2018年3月14日

最後の卒業式 The Last Graduation

ヤギと馬に草をあげる
春の息吹感じる、段々畑より
段々畑の野草を、自家絞り椿油で天ぷらに。自家製の塩練りこんだ五島うどんの地獄だき。
前回の記事にもなった、北魚目中学校卒業式に参列。感動で、涙。
中学校前でバスを待つ。目の前、砂浜と海、そして、カモメ。
島を離れる人を見送る紙テープ
かんころ餅のリーフレットが進行中、さらに、卒園式目前でバタバタの中、次回記事の取材に、島に行ってきました。

島を離れる人、戻る人、やってくる人。

島は、海という境界線があるから、それが、はっきりと、わかります。

旅立ちが、本当に、旅立ちだし、
さよならは、本当に、さよならです。

ひとつひとつの決断が、覚悟を迫ってくる。

でも、だからこそ、人はいさぎよく、生きているのかとも、思いました。
そんな人たちに、出会いました。
その生き方は、ただただ、目の前に一途で、そして、なぜだか、懐かしい。
昔は、だれもが、こうして、生命力を存分に発揮し、生きていたのでしょう。


中学校の卒業式は、先日、すでに記事にしてしまったので、
次回の記事にはできませんが、参列して、本当によかった。
心が、清められた気がしました。

終わってから、バス待ちで、海を眺めていました。
中学生たちも、この海を見ながら、友達と、
喋ったり、悩んだり、時に、泣いたり、したんだろうな、と思いました。
その風景の美しさに、その思い出に支えられる人生は、
なんと、力強いことだろう、と想像しました。

こちらは、うす汚れた、鈍い、大人になってしまいましたが、
少しでも、そのような、純粋な透明感を持って、生きられたら、と
思いを新たにしました。

ご卒業、おめでとう。
そして、ありがとう。

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