、嫌がるだろうから。」と教えてくれた。
確かに、祖母は、90を越えても、毎日、きちんとはじからはじまで雑巾がけをし、床にホコリひとつ落ちていなかった。祖父の位牌にいたっては、磨き過ぎて字が消えてしまっていた。最期2年ほどはほとんど寝たままになってしまったが、おじは、そんなきれい好きな祖母を、毎日お風呂に入れていたものだ。

私はなまけもので、家の掃除もあまり得意ではない。が、その時、部屋をきれいにすることは大事なんだなあ、と実感し、それを思い出しては反省して、きれいにしようと心がけるようになった。日々の生活をきちんと99年続けるという事は、それだけで、とても貴重なことだし、美しいと思えたからだ。
ということで、何年ぶりかに訪れた祖母の家で、お墓と家の掃除をした。

伯父が普段から手入れをしているので、うちよりきれいだったが、さすがにずっと寒かったので、玄関の水うちはしてなかった。ゴシゴシ洗うと、さっぱりさわやかになり、これから人が出入りすることを思うと、「きれい好きな祖母が、少しは喜ぶかな」と思った。

お寺でお経を上げてもらう。およそ、信心のない私だが、さすがにこうしてると、いろんな事を思い出したり、普段の生活で煩悩だらけであることを、少し反省したりする。たまの法事も、そういう意味で、現代社会に生きる我々には、いいのかもしれないなあ、なんて。
法事の後は、仕出しで乾杯。ほどよく酔っ払って、繰り返される思い出話は、私たちの世代には、新鮮なものが多い。私は、祖母の情報を集めている事もあって、法事に参加したのだが、こういう、おおらかな雰囲気を見ていると、寅さんの世界みたいだなあ、と思う。市井の人たちが、普通に暮らす生活と、その会話の中にこそ、ものがたりは横たわってるんじゃないかなあ、と思う。

五郎丸 ラジオ放送 原画展 のお知らせ

姉から、「ものしり五郎丸が平積みになってたよ!」とのメール。ぼちぼち、出回り始めたようです。そんな中、2つほど、五郎丸関係のおしらせ。

5月1日 北海道STVラジオ 日高ごろうショー 
11:20~11:30 絵本365日にて、全文 朗読してもらえることになりました。

日高ごろうさん!実はこの名前、私には馴染みがあります。7年ほど前になるでしょうか、姉が体調を崩して、北海道に療養に行っていたことがあります。付き添いで私も同所に滞在して、のどかな町の人たちに、大変お世話になりました。その時、仲よくしていただいた看護婦さんが、理想の男性であげていたのが、「日高ごろう」さんだったのです!この番組の大ファンだったのです。きっと、楽しい番組なんでしょうね。なんか、ご縁を感じますね~。

6月24日~7月20日 名古屋市 メルヘンハウス 「ものしり五郎丸」原画展

一昨年も原画展でお世話になりましたメルヘンハウス。私が幼少のみぎりより、通っていた、児童書の専門店です。私が通っていたのは、小高い丘の上にあった旧店舗の方でしたが、誕生日に連れて行ってもらって、自分で本を選ばせてもらった、思い出の本屋さんです。当時選んだ本がいまだに、実家に残っていますが、その一冊に「きょうりゅう」という図鑑があります。かなり迷ったあげく、最後に急にそれがよく思えたのです。その後、それほど恐竜への興味が続かなかったようで、ボロボロになるまで読んで覚えることもなく、科学の道にも行きませんでしたが、自分で選んで、買ってもらった瞬間のことは覚えています。子供に本を選ばせると、親が「うーん」と思うような一冊を、選んでしまうこともありますが(大人がするように、子供だって、衝動買いをするのです)、ここで大事なのは、「自分で本を選ぶ」という体験だったのかなあ、と思います。今でも、本屋さんで本を選ぼうと思うと、同じようなワクワクでいっぱいになりますし。
ということで、期間中、素敵な本がいっぱいの本屋さんで、絵本を選びたい放題で、おひげとめがねが特徴の三輪さんに会いがてら、寄っていただけたら、光栄です。

2010年4月26日

Cafe Zenon Menue カフェゼノン メニューイラスト

中央線の高架下にカフェが出来た。「カフェゼノン」という。吉祥寺はもともと、多くの漫画家(作家なども)が多く住みついてきた街。マンガやアートの発信地、拠点として、作られたカフェである。細かいところまで、いろんな細工(キャッツアイの影とか、トイレのマークがシティハンターとか)があるので、お好きな方は、ぜひぜひ。
Under the railroad of Chuo line, Cafe Zenon, new cafe was open. There had been so many comic artsits and ahthor lived in Kichijoji area. For them and their lovers, this cafe was built. If you love comic and art, why don't you visit it?


