2019年10月1日

令和のききんと、一揆 Tax and Foolen Japanese

ナノカは、イギリス目指して、紙を切る She cut the paper
手作業 コツコツと and put decorations on each
たくさん、できた!to make lots of Christmas Cards.
消費税が上がった。
そして、民衆は、淡々と、受け入れた。

前回の消費税、全部、社会保障に使われる約束だったのに、
16パーセントしか、約束通りに使わなかった。
また、上がっちゃって、それで、いいの?

日本人って、従順だ。

子どもの7人に1人が、相対的貧困にあるのは、自己責任?
この割合になってくると、国の失策か、
国の全体の力が落ちていて、支えきれてないからでは?

江戸時代に、ききんがあれば、働いて、米を作って、
国を支えていた、民衆が、死ぬ。
死ぬのは、将軍でも、大奥でも、越後屋でもない。


今も同じなんじゃない?

最近、日本の教育に興味があって、何冊か、本を読んでいる。

日本の教育制度は、明治時代に、
勤勉で、従順で、優秀な、労働者たる国民を
大量生産するために、作られた、「富国強兵」時代のもの。

それは、高度経済成長時代に、安価な労働力を大量に提供して、
一時期、日本を支えた。

でも、ただ、目的に向かって邁進する、
均一の集団は、変化だらけの、今の時代には、そぐわない。
日本は、世界経済の中で、負け戦を続けている。

縮小していく、経済の中の、小さな氷山の上を目指して、
みんなが、競争している。
氷山の一番上に乗っていれば、生き残れるかも?
下の7分の1は、まず、沈んでしまっても、仕方ないよねー?

ナノカが公立小学校に通い始めた時、
あまりの古い考え方に、あれこれ、疑問に感じた。
ナノカも、いちいち、いろんな所で、つまづいて、引っかかった。

今思うと、ナノカは、すこし繊細過ぎるところがあるのかもしれない。
でも、繊細な子は、まあまあな割合でいる。
それらの感覚が、将来、生み出すものも、いろいろとある。

学校のシステムは、まっすぐに進む、ミスの少ない、勤勉な
国民を作るためには、そうした繊細さは、切り捨てても
仕方のない要素なのだよ、と言っているように感じた。

でも、大量の勤勉なワーカーだけでは、
日本は、先細りしていくだけでは?

時代にそぐわない、意味のない鈍さを求められて、
(鈍感力とは、言うけれど)
能力を伸ばせないで、縮こまって、
輝きを失う子がいる。

教育って、何なんだろう?

私は、すこしだけ、造形を教えたりして、子ども達と出会うけれど、
その頃の彼らは、本当に、それぞれが、それぞれの輝きを放ち、
可能性の塊みたいに、感じて、まぶしい。

これらを、のびやかに、成長させていくことが、教育では?

理由のわからない「しかたない」だらけの世の中で、
それに、染まっちまわないよう、まっすぐ立って、
子どもたちの背中を押し続けたいと思う。

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