ナノカのコスチュームの羽作り Making wings for her costume |
装着して、登校。I've done and went to the school in it. |
田園風景に映えます。たんぼ映え。Fit for the rice field scenery. |
ニューヨークに住んでいた時に、
「手作りのコスチュームを着て、自分を表現する」
というのは、ユーモアやセンスが問われて、
とても、クリエイティブなお祭りだと、思ったので、
自分の子どもにも、経験させてやりたい。
そんな思いからです。
そろそろ、恥ずかしい、とか、いろいろな感情が芽生えてきて、
「いやだ」と言い出すかと思いましたが、
すんなり、着替えました。
今年のハロウィーンは、
「カワトンボ」です。
今まで、プリンセスセサミや、妖精、天使など、
女の子ならではの、プリプリした注文が多かったのですが、
今年、「こうばるの生き物に、しようか?」と
尋ねたところ、「カワトンボになりたい」と、返ってきました。
「こうばる」は、石木ダムの予定地で、
今、強制的に土地が収容されようとしています。
収益性、必要性など、いろんな問題がありますが、
まともな議論すら、されないまま、市民の声も上がってきません。
私は、仲間と、「こうばる」に親しんでもらえたら、と
親子連れ向けに、「こうばる探検隊」をしていますが、
そこで、生き物に出会った、ナノカたち、子どもは、
「こうばるの生き物、死んでほしくない」
と、新聞に投書したり、夏休みの自由研究にしたりと、
それぞれの表現で、応えてくれています。
私とナノカも、コスチュームを着るなら、
そんな思いを、表現できたらな、と思いました。
昨今、大騒ぎで迷惑をかけて、
あまり、評判のよくないハロウィーンですが、
もし、風刺がきいてたり、
メッセージがあったり、
思いがあったりしたら、
それは、表現であり、アートになるんじゃないでしょうか?
伝統的なお祭りを見る時にも、
これも、昔は、
「豊作だったらいいね」とか
「支配階級に対する不満」とか
そんな、庶民の祈りや思いの、
表現だったのかなあ、と思うことがあります。
小さな声ですが、、、平和的で、対話的で、
それでいて、インパクトのある、メッセージ。
そんな事を、考えながら、羽を縫っていました。
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