2020年12月8日

髪飾りコレクション Hair pin collection

 

朝から、ヘアピン作り。色違い、4色目。
こちらは、私が作りました。チョウチョ以外もいかがでしょうか。

 

「わたしは、お洋服もピラピラしたのは好きじゃないし、男の子っぽいものや、落ち着いた色が好き。」

と「脱女子宣言」をするナノカ。

女子の世界は、複雑だ。「女子女子」してることを、互いに牽制し合うようなところもあって、いつしか、ピンク+レース、の世界を、離れていく。それは、ただの趣味の変化だけじゃない気がする。 

「わたしは、そんじょそこらの女子とは違うのよ」という、アイデンティティの確立やら、他との共存とか、いろんな感情がごったになって、この時期の女子の服装やら、持ち物に反映されていくのだ。

女って、なんて、めんどうな生き物なのだろう。

されど、きっと、このせめぎ合いは、女の一生につきまとい、その中で、自分らしさを見つけていくのだ。

母は、同じ女子として、「ああ、この少女時期に、今しか着れない、かわいいワンピースを着てもらいたいなあ」と思うのだが、 女子は、「絶対、ムリ!」と言う。そして、「それですか、、、」と言いたくなる、ビニール生地のお古のズボンを愛用する。そんな光景が、日本中で繰り広げられ、母たちはため息をつく。しかし、彼女たちは、彼女たちの社会での、ファッションコードがあり、立場があり、自己の確立があるのだから、しかたないのだ。

そんな中、ナノカが保育園時代に作った、チョウチョのヘアアクセサリーを多用し始めた。

大きいので、目立つ。地味な服装をしているから、この1点だけアグレッシブファッション、はたぶん、しっくり来たのだろう。色違いを新たに作って、毎日、日替わりで登校している。楽しそうだ。

そういえば、高校生の時に、頭にトンボのアクセサリーをいつもつけていたアート系女子がいたなあ。

めんどうではあるけれど、それが、女子という生き物の、おもしろさでもある。女子女子ワンピースは着てもらえないのだから、一緒になって、フェルトを選び、糸を選び、そして、刺繍を教えて、彼女好みのファッションにお付き合いする。それなりに楽しい、女子の母生活である。

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