で、ご近所に住んでいる事もあって、新しいメニューのイラストを描かせてもらいました。こういうお仕事は初めてだったので、なんか、とても楽しかったです。テーマは、「昭和な居酒屋」。ハイボールを飲みがてら、メニューも見てくださいね。
I did illustration for new menue. The theme is "retro bar" I enjoyed the job!

2010年4月13日

changing-flower festival 花換え祭

先日、福井の友人夫妻の家に、新生児を見に行った。まだ、ふにゃふにゃで「赤子」チックで愛しかった。
友人が、「ロマンチックなお祭りがあるから行こう」と敦賀の金ヶ崎神社の花換え祭というものに連れて行ってくれた。
I went to Fukui to see my best friend's newborn baby. He was adrable!
My friend took me "very romantic festival" called changing flower festival in Kanegasaki shirine in Tsuruga.

そのお祭りは、昔、村の若者たちの出会いの場であったらしく、それぞれに一枝の桜を持ち、男性は意中の女性に「花換えましょう」と誘い、女性もオッケーなら「花換えましょう」と花を交換して、カップル成立していたようだ。
Once upon a time, it was the meeting place for youngers. Each men and women had a branch of cherry blossom and exchange them with whom they were interested. Men asked women, "Let's change the flower" and if the women were OK, they said,"Let's change flower" and then they became couples.

現在は、「福娘」と呼ばれる、地元のきれいどころがいて、彼女たちは神様のお使いなので、まず、彼女たちと花換えをして、福をもらい、、、
Now people change flower with "lucky girls"-who worked for God, so the brunchs contain "luck"

さらに、花換えをしたら、そのカップルは幸せになれるらしい。確かに、ロマンチックなお祭り!ぜひ、みなさん、来年は行ってみて下さい。
and exchange them. The couple who exchange flower have happy life in the future. How romantic! Why don't you go there next year?

2010年4月12日

Cherry Blossom Picinic ギリギリお花見セーフ

先々週の花見が流れてしまった事で(どうせ、寒くて咲いてなかったようだし)、東京の桜を逃し続けて2週間。日曜日に、思いつきで花見をする事にしました。
I nearly missed the cherry blossoms. On Sunday finally I could do picnic at the park.

朝起きて、急に思いついてピクニックをする、というのは、なんだかニューヨークを思い出して、うれしくなる。たまには、週末は公園でピクニック、が安上がりで気軽でいいもんだ。老いも若きも、貧乏人も金持ちも、シングルも家族連れも「春の日だまり」と「週末ののんびり感」は平等に与えられてるのだ。一体感もあって、私は賑やかな週末の公園は大好き。
We woke up on Sunday morning and found it fine day. We quickly decided to do picnic in the park. It reminded me NY weekends. It is cheap and easy, but great time! The elder and the younger, the poor and wealthier, singles and families, all can have "spring sunshine" and "slowly flouting time of weekend" equally. All the park passengers share the exciting time.

引っ越しする時に、友人のおじいさまの遺品から譲ってもらった、お重と風呂敷を出して来て、冷蔵庫の煮物とおひたしを入れ、公園脇の米八に寄っておこわを詰めてもらった。思いつきのピクニックで、かなりさぼったお弁当だったけど、お重の威力たるや!なかなか風流な事をしてる気分が味わえた。これから、ピクニックグッズ(敷物とか)を手作りしたりして、充実させていこうっと。
I got Japanese traditional picnic box and wrapping clothing from my friend's grandfather's staff. I put some leftover from refrigerator and some seasoning rice from takeout into the box. It was not well-planned lunch, but it looked very special because of box rather than just plastic disposal staff. I wanted to have more picnic tools(can be handmade).

