2016年10月17日

ダンボールイス、もくもく、SSK fruitful weekend

こども劇場「ダンボールで遊ぼう」伊藤家作「イス」
SSK 新造船見学
大型船 エンジンクランク
ドック 注水
週半ばに5時間半の電車移動で帰宅。
その疲れを引きずったまま、日常生活を送っていたが、ようやく、週末。

土曜日。
午前中はこども劇場の人たちと、パールシーでダンボール遊び。
先週、「完成度の高い、ダンボールハウス」を見て、
なんか、作ってみたい、と思っていたけど、
アイデアも計画もなく、箱をつなげて、できたのは、「イス」。
それも、かなり、見栄えが悪い。一応、耐久性はある。
でも、青空の下、芝生の上で、箱を転がす気持ちよさは、
なんとも言えないものがあった。

午後は、「こども食堂もくもく」の勉強会。
別地域で、何年も、活動をしている人たちのお話。
「なにを、めざしているのか」がハッキリした活動は、
柔軟であり、かつ、手厚い。
「こども達の将来、社会全体のしあわせ」を考えている
人たちが、こんなに、いるんだなあ、と希望を、感じる。

日曜日は、SSK(佐世保重工)の70周年、工場開放日で、見学に行った。
オフィスでの仕事が「しごと」とイメージが固定しがち。
でも、迫力ある鉄の塊と、それが加工されていく職人芸、
そして、とてつもなく大きな工業製品(船)を目の前にすると、
その考えが、いかに、偏っているか、感じる。
現場で、作られてる「もの」があって、初めて、オフィス街も動くのだ。

エンジンの仕組みの模型や、クランク部分の加工のビデオをじーっと見るナノカ。
それほど、興味があるとは言えないが、
(子供によっては、機械に、夢中)
それなりに、理解したり、感じる部分があったよう。
船のドックに注水する。
浮いた船をドックに入れた後、ポンプで水を抜き、そこの部分の修繕をするのだ。
とにかく、規模が大きい。
船はロマンだ。

私の祖父も、船のエンジニアで、歯車を作っていた。
わたしには、その血は、まったく受け継がれてない気がするが、
それでも、船は、美しいと思う。

船や車は、なぜ動くのか。
クレーンの積荷重量は、なぜ、吊るす場所によって違うのか。
ボルトの焼き締め、冷やし締めは、どういう理屈?

じつは、学校の勉強ともリンクしている。
そう考えたら、勉強も、もう少し、おもしろくなるはず?
いつか、見学者の中から、情熱的な、エンジニア・研究者も生まれるかも?
大人の私には、単に「へえ〜」だけど、子供達には、「やってみたい!」
「ためしてみたい!」につながる、社会との接点。
一つの事実を実感するためには、足を使って現地に行き、
目を使って、見て、手を使って、自分も試行錯誤して、
心を使って、感動する、ていうのが、必要なのかな。
親が手伝えるのは、「足」のアッシーくん、部分ですかね。

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