2016年3月13日

第2回リトルアーティスト「ペン画でブックプレート」Bookplate by pen drawing

まずは、インクとペンの使う練習から、始めます。黒の線だけで、白→黒 の間のトーンを作っていきます。
まずは、四角。その次に、丸を、埋めていきます。
トーンを使い分けて、家と、
抽象的な柄の、色ぬりをします。わりと、むずかしい!
次に、自分のマークを作ります。デザインを考えて、鉛筆でケント紙に写して、
消しゴムをかけたら、線画のところに、トーンを入れていきます。
黒一色で、こんなに、はなやかな世界を表現!お菓子の城のお姫様みたいね。来月から、小学校の女の子の作品。
こちらは、来月から、中学のお姉さん。自分の名前で、デザインをしっかり、考えていきます。
そして、つけペンで、仕上げ。「いろは」の「は」を葉っぱにして、シンプルに、仕上げました。ナチュラル系のお店のタグにしても、よさそうな、上品な作品。こういうのは、個性が出ますね。
なのかは、セサミ(私の次作の主人公)を描いてくれました。
 今回は、「ペンの使い方をみんなで練習する」という目的で、用意していった、ワークシートから始めて、最後には、自分のデザインを実際に、ペンで描きました。
やってみて、「これは、かなり、役に立つなあ」と、実感しました。

リトルアーティストは、参加者が少なく、
「私がやってる内容も、すこし、難しいのかな。もう、辞めようかなあ」と、
何度か考えるのですが、参加してくれる子は、とても、楽しみにしてくれていて、
また、とても、いい作品を見せてくれるので、その度に、
やっぱり、もう少し、続けよう、とも励まされます。

なのかも含め、異年齢の、感性の違う、アートの好きな子供同士、
一緒に造形体験をすることは、かけがえのない経験になるし、
できれば、続けていけたらな、と思います。
年長児の女の子が、描いてきてくれた、セサミ。ブログを見て、描いてくれたのだそう。細かいところまで、正確に写してあります。すごい!
彼女は、1月のフィギュアドローイングのレッスンの後、家でも、
お父さんやお母さんの姿を、スケッチしていたそうです。
いろいろなポーズを描くようになったとも、お母さんが教えてくれました。
1回の体験で、ここまで、大きく視点を変えて、世界を拡げていける、というのは、
こどもって、可能性の塊だなあ、と思います。

明日から、私はまた、作業漬けの日々ですが、
一陣の風を感じる、1日でした。

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