「切り紙を、髪飾りにする」というのが、流行っている。
ピンクの紙を、ハートなどに切り抜き、髪の毛に、セロテープで留めるのだ。
もともとは、モンテッソーリのおしごとの一つで、
「半分に折って、絵を書き写して、切って、形を作る」
という作業で、できあがったものだが、
一人の女の子がやり始めて、広がっていったものなのだろう。
ある日、迎えに行くと、ナノカの頭に、大きな蝶々が留めてあった
これが、そのブツです。 |
当然のこと、風に吹かれて、すぐ飛んで行ってしまうし、やぶれそう。
でも、おもしろいなあ、と思ったので、
いつか、丈夫なものに、リメイクしてあげようと思っていた。
昨日の夜、すこし、時間があったので、やってみることにした。
まず、紙の蝶々をフェルトの上に乗せて、チャコで線を引き、切り取る。
ハサミ、右手、練習中。 |
細かく、ていねいに、できるようになった。 |
上:ナノカ 下:わたし |
さっそく、つけて、登園です。 |
服を、全部、自分で選ばせることにした。
スカートは2枚履いていくし、薄着だし、同じ服のローテーションだし、と
少々、目をつぶらないといけない部分は、あるものの、
なんとか、一人で全部、管理している。
ピラピラとピンク!の超女子女子な趣味で、全身揃えるのかと思いきや、
案外、地味な色を入れて、抑えてくる。
子供なりに、バランスを感じるものなんだな、と思う。
すべて、ナノカの好きにさせる、というのは、
ワガママやこだわりが、増長して、えらいことになるかも、とも思ったが、
この1つで、とても、自分が尊重されたと感じたようで、
びっくりするぐらい、安定した。
先日、私がカーキのスプリングコートを着たら、
「ママ、それ、すごい、かわいいね」と言ってきた。
10年以上着ている、地味だけど、型も色も気に入っているものだったので、
「この、良さがわかるの。さすが〜」と言ったら、
まあね、という顔をしていた。
先日は、二人でAdvanced styleという、アメリカのドキュメンタリー映画を見た。
60以上のオシャレなニューヨーカーのおばあさま方を取材した映画だ。
最初、一緒に「ステキ〜」と見ていたが、
「ちょっと派手すぎて、嫌い」と言うナノカ。
「年取ったら、これぐらいした方が、明るくて、いいのよ」と言ったら、
「ふーん」と納得していた。
娘と、ファッションの話をする。
母親の醍醐味かも。
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