井の頭公園は、大混雑。学生の宴会、家族連れ、カップル。池のへりにスペースを見つけて、陣取りました。池には、見た事のない程の数のボートがフル稼働してて、それぞれにカップル(時に家族連れや女の子3人組など)が乗っていて、じっくり観察してしまいました。初々しいカップルが多く、オールをこぐのに必死で会話がはずんでなかったり、男の子の服装が微妙だったり、女の子の化粧が濃かったり、、黙って向かい合って、慣れない相手と時間を過ごすのって、どうなのだろう?果たして、初デートでボートに乗るのは、正解なんだろうか?ちなみに、小学校6年生から中学校1年生ぐらいのデートも見ちゃいました。あの服はお母さんが選んでるんだろうか?ボート代はお小遣いなのだろうか?なんだか、春は胸キュンですねえ。
The park was very crowded-freshman drunks group, families and couples. We settled ourselves on the bank of pond. So many boats were sailing in the pond. Each boat contains couples(sometimes family or girls). We observed hundreds of couples. Most of them seemed me to be the first date. I am not sure if it is good idea to rent the boat for the first date. Some of them had no conversation and faced each other. Some wore a little funny clothing. I saw law teen couples. The boys mom might select his clothing? I had imagined so much dramas.

2010年4月7日

Happy Easter! 春です、新年度です、復活祭です

イースターカードを作ってみた。復活祭は日本じゃ浸透しないキリスト教のお祭りのひとつだが、「春をむかえる」時期とかさなるので、カードにするにも、パーティーをするにも、モチーフ(花、緑、卵、ウサギ)がいっぱいで、楽しい。
I made easter card. Easter is not familiar to Japanese. It is Christian festival that related to fun motives like flower, green, egg and rabit.

日本は、ひたすら花見ムードであると同時に、この時期に学校、会社が1年をしめくくるため、別れ、出発の季節でもある。私は、フリーランスでどこにも所属してないので、年度という単位は全く関係しない。しかし、なぜか年末年始に毎年仕事が入り、ボサボサでお雑煮食べながら絵を描いてることも多く、結局、この時期に手帳を新調して、1年をふりかえって、猛省したり、無理そうな目標を企てたりすることになるのだ。
ここ数年(よく考えるとニューヨークの最後の1年からずっとなので、4年)、体調を崩したり、私生活が安定しなかったりで、実際のところ、「サッパリ」した仕事ぶりだったなあ、と思う。もちろん、その時々、力は尽くしたのだが、湧き上がる「どうしても、これを伝えたい」とか「こうするぞ」という意欲が薄れ、淡白だったように思う。
以前、デザイナーの友人が、旦那と別れるか別れないかの大トラブルの最中に、他人の結婚式のウェディングボードを仕上げなくてはいけなくて、「幸せなモチーフを描きながら、自分でも、はきそうなぐらい、辛かった」と言ってた(トラブル回避して、現在は幸せにしています)。プロとして仕事を仕上げなくてはいけないし、実際、なんとか注文を受けたものを作り上げるだけの根性と経験はあるのだが、自分の心の中にない感情やイメージを作り出すというのは、こんなに大変なのか、と思ったという。状態のいい時には当たり前すぎて気付かないことだが、やっぱり、作品というのは自分の内部から出てきてるのだな、と思う。
体調も、生活も安定して半年も経つだろうか。電車に乗ってる時にふと「あたらしいお話」を考えている自分がいた。不思議なもので、お話が出来る時というのは、道を歩いてる5分の間に2つも3つも思いつくこともあるのに、1年かけても、なにも浮かばないこともある。ここ数年は、「湧き上がる」という感覚からは、遠ざかってた。電車の中で別の空間を泳いでる感覚が久々にやってきて、「ああ、これだったなあ」と思い出した。
その感覚を思い出すと、おなかの中に、欲(これがきっと創作意欲ってやつだろう)が、育ち始めた(イメージとしては、ちっちゃないもむしみたいなヤツが寄生してる感じ)。なにかが「復活」したのかな。
ということで、今年度の目標は、「3つ絵本を1から作り上げる」と「個展をやる」です。他にもはじめたいことは色々あるけど、とりあえず、本業での目標。