2020年2月14日

ミュージカルプロジェクト Sound of Music

先週末。ポップコーン食べながら、映画「サウンドオブミュージック」鑑賞We watched Sound of Music together.
会場セッティング中 We made up the theater
年長さんのナノカ。子ども劇場事前活動で、朗読を担当する Read the book in front of people
練習。詩の朗読に、ピアノの演奏をつける。小1冬She played the piano for the poem reading
本番。島崎藤村「初恋」を朗読するナノカと、その情景を演じる大人。She read the poem and some grownups played as the background.
小2春。佐世保弁版カチカチ山に効果音を入れながら、群読をする Fable reading together with making sound effect.
小2春。即興劇を楽しむキッズ Kids enjoyed improvised theater.
佐世保子ども劇場が50周年を目前にしている。

ということで、新しいプロジェクトが次々と、発足している。
その一つが、「ミュージカルをやろう!」だ。

人は、原始の頃から、歌ったり、踊ったりしていた、と言われているが、
これらは、人間らしい営みの一つなのだろう。
演じる事には、わきあがる開放感と、生きているという実感がある。

時代は大きく変化して、デジタルが発達して、生活に入り込んできた。
忙しくなった教育現場では、手がかかる学芸会の演劇は消え、
予算がなくなったので、舞台鑑賞の機会はぐっと減った。

手放したものは、本当に要らないものなのか?
手作りで、不器用で、小さな活動でも、喜びを、共に味わいたい。
そこに、時代から抜け落ちた物を埋める 「なにか」がある気がする。

演目は「サウンドオブミュージック」に決まった。
まずは、みんなで、映画を見ることになった。
工房を借りて、暗幕を貼り、スクリーンを貼り、プロジェクターを用意して、
ポップコーンを作る。即席映画館だ。

2時間半に及ぶ、超大作。
それでも、子ども達は、集中して観ていた。

さて、脚本は、私が書こうと思ってたのだけど、映画を見終わったナノカが、
「書いてみたい」
と言いだした。
 意欲的で、スバラシイ、、、
正直、私が自分で書くのの、10倍ぐらい世話がかかりそうだけど、
メンバーと合宿でもして、書き上げるのを、サポートするしかないか。

今、世の中には
「時間がない」「めんどうくさい」「コスパが悪い」が充満している。
こうした活動も、大概、そういう空気に圧迫されている。
子たちが、その空気にめげず、意欲的に「やりたい!」と言ってくれるのなら、
大人たちは、がんばり時なのかな、と思う。

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