欲しかったコンパスをゲット。的を作る。She got com pus. |
最初は、カーリング形式で対抗戦でやった。その後、一人でやっている。She made game. |
一人で7回やり、その平均値を計算してみた。予想した数を7倍して、一番1990近い数を探すやり方だ。やり終わると、おはじきに誘う張り紙をしていた。Then she calculated the average. |
計算ミスが多かったし、時間もかかったし、ロマンがなくて、とにかく、退屈していた。
しかし、中学、高校と進むにつれ、確率統計とか、図形などが出てくると、
数の理屈や、ビジュアル化できるところ等に、「おもしろいな」と感じる事も出てきた。
そのうち、高校も2年になると、数学は桁違いに難しくなり、
まったく理解できなくなった。今度は、本当の脱落だ。
存在しない数字とか、何を求めて計算しているのか、理解できないと、
私は、数字の先に、何も見えなくなった。
私の中に、接点を持てる数字と、持てない数字があるようだ。
一言で、「数学」「算数」と言うけれど、
その世界は広く、簡単に、「得意」「不得意」では、片付けられない。
人それぞれ、興味の引っ掛かりが違い、付き合い方も違うのだろう。
ナノカは、「私は、算数が得意ではないけど、好きだよ」と言っていた。
計算間違いをして、苦労しまくっていたが、
計算をいっぱいしながら、ああでもない、こうでもない、と
答えを探すのが、楽しいようだ。
こちらは、ナノカが作った「サービスカード」くじ。She used scale to make proper squares to make lottery. |
定規の使い方だ。
目盛りを使って、印を打ち、同じ大きさの四角を切り出していく。
いつのまにか、とても、上手に使えるようになっていた。
道具は、使えるようになると、便利だ。
一人で、やれることが増えるし、
工夫が、無尽に広がる。
計算や、英語も、道具のひとつ。
勉強できれば、道具が一つ増える。
子ども達は、小中、そして、多くの子が高校、また大学と進んで行く。
その間、ずーっと、勉強をしていく訳だけど、
「道具を得ている」という実感があれば、
その勉強にも熱が入るのじゃないかなあ、と思う。
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